第一次世界大戦を描く『11-11 (イレブン イレブン) 』が2018年に発売。イライジャ・ウッドさんがボイス担当

文：電撃オンライン

　バンダイナムコエンターテインメントは、PS4/Steam用ダウンロードソフト『11-11（イレブン イレブン） Memories Retold』を2018年に発売します。

　本作は、油絵テイストの独特なグラフィックが印象的な追体験型アドベンチャーゲーム。国籍の違う2人の主人公の視点から、第一次世界大戦を舞台にした、繊細なストーリーが展開します。終戦記念日“11月11日”をテーマに、戦争の現実や人の“愛”と“絆の力”を描いています。

　クレイアニメを中心としたアニメーション映画スタジオの“Aardman（アードマン）”と、ゲーム制作者として著名なYoan Fanise（ヨアン・ファニーズ）さんが開発に参加する“DIGIXART（デジックスアート）”のタッグでおくる、第一次世界大戦終結100周年記念作品です。

　さらに、人気映画『ロード・オブ・ザ・リング』の主演を務めたElijah Wood（イライジャ・ウッド）さんが主人公のキャラクターボイスに抜擢されています。

第1弾トレーラー公開！

　公式サイトにて、本作の第1弾トレーラーが公開されました。

　第一次世界大戦の激戦地となった、ベルギーのフランダース平原。激しい戦闘の末、抉られた大地の一面に、一斉に咲きだしたポピーの花たち。その儚（はかな）くも美しい姿にインスピレーションを受けたカナダ人“ジョン・マクレイ”が綴った“フランダースの野に”の詩にあわせて、本作の世界観を紹介。

　戦没者たちを追憶するかのように、ゆっくりと流れていく油絵テイストの独特なグラフィックを見てとれます。

クレイアニメを中心としたアニメーション映画スタジオ“Aardman”がゲーム市場に本格参入

　ストップモーションを使ったクレイ・アニメーション映画でアカデミー賞をはじめとする賞を多数受賞し、『ひつじのショーン』、『ウォレスとグルミッド』、『チキンラン』でおなじみのアニメーション映画スタジオ“Aardman”が本作のグラフィックとゲーム開発を務めるとのこと。

　また、ゲーム制作者として著名なYoan Faniseさんが開発に参加する“DIGIXART”がゲームシステム開発を担当します。

油絵テイストのアートと、大戦当時の流行曲を再現したオーケストラ演奏が世界観を演出！

　アニメーション映画スタジオ“Aardman”が描き出す油絵のような独特なグラフィックは、本作の最大の魅力のひとつ。物語を追体験するうちに、徐々にこの不思議な世界観の中にひき込まれていく。

　また、数々の人気ゲームの作曲を手掛けるOlivier Deriviere（オリビエ・ドリビエール）さんがゲーム音楽を担当します。ロンドンフィルオーケストラやイギリスの合唱団による臨場感のある生演奏で、当時のリアルな舞台をこだわり深く再現。

『11-11（イレブン イレブン）』とは？

　海外映画のような繊細に紡がれるストーリーを、2人の登場人物の視点で追体験するノンフィクションテイストのアドベンチャーゲーム。銃弾が飛び交う悲惨な戦場や、疲弊した兵士たちがひしめく塹壕など、戦争当時のリアルなシーンを懸命に潜り抜け、プレイヤーはストーリーを進めていきます。

　物語の舞台は、第一次世界大戦直下の欧州。1916年11月11日。カナダを出身国とするカメラマンとドイツを出身国とする技師が、それぞれの想いを胸に戦場へと向います。敵対する2人は出逢い、戦争の現実に衝突。彼らは戦場で、怒り、憎しみ、哀しみにふれ、それぞれが迷い、葛藤を繰り返します。

　そして2年後の1918年11月11日午前11時。第一次世界大戦の最終日に、彼らは最大の選択に迫られることになるのです……。

キャラクター紹介

Harry（ハリー）（声優：イライジャ・ウッド）

　カナダを出身国とするカメラマン。憧れの女性に認められるため、戦争の現実をカメラに残そうと戦地へおもむく。

　人気映画『ロード・オブ・ザ・リング』主演がハリーの声を熱演。

Kurt（クルト）（声優：セバスチャン・コッホ）

　ドイツを出身国とする技師。戦場で行方不明になった息子を捜すために、妻と娘を残し、単身戦場へやってきた。

　欧州のドラマや映画で活躍中の俳優がクルトの声を熱演します。

Memories Retold ＆ (C)2018 BANDAI NAMCO Entertainment Europe.

• 『11-11（イレブン イレブン） Memories Retold』公式サイトはこちら

データ

関連サイト

• 『11-11（イレブン イレブン） Memories Retold』公式サイト