2018年8月20日(月)
フリューが2018年10月18日に発売予定の、PS4用アクションRPG『CRYSTAR ‐クライスタ‐』。新たに公開されたキャラクターや、シンプル操作ながら爽快に戦えるバトルシステムについて紹介します。
『CRYSTAR ‐クライスタ‐』は、“少女の涙”というキャッチーな表現をテーマに、“泣いて戦う”感動のストーリーが体験できる、フリュー初のPS4向け完全新作のオリジナル本格派アクションRPGです。
シナリオ・久弥直樹さん、キャラクターデザイン・リウイチさん、キャラクターデザイン&キャラクターモデリングリード・ntnyさん、インサートイラストレーション・ウエダハジメさん、開発・ジェムドロップ、BGM・削除さん、オープニングアニメーション制作・シャフトといった豪華スタッフが集結し、制作されています。
『CRYSTAR ‐クライスタ‐』の物語は、死後の世界“辺獄”を舞台に展開します。自称悪魔のメフィスとフェレスにより管理されている辺獄に、妹のみらいと一緒にひきこまれてしまった主人公の零。誤って殺してしまった妹を“ヨミガエリ”させるため、代行者となった零の戦いが描かれます。
▲主人公の零(声優:近藤玲奈さん)。妹の“ヨミガエリ”という彼女のエゴにより物語が進みます。 |
▲妹のみらい(声優:千本木彩花さん)を取り戻すため、零は過酷な戦いに身を投じるのです。 |
【物語のキーワード】
●代行者
さまざまな理由から悪魔と契約し、契約の代価として“理念(イデア)”を集めたり、代行者であるための義務“シレン”で、“幽鬼”や“幽者”といった異形を刈る存在たちです。
●理念(イデア)
辺獄で自意識のある存在が激情を伴って流した体液が、稀に結晶化したもの。悪魔が求め、集めています。
●幽者
死んだ時に魂に欠落があり、そのエラーによって自意識が芽生えかけている死者の魂。他の魂たちとは異なり、各々の理念が具現化した異形の姿形をしています。
魂の欠落により言葉などは介せず、攻撃的な振る舞いをします。
●幽鬼
自意識の芽生えた“幽者”たち。あたまに輪っかが付いています。稀に人型の姿をした強力なちからを持つ個体が存在します。
幽者と異なり言葉を介し、その多くがヨミガエリを望むため、他の幽鬼や生者の魂の“吸魂”を率先して行おうとします。
●ヨミガエリ
死者がヨミガエリすること。悪魔との契約によって叶えられる他、幽鬼などの死者が他の幽鬼や生者の魂を奪う“吸魂”を実行し、欠損した魂を完全に修繕することで行うこともできます。
●吸魂
ヨミガエリを望む幽鬼が、他者(主に他の幽鬼)を襲い自分の魂の欠落を埋める行為。
強力なちからを持つ幽鬼に限り、現実世界にいる生者の魂に干渉し辺獄に落とすことで、その魂を奪うことも可能です。
新たに公開された4人のキャラクターを紹介します。アナムネシスと千はリウイチさんが、小衣と777はntnyさんがキャラクターデザインを担当しています。
「ワタシはヨミガエリしなくてはいけないのよ。たとえ、屍の山を踏み台にしようとも、ね」
零とみらいを辺獄に引きずり込み、零がみらいを殺してしまう原因を作った人型の幽鬼です。ヨミガエリをして忘れてしまった大切な存在を取り戻すためと、彼女なりのある復讐のために暗躍しています。
▲他者の魂を吸いヨミガエリを目論んでいます。零にとっては諸悪の根源であり、何度も邂逅する因縁の敵です。 |
「あの子の……あの人のかたき……アナムネシス。あんたは絶対にウチが倒す」
零にとって代行者の先輩となる生者の女性。危機的状況だった零を救い、先輩代行者として助言を与えてくれます。守護者の名前は“ディオゲネス”。
アナムネシスに襲われ、当時付き合っていた男性と、身ごもっていた子どもを亡くしており、アナムネシスへの復讐を果たすために戦っています。
▲普段は関西弁の優しくゆかいなお姉さんキャラ。年下のかわいい女の子好きで、零も例外ではありません。 |
