2019年発売予定のPS4/PC（Steam）用ソフト『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』が東京ゲームショウ2018（TGS2018）のアークシステムワークスブースで試遊できました。

　先日プレイアブルキャラクターとして発表された蟇郡苛（がまごおりいら）と猿投山渦（さなげやまうず）を使って遊べたので、早速感想をお届けします。

まずは基本システムを紹介

　本作の基本アクションとしては打撃（□ボタン）、遠距離攻撃（△ボタン）、ブレイク攻撃（○ボタン）、ガード（R1ボタン）があります。

　大まかにガードに対してはブレイク攻撃が強く、打撃に対してはガードが強く、隙が大きく出が遅いブレイク攻撃に対しては打撃が強いといった感じの相性。また、ここに回避（R1＋左スティック）などが加わることで、さらに読みあいが発展する印象を受けました。

　ジャンプボタン（×）を2回押すことで空中ダッシュから奇襲をかけることも可能。相手との距離が離れている時に遠距離攻撃ばかりしかけていると、空中ダッシュで一気に距離を詰められるので気を付けていきたいところ。

　また、本作の特徴的なシステム“血威表明縁絶”についても触れておきます。

　こちらはSPゲージ（体力ゲージの下）が50％たまると発動できる行動。相手の攻撃を受けていない状態でR1＋L1を押すと“血威表明縁絶”が発動できます。発動すると愚弄、挑発、罵倒からいずれかを選びジャンケンのようになります。

　これで勝つことでそれぞれ特典が得られ、あわせて血威レベルが上昇。レベルがMAXになることで“戦意喪失奥義”（一撃必殺）が出せるようになります。戦意喪失奥義を出すためにはSPゲージが100％になっている必要があります。

猿投山渦（さなげやまうず）

　ここからはTGS2018で使える猿投山を使った感想をお届けします。

　“剣の装 改”をまとった猿投山の武器は竹刀。縦にリーチが長い近距離攻撃と、相手に突進する突き攻撃が遠距離技としてあります。

　遠距離攻撃が刺突・疾駆の突進技と△ボタンを連打して発動する剛剣・刺突しかないため、これをステップで回避されると非常に隙が大きくなってしまう点が操作をするうえで気をつけたいポイントですが、相手を猿投山の間合いにいれてしまえば一方的に翻弄することもできます。

　また、ブレイク攻撃にはガードポイントがついている他、攻撃をガード中にステップを出せるのも猿投山の持ち味。

　操作をしていて感じたのは、やはり近距離戦での力強さ。相手の攻撃にあわせて強気にブレイク攻撃を出していけるということもありますが、ガード中にステップを出せるのも強みです。相手の攻撃を誘ってガードをしつつ、ステップで回り込むなど、近距離戦では多彩な動きが光ります。

　さらに猿投山はカウンターヒットからコンボを開始することで、地上技の性能が一部変化しますので、狙っていきたいところです。

蟇郡苛（がまごおりいら）

　蟇郡は通常では“死縛の装”で、△ボタンを押すことで“縛の装”へと変態します。

　やはり原作どおり、攻撃を受けるほど強くなるという特徴はゲーム内にも反映されています。さすがです。

　△ボタンを押して発動する“縛の装”中はつねにガード状態になっており、長押しした後ボタンを離すことで周囲にムチが出る“教鞭・折檻”が発動。また、△ボタンを連打すると、“縛の装・自戒”でダメージチャージができます。

　ダメージチャージの％をためることで“死縛の装”が強化可能。％がたまった状態の“死縛の装”で打撃を撃つとダメージチャージの％が消費されますが、“死縛の装”時の攻撃はとても強力になります。縛の装でダメージチャージをしつつ、死縛の装で攻めていくのが蟇郡のスタンダードなバトルスタイルです。

　いきなり縛の装を使うと相手に攻め込まれてしまう危険性があるので（逆手にとって教鞭・折檻を使うのもオススメ）、まずはゲージが0％でも多少攻めながら、相手のダウンを狙うのが有効な手だと感じました。ダウンした瞬間にすかさず縛の装でゲージを増やし、自身を強化していきましょう。

　また、血威レベル0では100％までしかダメージチャージできませんが、血威レベルが1以上で300％までチャージできます。“血威表明縁絶”を積極的に狙って、一度でも成功させたいところです。

流子と皐月の戦意喪失奥義が見られる！

　TGS2018の試遊版では流子と皐月の戦意喪失奥義が見られるようになっています。発動条件は上記で説明したとおり。ぜひ、遊んで確認してみてくださいね。

▲皐月さまの戦意喪失奥義の演出をチラ見せ。

■東京ゲームショウ2018 開催概要
【開催期間】
　ビジネスデイ……9月20日～21日 各日10：00～17：00
　一般公開日……9月22日～23日 各日10：00～17：00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般（中学生以上）1,200円（税込）/前売1,000円（税込）
※小学生以下は無料

※コマンド及び操作方法は製品版では変更される場合があります。
※画面は開発中のものです。
(C) ARC SYSTEM WORKS / (C)TRIGGER・中島かずき／キルラキル製作委員会

• 東京ゲームショウ2018特集はこちら（電撃オンライン）
• 『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』公式サイトはこちら

データ

関連サイト

• 東京ゲームショウ2018特集（電撃オンライン）
• 『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』公式サイト
• アークシステムワークス 公式サイト