『ジャストコーズ4』で遊びやすさが改善された要素をチェック。細かく調整できるMODの一部も紹介

文：電撃オンライン

　スクウェア・エニックスは、12月6日に発売するPS4/Xbox One/PC（Steam）用ソフト『ジャストコーズ4』の最新情報を公開しました。

　『ジャストコーズ4』は、広大なオープンワールドを舞台に、混乱と破壊の英雄“リコ・ロドリゲス”の冒険を描く、人気アクションアドベンチャーシリーズの最新作です。

　本記事では、本作の詳細情報の他、シームレスになったチャレンジやより快適になった補給物資・ファストトラベルなど、前作から比べてプレイアビリティが向上している部分を紹介します。

『ジャストコーズ4』とは

　今作の舞台は南米にある大国“ソリス”。熱帯雨林、砂漠、雪山など移り変わりの激しい気候が特徴の土地を舞台に、リコの知られざる過去が眠っているといいます。国家による抑圧や内部紛争が蔓延する危険地域へと降り立ち、数々の武器や乗り物、最新型のグラップリングフックを駆使してゲーム攻略していきましょう。

　本作のマップは広さだけではなく、密度や高低差も重視した立体的な地形が1,000平方kmにもおよびます。車、バイクなどの民間車両、航空機、ブルドーザー、クレーンや巨大鉄球など、多彩なビークル（乗り物）で縦横無尽に駆け巡ることができます。

　また、リコの銃火器による破壊だけではなく、高速で走らせたビークルを直接ぶつける、戦闘機や戦車に搭載されたミサイル、グラップリングフックを使ったアクロバティックな方法など、自由な方法で“混乱と破壊”を巻き起こしましょう！

リコ・ロドリゲス（Rico Rodriguez）

　レザージャケットを着こなす、メキシコ生まれ、メディチ育ちの諜報エージェント。

　“サン・エスペリートの英雄”、“パナウの王”、“メディチの子”との異名を持つ伝説の男。地球上もっとも爆発させるエージェントとして名高い。

　リスクの高い情報工作を得意とし、銃火器の扱いはもちろん、爆破工作、車両の運転、航空機の操縦など様々な技能を持ち、多くの困難な任務を成功に導いてきた。

　また、パラシュートやグラップリングフック、ウィングスーツといった特殊なガジェットの扱いにも精通しており、陸海空を縦横無尽に移動することができる。

混乱と破壊を生む新たなる要素

　本作は、シリーズではお馴染みのグラップリングフックがさらなる進化を遂げています。モノに推進力を与えるブースターや、浮力を与えるエアリフターがカスタマイズ可能となっています。

『ジャストコーズ4』紹介映像“グラップリングフック編”

　ブースターによって火器を積んだビークルを暴走させたり、エアリフターでビークルごと宙づりにするなど、より多彩な戦略を取れます。もちろん、遠隔操作で対象を引っ張る“リトラクター”を使ったアクションも健在。ブースターやエアリフターと組み合わせれば、戦車を飛行させることもできます。

　また、それぞれの機構はMODによりさらに細かく調整できます。

リトラクターMOD

　リトラクターは“ハヴィ”のミッションをクリアすることでMODを強化できます。オブジェクト同士を引っ張りきった際の追加効果や、引っ張る初動の牽引力、牽引速度、牽引を停止する長さなども調整可能です。

　オブジェクトを引っ張りきった際のエフェクトを“パルス”に設定すると、引っ張りあったオブジェクトが接触する際に強くはじけます。これを活用すればヘリなども落とすことができます。

エアリフターMOD

　エアリフターは“サルヘント”のミッションをクリアすることでMODを強化できます。バルーンの強度、バルーン自体に含むガスの種類、進行方向、最大高度などを細かく調整することも可能です。

　進行方向をMODで調整することで、バルーンをリコに追従させたり、エイム方向に飛ばすこともできます。これを利用すれば燃料タンクを飛ばして空爆することも可能です。

ブースターMOD

　ブースターはガーランドのミッションをクリアすることでMODを強化できます。噴射時間、噴射しきった時の追加効果、進行方向、加速度などを細かく調整可能です。

▲取り付ける箇所と強さなどを細かく調整することで、海上を走る常識外のビークルを作ることも可能。

激しい気候変化がもたらす自然の脅威

　気候変化の激しいソリスでは、地域によって異なる自然の脅威が発生します。橋を破壊し、航空機すら巻き込む竜巻、熱帯雨林の豪雨や雷、人の命すら脅かすほどの激しい砂嵐や雪山のブリザードがさらなる混乱と破壊を生み出しています。

『ジャストコーズ4』紹介映像“荒れ狂う気候編”

　例えば雷には高所のオブジェクトに落雷しやすい特徴がある。避雷針を立てて安全を確保したり、逆に敵に落雷させるように高所におびき寄せたりする戦略があります。

各種チャレンジがシームレスに

　カースタントやウィングスーツスタントなど、前作のチャレンジには毎回ロードが必要でしたが、本作はすべてシームレスにチャレンジに挑むことができます。

　カースタントやウィングスーツスタントは前作のスコア制ではなく、時間制限内にリングをくぐり抜けるミッションになっています。また、ウィングスーツのリング数がほとんど3つになり、リング間であれば敢えてウィングスーツを解くのも可能になるなど、遊びやすさが改善されています。

拠点の制圧がよりスムーズ

　前作までは拠点を制圧するのに、看板やプロパガンダトレーラー、銅像や燃料タンクなどをすべて破壊する必要がありましたが、本作では特定のミッションをクリアすれば制圧できるようになりました。キーとなるミッションは地域によって異なるので、さまざまなミッションを楽しみながらプレイしましょう。

　本作では“カオスアーミー（革命軍）”がソリス奪還のために進軍してくれます。彼らが前線を押し上げる形で、制圧範囲を広げることができます。制圧範囲を広げると、新たな武器やビークルがアンロックされる他、工場地帯ならば補給物資の生産速度も上昇します。

補給物資・ファストトラベルがより快適に

　前作までは、補給物資やファストトラベルを使用するのにビーコンやフレアの消費が必要でしたが、本作ではカオスアーミー（革命軍）のパイロットに要請することで、より気軽に使用できます。

　ファストトラベルや補給物資をしてくれるカオスアーミーは、任務を実行すると再任務まで5分程度のクールタイムが入ります。特定のミッションをクリアすることで、パイロットの数はどんどん増やすことができるので、今までよりも気軽に使用できます。

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