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2018年9月21日(金)

『Days Gone』の試游レポートをお届け。圧倒的スピードと物量で迫る“フリーカー”に度肝を抜かれた!【TGS2018】

文:BEN

 千葉・幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2018”のSIEブースにて、2019年2月22日発売予定のPS4用ソフト『Days Gone(デイズ・ゴーン)』の試遊ができましたので、そのレポートをお届けする。

『Days Gone』試游レポート

 本作は、オープンワールドのアクションアドベンチャーで、世界的なパンデミックにより“フリーカー”と呼ばれるゾンビのような怪物がはびこる世界が舞台となっている。プレイヤーは、バイク乗りの賞金稼ぎであるディーコン・セントジョンとなり、襲い来るフリーカーや犯罪者たちと戦いながら生き抜いていくことになる。

 今回の試遊プレイで用意されていたのは“ストーリーモード”と“フリーカーモード”の2つ。前者は難易度が比較的やさしく、ブーザーという仲間とともにフリーカーの巣窟となった道沿いエリアを探索するというもの。一方、後者は土木作業が行われている(と思われる)フィールドで、100をはるかに超えるフリーカーの群れを全滅させるのが目的となる。

 まずストーリーモードでは、仲間がフリーカーの陽動を行うため、1人での探索となる。初期武器はハンドガン、ショットガン、ナイフ、バットといった近~遠距離に対応できるベーシックなものがそろっていた。敵であるフリーカーは“音に敏感”という性質があるため、銃撃による攻撃が必ずしもベストとはならなかった。敵の数が少なければ近接攻撃で音もなく倒し、できるだけ気づかれないように立ち回るのが探索のセオリーとなりそうだった。

 ちなみに、音を立てて気づかれてしまうと、周囲からフリーカーが襲ってくる事態に……。しかもフリーカーの動きは素早く、1体を倒しているスキに何体もの敵に瞬時に囲まれてしまうこともしばしば。気づかれた場合は立ち止まらずに物陰や高所まで移動し、ある程度安全を確保してから攻撃しないと、痛い目を見ることになる。

『Days Gone』試游レポート

 ストーリーモードの後半には、“リッパー”と呼ばれるカルト教団と思しき集団が出現。パンデミックによって荒廃した世界では、フリーカーだけでなく同じ人間も敵として立ちはだかる。

 対してフリーカーモードは、ストーリーモードよりも難易度が高め。数えきれないほどのフリーカーの大群を見て絶望すること間違いなく、1つミスをすると挽回の余地がなく一瞬にして倒されてしまう。このモードでは地形、廃車などの物陰、フィールドに点在するトラップの数々を余すことなく利用することが必須となる。

 このモードでは弾薬が周囲に散らばっているため、めったに弾薬切れを起こさないが、どれだけ倒してもフリーカーの物量をさばき切れない点がミソ。プレイ時は火薬の詰まったドラム缶や手りゅう弾などで広範囲を爆破するなど、戦術に工夫を加えるものの、爆炎の奥からフリーカーが襲ってくるので、まるで安心できない。

『Days Gone』試游レポート

 フリーカーモードでは、接近戦なんて考えられないほど大群の敵が押し寄せる。近づけさせないよう、弾幕を張りつつ、爆破トラップをとことん利用! なお、本モードは初期からバイクに乗って戦うことも可能だ。

 岩場やくぼみなどの地形を利用して時間差をつけた攻撃も大した効果が得られず、このモードを3回ほど挑戦してみたが、結果はすべてゲームオーバー。一定時間周囲の動きがスローになる“フォーカス”というアクションに活路を見いだせそうであったが、うまく生かせなかったのもくやしいところ。立ち止まれないうえに、フィールドの状況を瞬時に把握しないと命の保証はないようだ。

『Days Gone』試游レポート
▲いかに連射能力の高いマシンガンを用いたとしても、圧倒的な物量の前にはなす術がない。もちろん、このあと囲まれてボコボコにされたのは言うまでもない……。

 ちなみに、フリーカーモードを制限時間内にクリアすると、本作特製のオリジナルTシャツがもらえる。「我こそは!」と腕に覚えのあるプレイヤーは、ぜひ試してみてはいかがだろうか? なお、ビジネスデイである20日16時の時点でクリアしたプレイヤーは27人。クリア人数を増やすのは、あなたの腕次第だ。

■東京ゲームショウ2018 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……9月20日~21日 各日10:00~17:00
 一般公開日……9月22日~23日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

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