2018年9月22日(土)
9月20日~23日に千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2018フライハイワークスブースでは、2018年内に配信予定のNintendo Switch用アドベンチャーゲーム『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』が試遊可能。そのプレイレポート記事をお届けします。
本作はファミコン時代を彷彿とさせるコマンド選択方式を採用したミステリーアドベンチャー。システムだけでなくグラフィックやサウンドもすべてレトロ風になっており、懐かしい雰囲気に浸らせてくれるゲームになっています。当時を再現したドットバイドット表示と拡大表示の切り替えが可能など、さまざまな部分にこだわりを感じますね。
▲自分のような30代以上のゲーマーにはグッと来る画面です。 |
▲キャラクターデザインには人気イラストレーターの荒井清和さんを起用しています。 |
コマンド選択方式ということで、基本は総当たりで事件のヒントを探していくことになります。選択したものに目印がつかなかったり、既読スキップがなかったりすることを不便に感じる一方、“これこそがレトロゲームの味”であり醍醐味なのかなと思います。正解の選択肢を見つけて次に進めるようになった時はすごくうれしいですしね!
▲しらみつぶしにコマンドを試していく感覚が懐かしい! |
▲事件のヒントが見つかるとかなりうれしいです。 |
物語は東京の上野の公園で変死体が発見されるところから始まります。プレイヤーは刑事の主人公となって謎を解いていくことに。部下である開明寺ケンと一緒に捜査をしていくのですが、彼が「まずは身分を明かしましょう」などと言ってきて次の行動のヒントをくれるため、彼の言葉をしっかり読んでいけば物語を進めていくことができます。頼りになる人物ですが、一方で的外れなことをすると辛辣(しんらつ)な言葉を投げられることも……。
▲部下のケンとともに事件を操作しましょう。……他意はないけど、彼が犯人じゃないとイイなぁ。 |
本作の要素の中で新しいところは現代らしく“スマホ”コマンドがあるところ! 死体の写真をカメラで収めたり地図検索で場所を調べたりと主人公が便利にスマホを活用していきます。時代とマッチしていて感情移入しやすいです。
▲ゲームで遊ぼうとするとケンに怒られるのですが……。ゲームの進行によっては実際にゲーム内のゲームを遊ぶこともできるようです。 |
TGS2018の試遊Ver.では15分程度のゲームプレイが可能。レトロ愛をはじめとしたさまざまな魅力を感じることができるので、足を運んでみてはいかがでしょうか?
■東京ゲームショウ2018 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……9月20日~21日 各日10:00~17:00
一般公開日……9月22日~23日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
※本ゲームはフィクションであり、登場する人物・団体などは実在のものと一切関係ありません。
※ファミコン・ファミリーコンピュータ・ニンテンドー3DSのロゴ・ニンテンドー3DSは任天堂の商標です。
(C)Happymeal Inc. Illustrated by Kiyokazu Arai
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