2018年9月10日(月)
ゲームの攻略なら電撃PlayStation! そんな電撃PSはゲーム以外の攻略もできるんです!! ということを証明すべく、この記事では、いろいろなものを攻略していく企画“なんでも攻略”の第1弾“フィギュア撮影攻略”をお送りします。
※画像はイメージです。 |
近頃はスマートフォンやデジカメの普及で、お手軽に写真を撮ってネットにアップできる時代になりました。そのため、新しいフィギュアとかプラモデルを手に入れたら撮影してTwitterやInstagramでアップする人も増えていますよね。
この記事を読んでいる方のなかにも、某絶版おじさんのフィギュアとかパラシュートを背負ったロボットのプラモデルが届いて、早速写真を撮ったりしてる人も多いはず!
しかし、その写真ちょっと待った! 机の上に立たせて正面から撮ってるだけではありませんか? だとしたらもったいない!
これは、とある電撃PS編集部員のデスクで撮ったのですが、物が多すぎて何を見せたいのかわかりにくいです。というかそもそも机の上が散らかりすぎなので、まずは片付けましょう……。せっかく撮影するのであれば、ちょっと工夫して映える写真にしてはみませんか?
今回は、これからフィギュアを撮影したいと思っている初心者の方に向けて、基礎的な撮影テクニックの一例を紹介、攻略していきます! この記事で紹介するテクニックはフィギュアに限らず、小物の撮影などにも使えるのはもちろん、最近のゲームに実装されている“フォトモード”などのスクリーンショット撮影にも応用が効きます。
1回目となる今回は撮影準備編! より映える写真を撮影するために揃えておきたいものなどを紹介していきます。
撮影のときに特に気をつけたいのは背景。背景に関係のないものが映ると、スケール感もなくなってしまいます。人間サイズのフィギュアを撮るならば、やはり180cmぐらいに見えるように撮りたいですよね。
そこで用意したいのが撮影ボックス。手っ取り早くまわりを囲えるので、被写体しか写らなくなります! ネット通販でしっかりしたものも売っていますが、いきなり手を出せないという人も多いはず。しかしご安心を。この撮影ボックス、お手軽に作成可能! しかも、100均で売っているものを組み合わせるだけで作れてしまいます。
●用意するもの(一例)
(1)組み立てるラック用パネル…1~4枚
(2)背景用の紙や布…適宜
(3)照明用のライト…3つ
(4)固定用のジョイント…適宜
▲以上! すべて100均で揃えれば、1000円もかかりません! |
これが、私がよく使っているパネル4枚のパターンです。最初にこの形で使い始めて、いろいろ試していくうちに、スマホやライトを固定するためのスタンドなどを追加して、現在はこの形になっています。
ボックス内で撮影してみました。見栄えがだいぶ違うはず!
そしてこれをさらにいじるとこうなります! ここまでいじると、その違いはハッキリしますね。ちなみにパソコンなどでの加工はしていません!
上の画像では背景にただの白い紙を使っていますが、この紙を変えることで簡単に背景を変えることができます。
色はもちろん、材質を変えることでも違った印象になります。それこそ紙ではなく、布などを使うのもアリです。
光沢のあるサテンなどを使うことで雰囲気も変化! イメージにあった背景を印刷して背景にするのも方法の1つです。
画像加工ソフトに慣れていない人でも、こうすることでちょっとした合成画像のようなものが作れるのがポイント! また、パソコンはあるけどプリンターは持っていない、なんていう人はモニターを背景にする手もあります。
夜景のように、そもそも背景がはっきり映りにくいものなんかは、こちらを使うのもありです。ただし、光量やカメラのピントをどこに合わせるのか、といった細かいテクニックが必要になってきます。
ちなみにこの場合は、背景にピントを合わせると画像がキレイに映らないので、なるべく手前にピントを合わせて背景をボカして撮るのがポイント。
撮影の下準備ができたということで、次回は可動フィギュアを撮影するときに覚えておきたい、ポージングについて解説します!