2018年10月2日(火)
まぐ(以下、ま):主観を交えつつ『ファイナルファンタジーXIV』月々の出来事をざっくり振り返る“ナまナまニュース”、今回は2018年9月の出来事を助手の匿名ナマズオくんと一緒にゆる~くまとめますよ。
ナマズオ(以下、ナ):うぺぺ! 兄さん誰っぺな? 前回はアウラの姐さんが進行役だったのに……。
ま:ナマズオ、なぜそんなことを言うのです!? 私がわからないのですか! ……レイド中のMTはデカいほうが見やすいってよく言われるので幻想薬で♂に戻したんだよ。まあ私のことなんてどうでもいいのです。気にせずいこう。
ナ:9月は初日から14時間生放送があって、大型のパッチ4.4が実装されて、東京ゲームショウ2018なんかもあったみたいっぺな。大きなイベントが多かった印象っぺよ。
■2018年9月の主な出来事・おしながき■
■9/1 “5周年記念14時間生放送”開催
■9/5 コンパニオンアプリにプレミアムオプション実装
■9/6 パッチ4.4トレーラー公開
■9/10 『FFXIV』ファンキット更新
■9/11~12 ファンフェスティバル用、ピアノリハーサルに潜入
■9/14 パッチ4.4直前、吉田P/Dインタビュー掲載
■9/18 パッチ4.4“狂乱の前奏曲”パッチノート朗読会
■9/18 パッチ4.4“狂乱の前奏曲”実装
■9/19 公式サイトにて“UIガイド”掲載
■9/20~9/23 東京ゲームショウ2018開催
■9/28 電撃PlayStation668号発売(吉田P/Dコメント掲載)
■9/28 装備デザインコンテスト(近接/遠隔物理DPS編)入賞者発表!
ま:毎年恒例、14時間生放送! 現地行ってたけど、招待されたプレイヤーさんと開発スタッフさんが円卓を囲んで世界設定やアイテムのお話をしている姿を見て「ああ、いい場だなあ」と思ったよ。
ナ:サブ放送、おもしろかったっぺよ。“テーレッテレー!”の効果音がいろんな意味で見事だったっぺな。
ま:(ナマズオ神輿ケーキがむしゃむしゃ食べられてたってことは言わないでおこう)レポート記事はコチラに掲載していますので、気が向いたらご覧ください。放送のアーカイブは↓↓から見られますよ。
ナ:ついにプレミアムオプションが実装されたっぺよ。
ま:契約するとリテイナー雇用可能数が1枠増えて、チョコボかばんも2倍……!
ナ:ギャザラー&クラフターさんはもちろん、アイテム整理が苦手な兄さんみたいな人にもありがたいっぺな?
ま:パッチ4.4実装後(18日)には、マネキンでの出品に対応してアップデートが入ったよ。
ナ:パッチ4.4トレーラー、カッコイイっぺなー!
ま:映像演出もだけど、BGM鳥肌もんだよコレ。前半&後半のBGMは次元の狭間オメガ零式:アルファ編4の後半で流れる曲、中盤は朱雀征魂戦の曲だね。ちなみに零式4層は前半と後半でBGMが違うよ。どちらも“神なき世界”と“天より降りし力”のフレーズが入っていて最終決戦の雰囲気にぴったりな曲なんだけど、「ここでこれ来るかー!」ってなんだかうれしくなりましてもう最高オブ最高。あと3層の曲も最高。零式後半ともなるとリトライ数がかなりのものになるのにテンション高いまま続けられるのは、やっぱ曲の力も大きいよなーと常々思ったりして。
ナ:なんか語彙がおかしくなってるっぺよ。レイド勢はとくに1曲を連続して聴いてる時間が長そうだし、そのぶん思い出が曲の好みに影響することも多そうっぺな。
ナ:コレ、なんだっぺ?
ま:よくぞ聞いてくれました。この日じつは関東圏のとあるコンサートホールで……。
祖堅正慶氏(以下、敬称略):ファンフェス用のピアノコンサート、リハーサルやってきたよ!
ま:そそそそ祖堅さん!?
祖堅正慶氏(以下、敬称略):こんちわー。今回は極秘の現場を取材いただいたということでね。ちょっとこちらにもお邪魔させてもらいました。そして『FFXIV』でピアノと言ったらこの方も。Keikoさん!
