ネットイースは、9月10日に実施された“PlayStation LineUp Tour”（主催：SIE）で、PS4版『荒野行動』を2019年に発売することを発表しました。

　PS4版のゲームにおいてもは、携帯端末と同じくバトルロイヤル方式を採用。100人のプレイヤーが輸送機から飛び降り、戦場へと繰り出され、毒ガスエリアから逃れつつ敵を倒し、最後に生き残る1人を目指して死力を尽くします。

　『荒野行動』は、2017年11月の配信以来、携帯端末におけるダウンロード数が世界で2.5億回を超えており、もっとも人気のあるバトルロイヤルゲームの1つとなっています。さらなる世界進出を図る中、『荒野行動』が行っている日本向けのローカライズの取り組みは、運営側が日本市場を重視していることを十分に物語っています。

　運営会社であるネットイースは、2018年6月に大型オフラインイベント“荒野の光”を開催しました。100名のYouTuberが日本各地から秋葉原に集い、勝負を決しました。

　“荒野の光”ではYouTuberとプレイヤーとの間のイベントだけではなく、プレイヤーが大勢でYouTube実況ライブをするという新たな流れを作り上げました。BUZZCASTの統計データによると、『荒野行動』は2月～7月の6カ月間でYouTubeでのゲーム実況数が日本1位を獲得したとのことです。

　7月には、『荒野行動』はLINEと連携し、新しいゲームコミュニティ体験を実現。LINEとの連携においては、プレイヤーはLINEアカウントでのログインが可能になり、友だちのゲーム情報を随時チェックできるようになりました。

　さらにワンボタンでゲーム内のハイライトをシェアすることや、ワンクリックで素早くLINE友だちをチームに誘い、チームプレイを行うことも可能になりました。

　人気アニメ『進撃の巨人』シーズン3が放送される8月には『荒野行動』と『進撃の巨人』のコラボが実施され、夏休み中のもっともホットな話題の1つとなりました。

　ゲーム内では、『進撃の巨人』とのコラボゲームモード“立体機動装置大作戦”を打ち出し、同時に調査兵団服、巨人マスク、銃器スキンなどの人気キャラクターの専用スキンがストアで展開。新しいコラボは、クオリティーと内容の関連度の高さから、多くのユーザーから好評を得て、8月初頭にゲーム人気ランキング1位を獲得しました。

　『荒野行動』は、その素早い改善サイクルの中で、商品のローカル性を徐々に強化し、ゲームのコミュニティ性を高めつつあります。また、異なるプラットフォームのプレイヤーを定着させ、プレイヤーの固定層をさらに確保していく方針とのことです。

　その他、『荒野行動』の東京新マップは年末に開放されるとのことです。

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