2018年7月30日(月)
『アークザラッド R』土田俊郎さんが“R”に込めた意味を語る。舞台設定や主人公&ヒロインの情報も
フォワードワークスは、スマートフォン向けゲーム『アークザラッド』シリーズ新作発表会を7月30日に開催しました。
『アークザラッド』は、第1作が1995年に発売され、“光と音のRPG”のキャッチフレーズの通り、派手な演出、物語に深みを与える重厚なサウンド、そして圧倒的なやりこみ要素などから多くのユーザーの支持を集めたロールプレイングゲームの人気シリーズです。
本作は、2016年12月に開催されたコンテンツ発表会“ForwardWorks Beginning”で発表され、多くの期待の声が寄せられた『アークザラッド』シリーズの完全新作です。
発表会では、まずムービーが公開。『アークザラッド』、『アークザラッドII』のストーリーを振り返るものとなっていましたが、最後にシリーズ最新作のタイトルが『アークザラッド R』であることが明かされました。
映像が終わると、川口智基さん(フォワードワークス・エグゼクティブプロデューサー)が登壇。『アークザラッド』シリーズのストーリーなどを振り返ると、『アークザラッド』、『II』の続きを描いたという本作のプロモーションビデオが公開されました。
映像が終わると『アークザラッド R』の舞台設定やキャラクター、スタッフ陣に関する内容が説明されます。
本作の舞台は、“大崩壊”から10年後の世界。復興の真っただ中にある世界に再び暗雲が立ち込めます。崩壊前の文明を復活させ、驚異的な速さで勢力を広げる軍事帝国・アルディアの登場により、大きな犠牲の先につかんだはずの平和がもろくも崩れ去ろうとしてしまいます。
最初の舞台は、復興の進む水上都市国家・ミルマーナで、自警団に所属する少年・ハルトを主人公に、謎の少女・ミズハをヒロインにして物語は進みます。登場キャラクターは、歴代のキャラクターも登場するとのこと。なお、今後公式Twitterを通して公開予定となっています。
スタッフ陣は、企画・原案・ゲームデザインを土田俊郎さん、シナリオを米坂典彦さん、アート原案を小山英二さん、国末竜一さん、はやしひろしさん、音楽を安藤正容さん(T-SQUARE)が担当しています。シリーズとして守るべきところは守りつつ、当時はできなかったことや今の時代ならではのことにチャレンジし、新しい『アークザラッド』の提供を目指していることを話していました。
ステージに、新川はるかさん(オルトプラス 第3スタジオ スタジオ長)と佐藤悠平さん(オルトプラス 第3スタジオ)が登壇し、本作のゲームプレイが行われました。
本作のバトルシステムは、戦略性を重視しており、基本操作はスマートフォンに適したものになっています。バトルシステムとしては、正面から攻撃すると反撃されてしまうので、『アークザラッド』、『II』にもあったように、いかに敵の背後をとり、自分は背後を見せないかが重要なポイントになるようです。
さらに、他キャラに影響をおよぼす“オートスキル”に加えて、アクティブスキル“必殺技”なども実装されているとのことでした。
本作は、シナリオを読み進めながらバトルクエストをこなすことでゲームが進行します。シナリオには、メインストーリーの他、キャラごとのストーリーも用意されており、シリーズファンにはたまらない“ハンターズギルド”や“遺跡”、他のユーザーとの戦いを繰り返して上位層を目指す“闘技場”などのやり込み要素も実装されていることが明かされました。
ゲームプレイと概要の説明後に、本作の企画・原案・ゲームデザインの土田俊郎さんが登壇し、「『アークザラッド II』の続きを描くということで、ファンの皆さまの期待を裏切ってはいけないというプレッシャーが強かったです。ようやくこの日を迎えられてほっとしています」とコメント。
さらに、「ファンの皆さまの思い出を大事にしつつ、新作を作らせていただく以上、話のスケールを大きくしたい、予想できるものではなく、先が見たくなるものを作りたいと思いました。本作をプレイしたことで、新たな思い出となるような体験を提供したい」という開発への思いと意気込みを語りました。
また、本作の“R”に込めた意味ついても説明し、「リボーンやリブートなどいくつかの意味が込められています。さらにストーリーに絡むキーワードにもなっていますが、それはプレイしていただいてからのお楽しみということで!」と話しました。
最後に「新たな主人公とヒロインによるオリジナルストーリーでありつつ、『II』の続きの物語でもあるという両立ができたと思っています。ファンの皆さまには、あの物語の続きをスマートフォンで手軽に楽しんでいただきたいです。また、ストーリーとバトルにしっかりとしたプレイ体験ができるよう作り込んであるので、シリーズを体験されていない人もぜひ遊んでいただけるとうれしいです」とファンへメッセージを送りました。
▲川口さん(フォワードワークス・エグゼクティブプロデューサー) |
▲土田さん(『アークザラッド R』企画・原案・ゲームデザイン) |
イベントの最後には、本作の事前登録キャンペーンやTwitterフォロー&リツイートキャンペーンの実施に加えて、PS Storeで『アークザラッド』、『II』の半額セール実施、“Japan Studio 音楽祭2018”で楽曲が披露されることが発表されました。
本作の概要や事前登録キャンペーンや、Twitterフォロー&リツイートキャンペーンの詳細は、別記事で紹介しているのであわせてチェックしてみてください。
(C)Sony Interactive Entertainment Inc. cForwardWorks Corporation.
Developed by AltPlus Inc.
データ
- ▼『アークザラッド R』
- ■メーカー:フォワードワークス
- ■対応機種:iOS
- ■ジャンル:RPG
- ■配信日:近日
- ■価格:基本無料/アイテム課金
- ▼『アークザラッド R』
- ■メーカー:フォワードワークス
- ■対応機種:Android
- ■ジャンル:RPG
- ■配信日:近日
- ■価格:基本無料/アイテム課金