Keiko氏(以下、敬称略):こんにちはー。今回はとくに曲目がバラエティ豊かで、とても楽しくアレンジできました。
祖堅:すんごい難しいアレンジになってたので、最初は「ホントに弾けるのかな……」って思ってたんですけどね。おかしいんですよKeikoさん。あっさり弾いちゃうんだもの。
Keiko:今回、ラスベガスのファンフェスティバルにも行かせていただきます。ラスベガスは初めてなのでお客さんがどう反応してくれるかちょっと心配ですが、スリルがある反面、楽しみも大きいですね。
ま:ファンフェス恒例の連弾も練習してましたね。そして今回の現場にはもうお1人……。
祖堅:おっとストップまだ早い! 続報は冬くらいかな? 情報公開ができるタイミングになったらいろいろレポートなどが出ると思いますので、みなさんお楽しみに。というわけでまた!
ま:ありがとうございましたー!!
ナ:びっくりしたっぺよ……。
※祖堅正慶……言わずと知れた『FFXIV』のサウンドディレクター。
※Keiko……日本を代表するピアニストの1人。『FFXIV』では、“From Astral to Umbral”や“Duality”でピアノアレンジを編曲・演奏しているほか、“ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル2016 in TOKYO”や“FINAL FANTASY XIV ORCHESTRA CONCERT 2017 -交響組曲エオルゼア-”でも楽曲を奏で、多くの観客を感動させた。
ま:パッチ4.4実装直前に行われた吉田P/Dインタビューが電撃オンラインに公開されました。コチラですな。
ナ:パッチ前は各メディアが一斉にインタビュー記事をアップするっぺな。
ま:そうなんだよね。新コンテンツに注目するとどこも質問が似通っちゃうのが難点。もっと突っ込んだ質問をしたいんだけど、短い時間内に自分だけが質問するわけでもなし、なかなかそうはできず、あとで反省したり。すでにパッチ後ではあるけど、プレイヤーキャラ以外の登場人物を操作する“ロールプレイモード”についてのお話が個人的に興味深かったので興味のある方はぜひご覧ください。
ナ:スクウェア・エニックスのとても偉いおじさん2人が、長時間かけてパッチノートを朗読しながらアップデート内容を説明してくれる生放送……っぺよ。え、読むだけっぺな?
ま:よいのです。光の戦士とは、そんなおじさんたちが雑談する様子を見て幸福を感じる生き物なのです。“読むだけ”だと思うでしょう。しかしそれがなぜか楽しいのです。なぜ楽しいかは当の光の戦士たちにすら説明できない謎の心境なのです。
ナ:今日も世界は混沌に満ちているっぺよ。
ま:というわけでパッチ4.4実装! 新式装備作りに奔走する人、真っ先にノーマルの次元の狭間オメガ:アルファ編を終わらせて零式に挑む人、朱雀に挑む人、メインストーリーに没入する人、ゴールドソーサーに入り浸る人などなど、各エリアは思い思いのコンテンツに向かう光の戦士たちであふれていたよ。
ナ:アップデートからしばらくは“ログイン待ち○○人”っていう状況が続くっぺな。
ま:乗り込め―!
ま:公式サイトにUIガイドの特設ページが掲載されました。
ナ:UI(ユーザーインターフェース)って、解説するほど重要なんだっぺか?
ま:うん。オンラインRPGって継続的に長い期間プレイすることが多いから、プレイのしやすさに直で繋がる“UI”って、思いのほか大事なんだよ。スキル配置を自分なりにアレンジしてうまいこと動ければ“自分の工夫で上達できた”っていう感覚が味わえるってのも大きいし、コンテンツによってはUI設定の工夫でクリアしやすさがかなり変わったりもする。だけど、『FFXIV』ほど自由にUIをカスタムできるゲームってほかにないだけに解説の必要量が膨大だし、人によって使いやすさの基準は違うからなかなか解説がしにくいと思うんだよね。
ナ:あ、もしかしてUI絡みの解説はいつかやろうと思ってたってことっぺか?
ま:思ってた。けど、自分1人が“記事”にしたところで、こういう特設サイトみたいに見やすくわかりやすく充実した内容にはできなかったと思う。なので心の中で拍手を贈りたい気分でした。始めて少したった頃のプレイヤーさんも、長く遊んでるけどUIはあまりいじってないって人も、一度見てみてほしいなあ。
ま:TGS2018、『FFXIV』はスクエニブースでリオレウス狩猟戦のバトルチャレンジコーナー&“はじめてのファイナルファンタジーXIV”コーナーがありました。
ナ:ノーマルの狩猟戦は勝つとステッカーがもらえて、“極”のほうは特製Tシャツがもらえたっぺよ。
※この写真は許可を得て掲載しています。
ナ:この写真は?
