2018年9月13日(木)
ユナイテッドが2018年10月中旬に配信予定の、新作iOS/Android用RPG『東京コンセプション』のプレイレポートをお届けします。
『東京コンセプション』は、誰もが気軽に爽快感あふれるバトルを楽しめる、簡単操作が魅力の3DRPGです。豪華クリエイターや人気声優陣が多数参加し、現代東京を舞台に“人間と妖怪のキズナ”や“輪廻”を巡る物語が、スタイリッシュに描かれます。
●『東京コンセプション』プロモーションビデオ第3弾
バトルはセミオートで遊べるようになっており、セミオートのサポートを受けながら簡単な操作でアクションを楽しめる仕組みになっています。ゲームの紹介に加え、先行プレイの感想をお伝えします。
かつて失踪してしまった幼なじみとの思い出の場所を訪れた主人公・八雲宗介は、そこで光の中に浮かぶ少女を目にします。
しかし、次の瞬間に現れたのは、おぞましい姿をした怪物の群れ。恐怖と混乱に陥る宗介でしたが、そんな彼を狐の尾を生やした和服の美女が救出します。
「こたびこそ、わらわがお主を守ってみせる!」
どこか懐かしさを感じさせる彼女との出会いをきっかけに、宗介は現代東京で人知れず繰り広げられていた“輪廻を巡る戦い”に巻き込まれていきます。
失踪してしまった幼なじみと現れた妖狐の少女の関係や、“輪廻を巡る戦い”とは……? 思い出と現実が交差する物語が繰り広げられます。
本作のメインキャラクターデザインは、ライトノベルやカードゲームなどでもイラストを手掛けているイラストレーターの生煮えさんが担当しています。魅力的なキャラクターたちを、ボイスを演じる声優とともに紹介しましょう。
都内の高校に通う少年。過去に事故で幼なじみを失くしたトラウマから自己主張に乏しく周囲に振り回されていることも多い反面、人一倍強い正義感を秘めています。いざという時には自らの危険を顧みずに行動します。
とある事件を機に、宗介と行動をともにする妖狐。好奇心旺盛で、ゲームを始めとした人間世界の文化に興味津々。宗介とは浅からぬ縁があるらしく、尊大な態度を取りながらも彼のことを気に掛ける素振りを見せています。
宗介のクラスメイトで、彼とは幼いころからの腐れ縁。早くに両親を亡くし、現在は妹と2人で暮らしています。普段の振る舞いは乱暴ですが、それは妹を守らなければいけないという彼なりの使命感の裏返しです。
おしとやかな金髪美女。その正体は雷の妖怪・雷獣です。戦闘時には得意の電撃で敵を一掃します。ただ、発動に必要となる膨大なエネルギーを補充するために見た目からは想像もつかない大食いで、本人もそれを気にしています。
宗介と同じ高校に通う女の子。持ち前の元気さと天真爛漫な性格で、物怖じすることなく誰とでもすぐに仲よくなれます。運動神経も抜群で、特に足の速さはかなりのもの。所属する陸上部ではエースの呼び声も高いです。
双刀を操る鎌鼬(かまいたち)一族の末裔。幼いころから強さこそ正義という教育を叩き込まれており、自身の鍛錬のため、武者修行の旅を続けています。群れることを好まず、他者に対してぶっきらぼうな物言いをすることが多いようです。
宗介のクラスの委員長を務める少女。警察官として働く姉と2人で暮らしており、姉の影響を受けてか普段の言動は冷静沈着そのもの。ですが、想定外の事態に弱く、トラブルに遭遇すると大きく取り乱してしまうことも。
川や沼などの水辺に隠れ住む河童の少女。気は小さいのですが人懐っこい性格をしていて、一族に伝わる秘伝の薬を用いた癒しの力で周囲をサポートします。外見通りの幼い言動をしていますが、実は妖怪の中でも相当の古株です。
本作はアクション要素が多いものの、その操作自体は極めて簡単。タップ、フリック、長押しの操作ですべてのコマンドが完結しています。さらに、セミオートシステムも搭載されており、細かい部分はゲーム側でサポートしてくれるので、アクションに不慣れでも失敗することが少なく、爽快コンボを決められるようになっています。
戦闘では、敵の怪物(穢魂)を倒してステージを進んでいきます。現れる穢魂をすべて倒せばステージクリアとなります。
敵のターゲティングと通常攻撃は、オートですべて行ってくれます。ですが、ただ見ているだけという訳ではありません。長押しでガードや、フリックで回避行動といったアクションを行うことができます。
ガードはダメージを軽減する効果があり、回避は一瞬で敵との距離を離せます。これらは、主に強力な攻撃を繰り出してくるボス戦で有効です。
