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2018年10月23日(火)

名作インディゲームをスマホで遊ぶ! バラエティに富んだ“ワイルドインディ”第2回【電撃PS】

文:電撃PlayStation

 電撃PlayStationのライターがさまざまなタイトルを自由に取り上げていく連載“ワイルドインディ”。今回は、スマートフォンで遊べるゲームを中心に話題の作品を紹介します。

『インディー』

⇒ワイルドインディ第1回はこちら

第2回:ソーシャルゲームばかりじゃない! 買い切りのゲームも魅力的という話

まさん:新生ワイルドインディも、なんとか2回目を迎えました。今日は、読者からきたお便りを読み上げたいと思います。えー、読者からきたお便りは……0通、以上! お手紙なんてありませんでした、おわり!!


カワチ:イェーイ!


Ophion:なんなの、このノリ。そして、2回目迎えられたんですね、本当に……。


まさん:なに感慨深くなってるのよ。いいですか。お手紙が0通の注目されないコーナーということは、編集長のチェックも豪快にスルーして自由にやれるってことよ。これからは、ガンガン趣味全開のゲームを取り上げていっちゃいますよ。


Ophion:なんか不安。


カワチ:いつもとがったものばかり紹介しているから、たまには王道というか、普通なゲームにしたら?


まさん:普通……普通とはいったいうごごごごご。


Ophion:なんで、そんな当たり前のことでエクスデスみたいに悩んでるの!?


『Muse Dash』

iOS/Android(Steam/Switch版は後日配信予定)
開発:PeroPeroGames、販売:X.D. Network
価格:¥360(税込)、アプリ内追加アイテムあり

『インディー』

まさん:1発目はインディーゲーム界でも超有名どころのリズムゲーム!

カワチ:お! めずらしく王道。

Ophion:で、どんなゲームなんですかコレ?

まさん:横スクロールのランゲームと、リズムゲームを融合したようなリズムアクションかな。リズムに合わせて敵をボコりながら曲が終わるまで進んでいくのが基本のルール。タッチするのも画面の上下、または左右の2カ所だけでいいからリズムゲームが苦手な自分でも遊べます。

カワチ:女の子がカワイイ。

まさん:キャラクター選択時のアニメーションとか、細かく動いていいよね。単純なように見えるけど難易度の高い曲もちゃんとあって、リズムゲームとして本当に良くできてるんですよ。

カワチ:女の子がカワイイ。

まさん:リズムゲームをこなして経験値をため、レベルを上げることでお助けキャラや女の子たちの別スキンが開放されるのもモチベーションにつながりますよね。コンシューマー移植も決定してるので、早くそっちでも遊びたい。

カワチ:女の子がカワイイ。

『インディー』
▲女の子がカワイイ。

まさん:ほかに言うことないんかい!

Ophion:曲数はどうなんですか?

まさん:デフォルトでもけっこう多いけど、遊び足りない人は6曲ずつ追加されるパックも販売してます。

Ophion:タッチするのは2カ所だけですけど、タイミングよく避けたり、同時に2カ所をタッチして上下で殴ったり、操作自体はいろいろあるんですね。

まさん:そうそう。簡単な難易度は操作も少ないからボクでも遊べるし、高い難易度はリズムゲームらしい忙しさになるんですよ。アクションではなく、あくまでもノーツをたたいていくリズムゲームだけど、敵を殴って撃退する感覚がしっかりあるんですね。だから、遊んでいて爽快!

『インディー』
▲ボスが出してきた大量の敵をはねのけてから、迫ってくるボスを連打でボコボコ! 中身はリズムゲームなのに、プレイしている感覚はまさにアクションゲーム!

Ophion:最近、スマホの買い切りアプリで中国や韓国のゲームが目立っている気がしますが、これも中国製のゲームなんですよね。キャラクターデザインが日本向けでビックリ。

まさん:韓国のゲームもそうだけど、似たようなアニメやゲームで育った人たちが作ってるから日本のユーザーにもシックリくるのよね。最近は中国、韓国、台湾辺りのゲームもチェックが欠かせない!

カワチ:まさんが、マジメにゲームを紹介している。いったい、何が……。

まさん:前回からマジメにしてるっつーの!

『インディー』

『リバーシクエスト2』

Android(iOS版は後日配信予定)
開発、販売:Yokogosystems
価格:フルバージョン¥840(税込)、追加コンテンツ購入アリ

『インディー』

まさん:中国とか韓国ばかりじゃなくて、日本のスマホインディーも頑張っているという話をしましょう。インディー関連のイベントで展示されていた時から、溢れる『タクティクスオウガ』愛を感じるグラフィックで話題を呼んだ『リバーシクエスト2』という作品を知ってますか?

