2018年9月10日(月)
『メギド72』プレイヤーの胸を打つ王道ストーリーと駆け引きがアツいバトルに注目
こんにちは! RPGが大好きすぎて、人の家にある壺を割りたくなってしまうライターのカワチです。
さて、さっそくですが皆さんは『メギド72』というスマートフォン向けRPGをご存知でしょうか? 聞いたことがなくてもタイトル画面を見れば「見たことがある!」とピンと来る人も多いかもしれません。
▲号泣してるタイトル画面! インパクトありすぎですね!! |
この号泣しているキャラクターの姿が印象的な『メギド72』。DeNAが運営し、『ワイルドアームズ』シリーズや『ケイオスリングス』シリーズで知られるメディア・ビジョンが開発を担当しており、引き込まれるストーリーや戦略性のあるバトルがおもしろく、まるでコンシューマのゲームを遊んでいるかのような満足感のあるゲームになっています。
さらにその一方でバトルのスキップやワンボタンでの強化などストレスフリーなシステムもバッチリ搭載されており、もどかしさやわずらわしさを感じることがないのも魅力。
どこをとっても高クオリティに仕上がっており、多くの人にプレイしてもらいたい作品になっています。ここではそんな『メギド72』の魅力を大きくストーリーとバトルのふたつに分けて解説していきましょう。
プレイヤーの胸を打つ王道ストーリー!
天使と人間、悪魔が住んでいる3つの異界が存在する『メギド72』。本作の舞台は“幻獣”という脅威が出現するようになったヴィータ(人間)の世界となります。
突如として幻獣に襲われた主人公が、殺されかけた瞬間に左手の指輪が光り、悪魔とされる“メギド”たちの力を借りて生還。
普通の人には知覚できないメギドの力の源“フォトン”を見られる主人公は、その素質とメギドたちの力を使って幻獣たちと戦う……というのが本作のストーリーになります。
▲“世界崩壊(ハルマゲドン)”から世界を救うため冒険することに。 |
故郷の村を蹂躙された主人公が世界を救う冒険に出たり、派手な王都防衛戦があったり、未開の地で見知らぬ兵器を発見したりと、ファンタジーRPGの王道とも言えるシチュエーションが満載で、グイグイ世界観と物語に引き込まれていきます。メインストーリーに関してはかなりシリアスな雰囲気に統一されているのも自分好みです。
▲テンポのいいキャラクターの会話もあり、必要以上に重苦しい感じにはなっていません。 |
また、旅をするなかで主人公の仲間となるメギドは増えていき、戦力的にも精神的にも主人公の心強い味方となってくれます。
ただ、彼らはきちんと自分の意志を持ったキャラクターであり、作戦会議などでは主人公の考えに賛同しないことなどもあります。
ほかのゲームだと一度仲間になったキャラクターはそのあと影が薄くなってしまうことなどもありますが、『メギド72』はしっかり存在感を持っています。
またメギドはストーリー以外にガチャで入手することもできますが、彼らもアクが強い人物ばかりなので仲間を集めていくのが楽しいです。
▲オッドアイで小柄と一部の層には大人気間違いなしのアムドゥスキアスちゃんなど、ガチャで手に入るメギドも個性豊かです。 |
自分はストーリー上のメインキャラクターではシバ女王がお気に入りです。
彼女はメギドというわけではないのですが、「のじゃ」口調の喋り方がかわいいですし、彼女もほかの仲間同様にしっかりした思想を持っており、立場の違いなどから主人公と対立したりすることもあり、単なる都合のいいヒロインにはなっていません。そんな彼女が主人公のピンチを助けてくれたりするとアツいんですよね……!
そんな個々の思想を持つ仲間たちと冒険を繰り広げていくことで、主人公が立派なリーダーに成長していくのも本作の見どころ。王道で熱いストーリーを楽しむことが出来ます。
フォトンをめぐる駆け引きが熱いバトル!
本作のバトルには“フォトン”を敵と取り合うことで行動する“ドラフトフォトンシステム”が搭載されています。
フォトンにはアタック、スキル、チャージの3種類があり、画面をフリックしてキャラクターに振り分けて行動することになるのですが、取ったフォトンに応じて通常攻撃やスキルの発動など効果が異なります。
▲中央に出現するフォトンを振り分けていきます。 |
フォトンは味方と敵で交互に取り合うのがポイントで、自キャラクターだけでなく敵の行動も予測しながら選ばなければならず、なかなか奥深いです。
また、キャラクターはそれぞれ個別のスキルや奥義を持っており、戦闘での役割が大きく変わってくるため、それらを意識しながらパーティを組むのが楽しいです!
▲仲間を回復するものや敵を状態異常にするものなどさまざま。 |
ほかのアプリゲームだと強いキャラクターでゴリ押しできてしまうことも多いですが、本作ではキャラクターにレアリティの概念がないため、パーティ編成やフォトンの取り合いなどじっくり戦略を練る必要があります。
また、パーティを編成する際にはどのメギドをリーダーにするのかもポイント。リーダーによってパーティの特徴に変化を加えることもできます。
さらにファイター、トルーパー、スナイパーといったクラスごとの相性をはじめ、ラッシュ、カウンター、バーストといったバトルスタイルを意識することで、よりバトルの奥深さを楽しめます。
レベル上限を上げるアイテムも難易度に適正な場所でしか手に入らなくなっており、とてもバランスがいいです。
▲レアリティによる優劣はなく、どのキャラクターも最高レベルまで高められます。 |
一方で制覇済みのクエストはチケットを使うことでスキップができるなど、レベル上げやメギドを強化するための素材集めも快適になっており、わずらわしさは一切ありません。
アプリのゲームが好きな人はもちろん、普段スマホでゲームをしない人にこそプレイしてハマっていただきたい作品です!
(C)DeNA Co., Ltd.
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