2018年8月17日(金)
リイカが8月下旬の配信を予定している、新作スマートフォン用RPG『ファイブキングダム-偽りの王国-(以下、ファイブキングダム)』。本作のプレス向け試遊会が7月に開催されました。その試遊会の様子と、実際にプレイして感じた本作の魅力を紹介します。
試遊会では、まず『ファイブキングダ』のプロモーションビデオがスクリーンに映し出されました。ヴォーカリストのやなぎなぎさんと作曲家のTom-H@ckさんがタッグを組んだ本作主題歌『Part of Tears』とともに、本作の特徴を存分に含んだ美しい映像が流れます。
プロモーションビデオが終わると、石井英貴プロデューサーが登壇。世界観やキャラクターなど本作の内容や、今後の展開についての説明がありました。
▲『ファイブキングダム』プロデューサーの石井英貴さん。 |
本作の舞台となるのは、“アレルイオ”、“オルク”、“ジェン”、“タイラード”、“サイリィアス”という5つの王国。国を繁栄させる力を持っているリフルクリスタルによって生まれた5つの王国にはさまざまな思惑があり、主人公のトリストは戦いに巻き込まれていくことになります。
冒険を通じて、トリストの成長や物語の根幹に触れていくという流れになるようです。ストーリーは、松岡禎丞さんや堀江由衣さんなど豪華声優陣によるフルボイスで展開していきます。
▲主人公のトリスト(声優:松岡禎丞) |
▲ヒロインのリアリ(声優:茅野愛衣) |
▲エルフの守護者・クロエ(声優:堀江由衣) |
また本作バトルは、“ネオタクティクス・オートバトル”と名付けられたシステムが採用されており、セミオートバトルではあるものの、マニュアルの介入度が高いのが特徴です。石井プロデューサーによると「大きな敵に出会ったときにキャラクターの位置取りやスキルを任意設定することでゲームの結果に介入できるシステムです」とのこと。
▲攻撃や支援など戦況を変えられる必殺技“オーバーアーツ”もあり、通常攻撃やオーバーアーツを駆使して戦っていきます。 |
本作ならではのシステムが搭載されつつも、他のプレイヤーと共闘できるレイドバトルや入手したキャラクターの育成といった、従来のスマホゲームとしての大事な部分もしっかり入っています。システムの1つにキャラクターを作り出す“転生”と呼ばれるものがあるのですが、日本版特有のシステムとして転生でしか作れないキャラクターもいるようです。
ここで、人気イラストレーターのVOFANさんが描き下ろした日本オリジナルキャラクターの実装が発表されました。この他にも、日本だけのオリジナルキャラが続々と登場する予定。オリジナルキャラクターだけでなく、アニメとのコラボキャラも準備しているとのことです。
この他、日本のゲームファン向けにバランスの再設計を行っていることも明らかになりました。
▲台湾のイラストレーター・VOFANさんによる、日本オリジナルの新キャラクター。 |
▲こちらの画像にいるキャラクター“メモリア”も、日本ではスタート時から参戦するようです。 |
試遊会の最後に、石井プロデューサーは「本作は海外ですでにリリースされていて、日本では夏にリリースを予定しています。キャラクターの出来や3Dグラフィックは標準以上のものだと思っていますし、セミオートRPGをさらにおもしろくするものを考えました。少々時間はかかってしまいましたが、夏に遊んでいただけるように開発しているので、あと少しお待ちください」と話されました。
ここからは、試遊会で『ファイブキングダム』を実際にプレイして感じた感想をお届けします。
▲オープニングからハイクオリティなムービーが流れます。周囲からも「おお!」という声が聞こえました。 |
本作は“クォーツ”を消費してクエストの各ステージに挑み、バトルを一定数こなしてクリアを目指します。最初の数ステージはチュートリアルになっており、先にご紹介した“ネオタクティクス・オートバトル”をはじめとする各システムを丁寧に説明してくれます。
▲拠点となるロビー。 |
▲クエストを選び、ステージを選択すると挑戦開始。 |
▲本作のさまざまなシステムについて、チュートリアルが用意されています。 |
実際にネオタクティクス・オートバトルを体験してみましたが、スキル発動や攻撃のターゲットを決めるだけでなく、キャラクターの移動もできました。前衛を敵の中心に移動させて攻撃を引きつけたり、逆に敵の攻撃をよけたりでき、慣れてくると戦略の幅がかなり広がりそうな印象です。
キャラクターへの指示はタップ1つでできますし、基本はセミオートでバトルが進行するため、非常にスマホでプレイしやすかったです。考えた通りの動きをして敵に勝てた時の喜びはひとしおですよ。
▲左下のアイコンをタップするとキャラクターの行動を指示できるようになります。行動指定後、再度左下のアイコンをタップするとキャラクターが行動を開始します。 |
今回のプレイは序盤ということもあり基本的にはオートで進めましたが、敵が強くなってくるとネオタクティクス・オートバトルでどう動くのかが重要となりそうですね。
▲試遊機ではコラボキャラクターとして登場するVtuberのミライアカリを先行で使うことができました。こちらはミライアカリのオーバーアーツの一場面。 |
本作には多数のキャラクターが登場し、ステージクリア後やガチャで入手します。それらを5人まで自由に編成して、戦っていくわけです。
試遊会では、端末にガチャに必要となるルビーを用意してもらっていたので、ちょっと100連(!?)ほどやってみました。
▲魅力的なキャラクターがたくさん登場します。 |
キャラクターは他のキャラクターを素材に育成したり、武具を装備させたりして強化できます。キャラクターの育成方法が豊富で、じっくりキャラクターを育てるゲームが好きな方にもオススメです。
キャラクターによって使えるスキルが異なるので、お気に入りを見つけて、最強のパーティを考えるのもおもしろそうですね。
▲印象的だったのは、感情の効果と呼ばれるシステム。バトル中キャラクターがセリフを言うと、対応する効果が発動します。この効果を見ながらパーティを編成するのもよさそうです。 |
▲各キャラクターには装備させる武具は、ステージで手に入る素材を組み合わせて作成できます。 |
▲パーティの陣形も複数用意されています。陣形によって、配置したキャラクターのステータスにボーナスがつきます。 |
今回は少ししか触れなかったのですが、それでもやり応えのあるバトルが楽しめることがわかりました。バトルだけでなく、キャラクター育成も豊富で、かなり遊び甲斐がありそうです。
現在『ファイブキングダム』は、事前登録が受付中です。ゲーム内容が気になった方は、登録してみてはいかがでしょうか。
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