▲ガードはダメージを受けるものの、コンボを継続させた状態を維持できます。攻撃をどちらで受け流すか見極めが必要です。 |
『東京コンセプション』の特徴となるのが、つねにセミオートによる操作補助が機能しているという点。バトルが開始すると、自動で移動と攻撃を行ってくれます。操作入力の優先度はプレイヤーが入力したものが高くなっているため、“基本的にはオートで動いてくれて、細かい部分を自分の操作でカバーできる”という感覚です。
▲ちょっと手を放したい時もオートで行動してくれるのはうれしいポイントです。 |
パーティは人間1人と妖怪3体で編成されます。さらに、フィールドで戦う妖怪1体と控えの妖怪2体に分類され、それぞれの攻撃やスキルを使って戦闘を行います。
戦闘中はいつでも控えとの交代が可能なので、状況に合わせて妖怪を切り替えて戦うことが重要です。
▲バトルで活躍しやすい妖怪もいれば、サポートが得意な妖怪もいます。編成の段階でどんな戦い方をする考えておくとスムーズな戦闘が行えます。 |
画面右下の妖怪の顔アイコンをタップすると、その妖怪が持つスキルが発動します。スキルは広範囲の攻撃や、メインキャラの能力上昇などさまざまな効果を持っています。
スキルは、バトル中に発動するバトルスキル、控えで使用した際のアシストスキル、バトルで常時発動するパッシブスキルに分類され、妖怪を強化していくと新たなスキルが解放されます。
▲スキル発動後はクールタイムが発生するので、使いどころはよく選びましょう。 |
妖怪たちは経験値を得ることでレベルアップしていき、パラメータが強化されていきます。ただのレベルアップ以外にも、素材を使って覚醒し、新たなスキルを習得するという強化もあります。
セミオートで操作をおまかせしていてもいいのですが、しっかりと自分で操作をしないと発動できない攻撃も存在します。タップによる攻撃は同じモーションが繰り返されるだけですが、攻撃が終わるタイミングで“RUSH!”ボタンが現れます。
これをタイミングよく押せば、連続攻撃の“ラッシュアタック”が繰り出せます。ラッシュアタックはより強力な攻撃となっており、うまく扱えれば一気に敵を倒せてしまいます。セミオートではラッシュアタックまでは行ってくれません。
▲ここぞという時はしっかりラッシュアタックを狙って、大ダメージを与えていきましょう! |
コンボを続けていると、画面左上のコンボゲージが蓄積されていきます。表示されているレベルを上げることで、妖怪たちへのパラメータボーナスが発生します。ダウンしないようにコンボを繋ぎ、ボーナスを利用してさらに攻撃を行うといった攻め方が強力です。
さらに、攻撃をしていると左下のゲージがたまっていきます。最大までたまると、人間と妖怪のキズナを力にした必殺技“コンパクドライヴ”が発動します。
コンパクドライヴ発動後はコンボゲージが限界突破し、パラメータが大幅に強化されます。コンパクドライヴでダメージを与えつつ、その後も有利に戦えるという一石二鳥な技となっているので、発動できるタイミングがあれば積極的に使っていきましょう。
▲コンパクドライヴ発動時には主人公と妖怪のカットインが発生。ド派手な演出とともに敵を一掃し、その後も強化状態でさらに畳みかける! 超爽快です!! |
実際に本作をプレイしてみたところ、やはり印象的だったのはセミオートによるバトルです。プレイしている最中に「オートが邪魔だな」と思うことはなく、細かい方向操作ミスやコンボミスを防いでくれていて、とても便利だなと感じました。
アクションに慣れている人は普段通り。不慣れな人は遊びやすく。とてもよいバランスのシステムになっており、誰にでもおすすめできるタイトルです。
アクションだけでなく、キャラクタービジュアルとストーリーもゲームへの興味を掻き立ててくれます。キャラクターはすべてのキャラがかわいく、カッコよくが徹底されており、彼女たちが登場するストーリーも先が気になる展開になっていました。
▲個人的には河童のネネコがお気に入りです! |
まだ先行プレイの段階では物語の全貌を見ることができず、出会えなかった妖怪たちも多数いるため、配信開始が待ち遠しい限りです。誰でも気軽に遊べる爽快アクション&人間と妖怪の織り成すキズナの物語を、ぜひお楽しみください。
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