2018年9月22日(土)

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』ソロ&マルチプレイを体験。各キャラの使用感もお届け【TGS2018】

文:sexy隊長

 千葉・幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2018(TGS2018)”のインティ・クリエイツブースで試游ができる、Nintendo Switch用ソフト『Dragon Marked For Death(ドラゴン・マークト・フォー・デス)』のプレイレポートをお届けします。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 本作は、インティ・クリエイツよりら2019年1月31日に発売予定の最大4人同時プレイが可能なサイドビュータイプの本格2DアクションRPG。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 能力の異なる4人(皇女、戦士、忍び、魔女)を使い、“敵の討伐”、“船の護衛”、“姫の救出”などといった、街の人たちからの依頼をこなしていくというミッション形式のゲームです。

 ブースでは、ソロプレイとマルチプレイのどちらも試遊できます。使用キャラは、製品版と同じく4人から選択可能。キャラはそれぞれ攻撃パターンや行動パターンが違い、プレイ感覚が異なるので、ぜひ何度も並んで全キャラプレイしてほしいです。

皇女

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 “皇女”は、剣での攻撃と遠距離からの攻撃を兼ね備えた、攻撃特化型のキャラクター。4人の中では使いやすいので、キャラ選択に悩んだらまず皇女を選んでみてください。

戦士

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 “戦士”は、防御に特化したキャラクターで、忍耐強い人や、慎重な人にオススメ。バーサク状態になると、一定時間攻撃力をアップすることが可能です。

忍び

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 “忍び”は、2段ジャンプ、壁蹴り、ホバリングといった機動力の高いキャラクター。ダッシュで敵に体当たりをすることでロックオン状態となり、コンボ攻撃を簡単に決めることができます。

魔女

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 “魔女”は、他のキャラと違い、攻撃方法がコマンド入力型。しかも、攻撃コマンド入力中は移動が不可能になるので、敵との間合いが重要です。その分ハマった時の爆発力は絶大! プレイスキルに自信のある方や、記憶力に自信がある方にはぜひ選んでほしいキャラクターです。

まずはソロプレイを試遊

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 本作は、説明書を見なくても10秒ほどで基本操作やゲームの進め方を理解できると思います。攻撃アクションが豊富にあるので、道中出てくる敵に対し、いろいろな攻撃を試しながら進むと、このゲームの楽しさが実感できるかと。

 ゲームを進めていくと、プレイヤーの行く手を阻むギミックが多数登場します。例えば普通の岩壁を攻撃することで破壊できたり、鍵のついた壁を突破するために、鍵の入った宝箱を探索したりなどがあります。

 面倒と思いきや、宝箱探しがちょっとした謎解きアクションのようで楽しいのです。他にもレバーを操作し、ゴンドラの進行方向を変えたり、石に埋もれたスイッチを見つけ出したりと、ワクワクする要素が組み込まれているので、「もっと探索したいなぁ」という気分になります。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』 『ドラゴン・マークト・フォー・デス』
『ドラゴン・マークト・フォー・デス』 『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 また、敵の攻撃をかい潜り、探索を終えるとステージのボスが登場。ボスは、道中出てきた敵とは段違いな大ダメージを与えてくるので、油断するとあっと言う間にプレイヤーは倒されてしまいます。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 試遊台だからといって、倒しやすい弱いボスではないところに、このゲームの本気度が伺えます。もし倒されてしまっても、Xボタンで復活ができるので、体勢を立て直してボスと再戦してください。

 なお、ボスを倒すか、制限時間の10分が経過すると試遊プレイは終了となります。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

続いてマルチプレイを試遊

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 試遊台のマルチプレイは2~4人でプレイすることができます。1人だけど、マルチプレイをしてみたいなあ……という方でも、スタッフさんにお願いして、マルチプレイを体験することも可能です。

 ソロプレイ同様、4人のキャラクターから選択するのですが、4人とも“皇女“にしたり、“戦士“と“魔女“2人ずつ、といったキャラ選択もできます。ちなみにキャラクターの色などを変えることができるので、全員を同キャラにした場合でも混乱することはないと思います。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 試遊台のマルチプレイは、ソロプレイにはなかった3つの依頼を選択できます。依頼によってステージなどが変わるとのことなので、時間が許す限り挑んでみてはいかがでしょうか。

 プレイヤー4人が同時に遊べるサイドビュータイプの2Dアクションはあまり見られないので、それだけで新鮮でワクワクします。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 進め方はソロと同じですが、マルチならではのプレイがいくつも存在します。例えば“戦士”は、身体の周りにバリアを張ることができ、バリアの中に仲間が入ると仲間への攻撃を防いだり回復したりできます。

 “魔女”は、魔法コマンド入力時に行動不能となりますが、他のプレイヤーが魔女を守り、その間に魔法を使い仲間をサポートするというコンビプレイがカギになるかと。

 他にも、誰かがボスのところに到達すれば、到達したキャラクターのところに集結できるお助けプレイが実装されています。壁蹴りやホバリングが使える“忍び”がショートカットを駆使し、先にボスのところまで行き、他のキャラクターを集結させる、といったプレイも可能です。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 マルチはマルチならではの遊び方ができ、ソロでは体験できない協力が魅力的です。ちなみに筆者は、ソロプレイとマルチプレイを両方プレイしてみて「このゲームの真の楽しさは、マルチプレイにあるのでは!?」と感じました。試遊する方は、ソロプレイだけではなくぜひマルチプレイも体験してください。

プレイの爽快感が気持ちいい

 サイドビュー2Dアクションゲームは、敵への攻撃が当たっているのか? 当たっていてもどのくらいのダメージを与えているのか? が、分かりにくいことがありますが、本作は敵へのダメージが数値として表示されています。多段コンボ攻撃など、決まると画面に大量の数値が表示されるので、実際に攻撃をしている感覚を味わえます。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 そして、本作品はダッシュやジャンプを駆使する場面が多々あります。特にボス戦では、それらを駆使し、ボスの背後をとりコンボ攻撃を食らわせ、再度ダッシュとジャンプで素早く間合いをとる、というスピード感のあるプレイをします。

 このスピード感と、コンボ攻撃が決まった時の爽快感が本当に気持ちがいい! しかも、マルチになると4人が飛び回りダメージを与えていくので、画面内が大賑わいになり、視覚的にも楽しさが増します。

『ドラゴン・マークト・フォー・デス』

 ソロプレイでもマルチプレイでも、この爽快感は感じることはできるので、ぜひ会場で試遊して味わっていただきたい。体感してしまうと、2019年1月の発売が今から待ち遠しくなること間違いなしのタイトルです!

■東京ゲームショウ2018 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……9月20日~21日 各日10:00~17:00
 一般公開日……9月22日~23日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

データ

▼『Dragon Marked For Death(ドラゴン・マークト・フォー・デス)(限定版)』
■メーカー:インティ・クリエイツ
■対応機種:Nintendo Switch
■ジャンル:アクションRPG
■発売日:2019年1月31日
■価格:9,241円+税
▼『Dragon Marked For Death(ドラゴン・マークト・フォー・デス)』
■メーカー:インティ・クリエイツ
■対応機種:Nintendo Switch
■ジャンル:アクションRPG
■発売日:2019年1月31日
■価格:5,537円+税
▼『Dragon Marked For Death(ドラゴン・マークト・フォー・デス)(ダウンロード版)』
■メーカー:インティ・クリエイツ
■対応機種:Nintendo Switch
■ジャンル:アクションRPG
■発売日:2019年1月31日
■価格:未定

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