2018年7月25日(水)
7月25日にグランドオープンを迎える『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』。新たに追加されるカードパック第2弾“時を超え、父を超えて”のカードを入れたデッキで先行プレイを楽しめたので、その感想をお届けします。
第2弾のカードで注目したいのは、2つの新たなスキルです。1つめは“〇〇との絆”というもの。このスキルを発動すると、デッキから対象のカードと手札を交換できます。
例えばAR6人造人間18号(紫)は“クリリンとの絆:赤/紫”というスキルを持っています。これは、自分のデッキから赤または紫属性のクリリン1枚をランダムに選び、手札と交換するスキルです。
今回遊んだ中では、URのAR6人造人間18号(紫)や、AR2チチ(紫)が“絆”スキルを持っていました。このスキルをうまく使えば、カードゲームにはどうしてもついて回る“引き運”を調整できるでしょう。
もう1つは“超変身”。先行プレイでは、AR8孫悟飯(青)の超変身を体験できました。これは、特定の条件を満たしたうえで“変身”の条件を満たすと発動するスキルです。
通常の変身よりも強力なスキルを使えるようになります。新たに追加されるAR8孫悟飯を例に、変身と超変身の違いを見てみましょう。
▲上が通常の変身で、下が超変身です。BPはもちろん、メイン・サブスキルが強力に! ビジュアルにも違いがあります。 |
注意したいのは、変身した状態から超変身はできないということ。超変身を狙う際には忘れずに!
第2弾カードの実装に先駆けて、新カードを使った2つのデッキでプレイできました。
ひとつめのデッキは、人造人間18号とクリリンのシナジーを軸にしたデッキ。そのレシピはこんな感じです。カード名の頭に★が付いているのは、第2弾カードとなります。
AR | カード名 | レアリティ | 属性 | 主なスキル効果 |
1 | ミスター・サタン | N | 黄 | 【公開時】【覚醒】このラウンド中、自分はAR8以上のアタックを回避する。 |
2 | ★ 人造人間17号 | R | 赤 | 【サポート効果】自分の〈人造人間〉のアタック時、そのカードをBP+1000する。 【ラウンド終了時】敵のサポートに「赤/青属性」の《ピッコロ/孫悟飯》があれば、自分の手札のカードをBP+5000する。 |
3 | ★ 人造人間19号 | N | 赤 | 【アタック時】このラウンド中、敵のサポートに〈サイヤ人〉があれば、このカードをBP-10000する。 |
4 | クリリン | SR | 赤 | 【サポート効果】【覚醒】ラウンド終了時、自分の手札のカードをBP+500する。 【公開時】【本気】「衝撃波:2000」を放つ。 |
5 | クリリン | N | 紫 | ― |
6 | ★ 人造人間18号 | UR | 紫 | 【サポート効果】ラウンド終了時、このラウンドに自分の《クリリン》がアタック権を獲得していれば、自分の気を1増やす。さらに【超本気】ならば、増やす気は2になる。 【ラウンド終了時】〔クリリンとの絆:赤/紫〕自分のデッキから「赤/紫属性」の《クリリン》1枚をランダムに選び、手札と交換する。 |
7 | ★ 人造人間18号 | R | 赤 | 【アタック時】【覚醒】このラウンド中、自分の気が1以下ならば、BP+3000する。 【アタック時】【超本気】自分のサポートに「赤属性」が3枚以上あれば、BP+3000する。 |
8 | ★ クリリン | R | 紫 | 【アタック時】自分のサポートに《人造人間18号》があれば、BP+1000する。 【アタック終了時】自分のサポートに《人造人間18号》があれば、デッキに戻る。この効果は【超覚醒】では発揮しない。(バトル中に2回) |
こちらのデッキの軸になるのは、なんと言ってもAR6人造人間18号(紫)。このカードでクリリンを手札に呼び込んでいくタイプのデッキです。
第2弾で新たに登場するAR8クリリン(紫)は、サポートに人造人間18号がいると、BPが1000増えるうえ、アタック終了時にデッキに戻っていくスキルを持っています。このコンボが決まれば、デッキが一巡する間にAR8のカードを2回以上使えることに。
さらに、AR6人造人間18号(紫)をサポートに置いた状態で、クリリンでアタック権を獲得すると、“気”にボーナスが発生します。これもうれしいところですね。個人的にはAR5の枠をポルンガ(紫)に入れ替えて、紫属性に偏らせるのもアリかな~なんて思いました。