Ophion:ああ、これですね。すごい、本当に『タクティクスオウガ』っぽい!

まさん:前作は濃い洋ゲーみたいなグラフィックだったんですけど、開発者が『タクティクスオウガ』のファンだったせいか、今回はそっちに寄せて作られた作品。ゲーム業界に入ったきっかけとなった作品だそうです。

『インディー』
▲ゲーム内でも言われる90年代のゲームグラフィックへのリスペクト。

Ophion:中身も『タクティクスオウガ』みたいなSRPGなんですか?

まさん:あくまでもリスペクト作品なのでゲーム性は全然違います。1歩ずつマスを進んでいきながら探索するボードゲーム風のRPGで、敵と遭遇するとリバーシ(オセロ)のルールをもとにしたバトルが始まる。だから『リバーシクエスト』。

Ophion:リバーシをもとにしたバトル?

まさん:自軍のコマを配置して相手のコマを挟み、ダメージを与えていくシステムですね。リバーシだけど、相手のHPを0にするのが目的なので決着は割と早め。いや、もちろん進めていくと敵のHPが高くなるので、ザコ戦は普通のRPGに比べると長いかもしれない。

『インディー』

Ophion:なるほど。けっこう奥が深そうですね。ダウンロードは無料みたいですけど、フルバージョンって何が違うんですか?

まさん:無料版は、序章しか遊べません。フルバージョンを買うと先が開放されて、早送り機能やアイテム交換に使うクリスタルの入手率といったDLC的な物も買えます。全9章で、今のところ4章まで実装済み。

Ophion:かなり思い切ってますね。

まさん:買い切り系は意外とコスパがいいと思うんですよ。このゲームも、序章を終えてすぐに全部入りのフルバージョンを購入したけど、1500円のGoogle Playカードを買っておつりがくるし、買い切りゲームってお得だと思うんだけどなあ。

Ophion:たしかに!

まさん:この記事を読んでくださったみなさんが、少しでも買い切りゲームに注目してくれるとうれしいですね。

Ophion:なるほど、なるほど……はっ! 真面目な話をしすぎたせいかカワチさんがいない!!

『インディー』

『ダンジョン姫』

Android/iOS
開発、販売:SSICOSM
価格:¥290(税込)、ゲーム内追加アイテム購入アリ

『インディー』

カワチ:やだよー! 話がわかるオズ様と部下が喜びそうな女子や、置き去りにしたらブチ切れそうな姉がいそうな女子ばかりいるゲームはやだよー! 萌えがいいよう!!

Ophion:戻ってきたと思ったらなに言ってるのこの人。

まさん:ちょっと絵が硬派なゲームだったので心がペトロクラウドしてしまったか。よし、ここは韓国製のカワイイ女子が登場するハクスラRPGを紹介しましょう。タイトルはダンジョン……。

Ophion:あ、わかった。『ダンジョンメーカー』ですね! すごい流行ったダンジョン物のゲーム。

まさん:ちっがーう! 確かにそっちも名作ではあるんだけど『ダンジョンメーカー』は紹介しているところ多いからね。それでは、紹介していきますよ!

『インディー』

Ophion:韓国製のゲームですが、日本語化されてますね。

まさん:問題なく遊べるレベルで翻訳されてますよ。中身は『SAO』みたいなオンラインRPGの世界で活躍する兄妹が主人公で、カワイイ女の子たちと一緒にダンジョンを潜っていくゲームです。と言っても戦闘に特化したゲームなので、ダンジョンを探索するような要素はないけど。

『インディー』

カワチ:この、邪悪な敵キャラがいいね。

Ophion:なぜ、そういうところに目をつけるのか。

まさん:その画面を見てもらえればわかるように、戦闘は3人+後衛&控えの5人パーティ。控えは戦闘中に入れ替えられるので、スキルゲージがたまったら出撃させてドーンと撃つのが基本的な戦法ね。攻撃したキャラは一番前に出て敵の攻撃を受けやすくなるので、常に入れ替えながら戦います。

Ophion:戦闘システムが独特な感じで楽しいかも。

まさん:強い武器と入れ替えて強化しながら、チマチマと敵を倒してダンジョンの階層を進めていく。安くて地味に楽しめるゲームだと思います。

『インディー』

まさん:というわけで、今回は以上!

Ophion:いやあ、ソシャゲ以外にもいろいろあるんですねえ。買い切りのアプリってあまり注目していなかったので。

まさん:いろいろいいゲームがあるから探してみてね!

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