2018年10月25日(木)
12月14日に公開される映画『ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー』の主題歌のタイトルが『Blizzard(ブリザード)』であることが発表されました。主題歌を担当するのは、三浦大知さんです。
本作は、アニメ『ドラゴンボール超』の初となる映画化作品。物語では、3月25日に最終話を迎えたアニメ版のその後の悟空たちが描かれます。なお、テーマは“宇宙最強の戦闘民族・サイヤ人”となっています。
三浦さんが脚本を読み込みできあがった本作の主題歌のタイトルは『Blizzard』です。すでに公開されている予告編で、悟空やベジータがブロリーと対戦する舞台として登場する、“氷の世界”がテーマとなっています。
また、11月14日に行われる“映画『ドラゴンボール超 ブロリー』ワールドプレミア in 日本武道館”に三浦さんが参加することも発表されました。詳細は後日公開されます。
『ドラゴンボール』はアニメで見ていて、僕たちの世代では物心ついた時にはすでに当たり前のように世界中で愛されている作品でした。悟空の魅力は、自分より強い巨大なものにぶつかった時に、ワクワクして乗り越えていくところ。そのマインドがとても素敵だなと思っています。
今回の映画でも悟空、ベジータ、ブロリーたちサイヤ人それぞれに越えなければならない壁があり、それをどう乗り越えていくのかが描かれていました。『Blizzard』は、そういうキャラクターの心情に加えて、今回闘いの舞台になっている“氷の世界”をテーマにしています。
現代社会でも、普段僕たちはさまざまな情報の中で“氷塊”の中で固まっているように生きている。何かを超えるときに、氷を割って本当の自分になるにはどうしたらいいか。
それは今回の映画のキャラクターにも、現代社会にも通じる普遍的なテーマだと感じたので、そういう部分を意識しながら歌詞を書きました。
子どものころに出会った作品の中で、自分の音楽が鳴るというのは本当に幸せなこと。映画を観て劇場を出たときに、「よかったな」と思ってもらえる楽曲に仕上がったなと思っているので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
本映画の製作が決定した際、“最初から海外市場を念頭に置いた作品創り”という命題が与えられました。当然、主題歌アーティストもそれを意識しないといけないのですが、いの一番に思いついたのが、三浦大知さんです。
高い歌唱力とキレキレのダンスはまさにワールドクラスで、その才能は国内外問わず多くの著名クリエイターが認めるところです。『ドラゴンボール』も世界的に人気が高いのですが、相乗効果を発揮できればと思い、オファーした次第です。
三浦さんと直接お会いして企画会議を行ったのですが、事前に原作や脚本をしっかりと読み込まれており、頂いた質問がポイントを突いたものばかりで、ものづくりに対する真摯な姿勢に感服しました。
今回は作詞もお願いしたのですが、おかげで映画の世界観にとてもマッチしたものが出来上がり、大変満足しています。三浦さんの主題歌に負けないように、映画本編もしっかり作り込んでいきたいと思います。
■『Blizzard』楽曲概要
【発売日】12月19日発売/SONIC GROOVE
【作詞】三浦大知・Nao’ymt
【作曲】Nao’ymt
【編曲】Nao’ymt
■映画『『ドラゴンボール』超(スーパー) ブロリー』作品概要
【公開日】12月14日
【スタッフ(敬称略)】
原作・脚本・キャラクターデザイン:鳥山明
監督:長峯達也
作画監督:新谷直大
音楽:住友紀人
美術監督:小倉一男
色彩設計:永井留美子
特殊効果:太田直
CGディレクター:牧野快
製作担当:稲垣哲雄
【出演声優(敬称略)】
野沢雅子
堀川りょう
中尾隆聖
島田敏
久川綾
古川登志夫
草尾毅
山寺宏一
森田成一
宝亀克寿
水樹奈々
杉田智和
【製作】「2018 『ドラゴンボール』超」製作委員会
【配給】東映
【配給協力】20世紀フォックス映画
(C)バードスタジオ/集英社 (C)「2018ドラゴンボール超」製作委員会