2018年9月24日(月)
『EDF: アイアンレイン』のオペレーターに双葉理保(声優:後藤邑子)が参加。10年ぶりの復活ライブも【TGS2018】
千葉・幕張メッセで開催された“東京ゲームショウ2018”で、“『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』 VS 双葉理保 復活のラブ☆ライブ2018スペシャルステージ”がディースリー・パブリッシャー(D3P)ブースにて行われた。本記事では、ステージの模様をお届けする。
ステージには、岡島信幸プロデューサーが登壇し、“『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』 VS 双葉理保 復活のラブ☆ライブ2018”というステージ名について「意味が分からない。どんな意味があるのかと言われましても、私だってわかりませんよ!」と発言し、会場の笑いを誘った。
そのあと「わかりませんが実は……ちょっとあるんです。ちょっとだけ意味があるんです。でも教えません!」と意味深な発言をし、会場からは「えーっ!」という声がもれた。“双葉理保”と『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN(EDF: アイアンレイン)』に何の関係があるのか? 謎が深まってしまった。
そして、本日のメインゲストの後藤邑子さんがなんと、ドリームクラブのイベント時に着ていた“双葉理保の衣装”で登場し、拍手と歓声で大盛り上がり。
▲とても思い入れが深いものなので今日は着てたと話す後藤邑子さん。双葉理保として、D3Pのステージに立つのは実に10年ぶりとのこと。 |
TGSのD3Pブースでは、双葉理保のライブイベント“ラブ☆ライブ”を2003年から2008年まで6年連続行っていた。最初は1曲しかなかったが、観覧していたファンから「もっと曲を増やせ!」と、野次が飛んできたので、翌年には5倍の5曲にしたと言った話も飛び出した。
後藤邑子さんと岡島Pは2001年から長い付き合いがあるというトークの最中、岡島Pが後藤邑子さんと初めて出会ったタイトルを忘れてしまい、すぐさま横にいた後藤邑子さんから『Love Songs アイドルはクラスメ~ト』だ、とツッコミが入り、申し訳なさそうに返す一幕があった。過去話に花を咲かせつつ、2019年発売予定の『EDF: アイアンレイン』のPVを全員で鑑賞。
▲岡島Pが『EDF: アイアンレイン』は、『地球防衛軍』シリーズとは違う、新たな世界観を表現した。と、本作への意気込みを熱弁。 |
PVを見終わると、岡島Pが本ステージのタイトルの意味にもつながる重大発表をした。『EDF: アイアンレイン』に出てくる作戦オペレーターを担当するコードネーム“メイヴ”というキャラクター。声優の山本亜衣さんがボイスを担当しているが、それは表の顔である。
そして、裏の顔は実は“双葉理保”であることが発表された。もちろんボイスは後藤邑子さんであることも発表され、会場は大盛り上がり。
しかし、メイヴの双葉理保Ver.の実装はまだ不明であることも告げられた。岡島Pは、「ここにいるお客さんなら買ってくれるだろうから、15,000円のダウンロードコンテンツにしようかな?」と、おちゃらけたが、会場からは「それでも買うぞ!」と言わんばかりの大盛り上がりをみせ、岡島P戸惑わせる場面も。
後藤邑子さんは、『地球防衛軍』にずっと出たかった思いを語り、メイヴ役を告げられた時の喜びをステージ上で話した。しかし、『EDF: アイアンレイン』の世界観通り、シリアスに緊迫感のある感じで収録したが、岡島Pから「そうじゃない! それでは、双葉理保ではない」と言われ、12時間も収録したものがボツになったエピソードを披露した。
録り直したメイヴのボイスは、双葉理保の優しくかわいいボイスになっているらしく、癒やしとして受け止めてほしい旨を、後藤邑子さんは語った。
続いて、“後藤邑子的 EDF:IRON RAIN”というコーナーが始まった。こちらは、バイクや腕相撲が趣味という、実は武闘派との呼び声が高い後藤邑子さんに、『EDF: アイアンレイン』に出てくる装備ならどれを装着したいか? 60m級のモンスター“ベルザイ”とどう戦うか? といった最新作に関連する質問をするコーナー。
手のひらサイズの敵ならどこまでつまめるか、という質問に後藤邑子さんは「全部」と回答。手でつかめる虫ならすべて捕まえられると話し、岡島Pを驚かした。
コーナーも終わり、いよいよ双葉理保10年ぶりのライブが実施される……と、思われたが、ライブをするには『EDF: アイアンレイン』をプレイし、ミッションを達成しなければならない、もし失敗した場合は岡島Pが代わりにライブすることが発表された。
ゲームのミッションは“ステージの敵壊滅”これは、なかなかの難易度とのことだが、後藤邑子さんは無事にミッション達成。ライブを決行できるのかと、会場は固唾を飲んで見守った。
そしてここで、後藤邑子さんがプレイする時のオペレーター“メイヴ”のボイスが、双葉理保Ver.になっていることを発表。本邦初公開とのことで、会場は沸き上がった。
▲ゲームの操作を教えてもらいながらプレイする後藤邑子さん。 |
途中、岡島Pがこのままではミッション失敗で、本当にライブができなくなってしまうと焦り、敵2体の撃破でミッションクリアに変更した。その判断が功を奏し、敵2体を撃破しミッションクリア。会場がここで一番の盛り上がりをみせました。
▲2体目の敵を撃破し、10年ぶりの“ラブ☆ライブ”が決行される瞬間。 |
10年の時を超えて復活した“双葉理保 復活のラブ☆ライブ2018”は、『SIMPLE2000』シリーズ『THEルームシェアという生活。』のテーマソング『Love&Share』で幕を開けた。
2曲目は『Love Songs♪ ADV 双葉理保19歳』のテーマソング『チョコパフェ☆大戦争』この曲は、“ラブ☆ライブ”で6年連続ラストを飾っていた曲。
名残惜しくも、この2曲で後藤邑子さんはステージを降り“双葉理保 復活のラブ☆ライブ2018”は幕を閉じた。しかし、会場からは、鳴り止まぬアンコールが! それ聞き、再び後藤邑子さんがステージに登壇した。
アンコールは、劇団ドリームクラブのさよなら公演のテーマソング『See You again☆』。この曲は、後藤邑子さんが劇団ドリームクラブを鑑賞した時に感動した曲で、思い入れが深いと語った。
この3曲で本当に“双葉理保 復活のラブ☆ライブ2018”は終了し、最後に後藤邑子さんが、本ステージを観覧してくれたファンに感動した旨を伝え、ステージイベントは幕を閉じた。最初から最後まで大盛況の“『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』 VS 双葉理保 復活のラブ☆ライブ2018”ステージであった。
■東京ゲームショウ2018 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……9月20日~21日 各日10:00~17:00
一般公開日……9月22日~23日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
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