「罪なき存在をおそう幽鬼を、認めるわけにはいかない。信じた正義を貫き、悪を討つ」
零と同じく、生者でありながら辺獄へ引き込まれ、魂(蝶々)の姿で辺獄をさまよっていた少女。その後、自分自身が誰であるかを思い出し代行者となります。守護者は“ソクラテス”。
ある大事故の唯一の生き残りであり、その時に最愛の母親を亡くしています。また、検事である父の影響で“正義”という言葉に固執しています。
▲辺獄で彼女の信じる“正義”を通すために代行者となった千は、零と行動を共にします。その正義の先で彼女を待つものは……? |
「えんじょいでえきさいてぃんぐに! 人生はエンターテイメントだヨ!」
辺獄で出会う故人の少女。アナムネシスと同様に人型をしている幽鬼で、異形の姿をしている幽鬼とは一線を画するちからを持っています。
なぜか零のことを気に入り、遊ぼうと執拗に絡んできます。その結果、零を喜ばせるために辺獄の見た目を変えてしまい、先に進めなくなってしまった零たちは彼女と“遊ぶ”ことに……。
▲辺獄の作りを変えてしまうほどの強大なちからを持つ777。先に進むには、彼女の“遊び”に付き合うしかないようです。 |
零がみらいを救うために、戦いながら進むことになる8層からなる“辺獄”。新たに3つの辺獄のビジュアルが公開されました。
▲II層・虚飾ノ庭。学校のような建物や中庭のようなエリアが見える辺獄です。小衣に深く関係がある場所のようで、進むことで彼女の過去が明らかになります。 |
▲III層・糾弾ノ檻。廃墟のような雰囲気の建物に、たくさんの檻のようなものが点在しています。その檻に捕らわれるものは……? |
▲IV層・快楽ノ園。777が零のためにかわいく変化させた層です。777好みのビジュアルとのことで、かなりメルヘンチックな雰囲気になっています。 |
バトルのフィールドとなる辺獄では、あたりを彷徨う異形たちに直接攻撃をして、シームレスに戦いを繰り広げることができます。
レベルによって覚えるスキルは、1キャラクターあたり9種以上用意されています。R1+□、△、○、×のコマンドに、自分好みに自由にスキルをセットできます。
スキルは好きなタイミングで発動でき、スキルを駆使すればボタンを押すだけの簡単操作で戦うことが可能です。
弱攻撃(□ボタン)、または強攻撃(△ボタン)を連続で繰り出すと、キャラクターごとに異なるコンボアクションが発生します。
強攻撃コンボの中には打ち上げ技もあり、上手く操作すれば空中に浮かせた無防備な敵に追撃することもできます。
主人公である零の他、ストーリーが進むにつれ3人の少女たちが仲間になります。仲間となったキャラクターは、戦闘中でも自由に切り替えて操作ができます。
また、キャラクターごとに得意な戦い方のスタイルが異なるため、自分のプレイスタイルに合わせたキャラクターで異形たちとのバトルに挑めます。
▲片手剣を扱う零はオールラウンダー型。クセがない操作性なので扱いやすく、アクションが少し苦手という人にもおすすめです。 |
▲小衣はナックル型の思想を使うパワー型のキャラです。コンボ数が少なく、一度に複数の敵を相手にするのは不得手ですが、一撃のダメージ量はピカイチ。 |
▲両手剣型の思想を扱い、高速連続攻撃が得意な千。一撃ごとのダメージは低いですが、手数の多さで敵を圧倒しましょう。 |
▲コンボの途中でキャラクターを切り替えて、さらにコンボをつなげることもできます。自分なりに戦いやすい方法で、辺獄でのバトルを切り抜けていきましょう! |
▲もちろん小衣や千も泣くことで覚醒し“守護者”とともに戦うことができます。泣き言でゲージを溜めることも可能です。 |
※画面は開発中のものです。内容、仕様は製品版と異なる場合があります。
(C) FURYU Corporation.
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