AR | カード名 | レアリティ | 属性 | 主なスキル効果 |
1 | ミスター・サタン | N | 黄 | 【公開時】【覚醒】このラウンド中、自分はAR8以上のアタックを回避する。 |
2 | ★ チチ | N | 紫 | 【ラウンド終了時】【覚醒】〔孫悟空との絆:紫/黄〕自分のデッキの「紫/黄属性」の《孫悟空》1枚をランダムに選び、手札と交換する。 【ラウンド終了時】自分のサポートに《孫悟空》か《ヤムチャ》があれば、自分のライフを1500回復する。 |
3 | パン | R | 青 | 【ラウンド終了時】【覚醒】BP+1500/AR+1する。 |
4 | 孫悟空 | N | 赤 | ― |
5 | ★ チチ | SR | 紫 | 【サポート効果】自分の《孫悟空》か《孫悟飯》のアタック時、BP+1000する。 【ラウンド終了時】【本気】自分のサポートに《孫悟空》か《孫悟飯》があれば、自分のライフを2000回復する。自分のサポートに両方があれば、5000回復になる。 |
6 | 孫悟空 | SR | 黄 | 【後退時】「変身」する。 |
7 | ★ 人造人間16号 | N | 青 | 【サポート効果】自分の《孫悟飯》か《人造人間17号》か《人造人間18号》のアタック時、このラウンド中、そのカードをBP+1500する。 |
8 | ★ 孫悟飯 | UR | 青 | 【公開時】自分の気が2以上あれば、「変身」する。さらに自分のサポートに《人造人間16号》があれば、「変身」ではなく「超変身」する。
【手札効果】【本気】ラウンド終了時、このカードをAR+1する。(バトル中に1回) |
第2弾の注目カードの1枚であるAR8孫悟飯(青)をメインにしたデッキです。AR8孫悟飯(青)の“変身”&“超変身”後のスキルなどは、下の画像を参照ください。
▲“変身”後はこちら。 | ▲“超変身”後はこちら。 |
このデッキにも“絆”スキルを持ったAR2チチ(紫)が入っていますが、特定のカードを手札に入れるためというよりは、早めに手札にAR8孫悟飯(青)が来てしまった時に“デッキに戻ってもらう”ために使う感じでしょうか。
AR8孫悟飯(青)の変身条件は割と簡単に達成できるのですが、“超変身”の条件達成がすこし難しい印象でした。そのぶん、超変身ができると攻防ともに優れたカードになるうえ、AR7人造人間16号(青)とのシナジーでBP自体もアップするので、達成した時の見返りはなかなかのものなのではないかと。可能であれば、もう1枚デッキに人造人間16号のカードを入れたいところですね。
また、AR5チチ(紫)はサポートに悟空や悟飯があると強烈な回復効果を発揮しますし、サポーターとしても悟空や悟飯を強化してくれます。強力な悟空や悟飯のカードを持っている際には、デッキに入れてみてはいかがでしょうか?
この先行プレイではNPCとのバトルが楽しめたのですが、かなり驚かされた新カードがありました。それは、敵NPCが使ってきたAR2ブルマ(緑)。このカードは、超本気かつ超覚醒の時にAR判定を逆転できるというもの。
グランドオープン前の環境ではAR4ビルス(緑)を使うことで、AR2以下の緑属性カードに判定逆転の効果を持たせることができましたが、AR2ブルマ(緑)のすごいところは単体で能力が成立しているところです。
使えるタイミングはピンチの時と限られていますが、緑属性にはAR4ビルス(緑)のように、それを補うカードがありますので、要注意になるカードかもしれません。
第2弾では、人造人間系のカードを採用したデッキが増えそうなので、それに伴って人造人間への対策カードが役に立つ機会も増えそうです。わかりやすいのが、AR3ピッコロ(赤)でしょうか。
このカードは、敵のサポートに人造人間がいる場合、手札のカードを+BP6000してくれるサブスキルを持っています。手札によってはBP10000以上のカードを作ることもできるでしょう。
他には、レッドリボン軍のカードが充実してくるので、AR1レッド総帥(赤)やAR2ブラック参謀(青)をはじめとしたカードを使う機会も増えそうです。
このように、過去のカードプールを見て、あれこれ考えてみるのも楽しいと思います。ぜひいろんなカードをデッキに入れて、バトルを楽しんでみてくださいね。
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