ま:一緒に行った同僚が“極”をクリアしたときの写真。撮ったのが私。なんと初日最後の1組で声優の川原元幸さん(左から3番目)と同じパーティになったようで……グローバルコミュニティプロデューサーの室内さんや『FFXIV』おなじみのコンパニオンさんたちと一緒に勝利を祝って記念撮影、って流れになってたよ。こういう雰囲気になるのもリアルイベントのいいところだよね。
ナ:で、兄さんは挑まなかったんだっぺか?
ま:聞いてくれ。これ、あと1人しか空いてない状況で最初は私が入るはずだったんだけど、同僚が「明日は来ない」って言うから譲ったんだ。そんで翌日早めに行ってみたら……。
ナ:240分待ちっぺな。
ま:うん。別件あったので結局挑めなかった。まあそれはべつに仕方ないんだけど仕方ないんだけど、240分待ちってTGSでもなかなかないよ。スゴい人気だった。
ナ:朝イチで行っといたほうがよかったっぺな。
ま:そして最終日の9月23日には、お昼過ぎから吉田P/Dによるステージイベントがありました。吉田Pによる“吉P散歩 in 幕張”が放送され、そのなかでパッチ4.45で実装される“禁断の地 エウレカ:ピューロス編”の新情報も公開されていましたよ。
ナ:モルボルさんの実況、安定感あるっぺよ……。
ま:ちなみに、物販エリアのスクエニミュージックブースには植松伸夫さんや板鼻利幸さんなど著名な方々が描いたチョコボのイラストが飾られていました。
ナ:吉田さんのイラストはなかったみたいっぺな。
ま:はい、28日に電撃PlayStationが発売されたわけですが、電撃PSではここ何号か連続で過去号の表紙を一挙に振り返る企画をやっておりまして。今回は445号から666号までの表紙を振り返って、開発スタッフさんに当時の想い出などなどコメントをもらっているんですね。
ナ:今現在、電撃PSは668号まで出てるっぺな。っていうことは、今回はここ近年に発売されたタイトルが表紙になってるっぺか?
ま:そうそう。ってことは『FFXIV』が何度も表紙を飾っている期間ってわけです。つまり……。
ナ:スタッフさんのコメントが載ってるっぺな。
ま:そういうこと。吉田P/Dからコメントをいただいてます。こちら!
Q:発売当時の楽しかった思い出や苦労した思い出を教えてください。
A:旧『FFXIV』を引き継いでから死に物狂いで開発してきた『新生FFXIV』ですが、サービス開始時は、受け入れていただけるかどうか、やはり不安でした。しかし、発売と同時に世界中から想像をはるかに超えるアクセスをいただき、これまでの苦労が報われる思いでした。それと同時に、あまりにも殺到してサーバーがパンク……。緊急メンテナンスと出荷停止判断など、サービス開始を乗り切るまでは、本当に苦労の連続でした。それ以降5年、光の戦士たちの叱咤激励のおかげで、サービスは今も拡大しつつ継続中です。それが何よりうれしいです!
Q:今後の展開について教えてください。
A:MMORPGというジャンルのゲームである『FFXIV』にとって、節目ではあるものの、5周年というのは通過点でしかありません。ここまでの5年間で、『FFXIV』は世界中の光の戦士たちのおかげで、よちよち歩きのヒナチョコボから、なんとか一人前に立って歩けるチョコボのように成長できたと思っています。この先の6年目からは、さらに翼をはばたかせ、「『FFXIV』でしか味わえない冒険と体験」をお届けするために、さらなる高みを目指していきたいと思います。きっとまた、木にぶつかったり、疲れて羽を休めたり、いろいろなことがあるかもしれません。でも、その時々で光の戦士たちと共に、笑顔で進んでいけるゲームでありたいと思っています。これからもどうぞ、『FFXIV』をよろしくお願いします!(吉田直樹:『FFXIV』プロデューサー兼ディレクター)
ま:~5月21日まで募集されていた装備デザインコンテスト(近接/遠隔物理DPS編)の入賞者&入賞作品が発表されました! コチラから受賞作品を見られますよ。
ナ:みんな絵うまいっぺな……!
ま:個人的には↓↓のバンカラ装備がお気に入り。モ/侍用っぽい装備だけど、似た見た目のタンク防具がもし出たら戦士で装備したいなあ。アップヒーバル似合いそう。
ナ:急にお腹がムチュムチュしてきたっぺよ。
ま:というわけで9月の出来事まとめでした!
ナ:10月は2日から“ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2019 in 東京”の応募受付が始まるっぺな。競争率はスゴく高いはずなので、少しでも興味のある方はお見逃しなく……っぺよ!
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