2018年11月12日(月)
11月12日に開催された“ディライトワークス オリジナルボードゲーム発表会・メディア向け先行体験会”で、新作ボードゲーム2タイトルが発表されました。
本イベントでは、新作ボードゲーム『The Last Brave』、『CHAINsomnia~アクマの城と子どもたち~』やディライトワークス内に設立された6つの制作部の1つである第1制作部のスタジオ名などが発表。塩川洋介さんやカナイセイジさんの他、『CHAINsomnia~アクマの城と子どもたち~』の製作スタッフが登壇しました。
発表会で最初に発表されたのは、カナイセイジさんがゲームデザインを手がけた“勇士創像バトルロイヤルカードゲーム”『The Last Brave』です。
本作は、“プレイヤーカード”に加えて“職種”、“属性”、“武器”の3つの特性で構成されたキャラクターを操り敵と戦うゲームとなっていて、カードの組み合わせは約2,400通りにもおよぶとのこと。
プレイヤーの特性は、ゲーム序盤はお互いにわからない状態で、ゲームが進行していくにつれて公開されていくので、どの特性を公開するか、いかにして切り札を残していくかという戦術性がウリであることをカナイセイジさんはコメントしました。
さらに、ディライトワークスの代表作ともいえる『Fate/Grand Order』のおもしろい要素を取り入れられないかと思いつつ取り組まれたことも明かされました。
なお、プレイ人数は3~7人でオススメの人数は4、5人、時間は10~15分程度と、さまざまな人数で何度もプレイできることも語られました。
▲塩川洋介さん | ▲カナイセイジさん |
▲実際のプレイを再現する形での紹介も行われました。 |
『The Last Brave』に続いて発表されたのは、1~4人でプレイ可能な協力型ボードゲーム『CHAINsomnia~アクマの城と子どもたち~』です。
本作は、ディライトワークスの2018年の新入社員が企画・開発を手掛け、カナイセイジさんと白坂翔さんが監修を行ったタイトル。プレイヤーはアクマの城に連れ去られた子どもとなり、他のプレイヤーと協力して脱出を目指します。
プレイヤーキャラクターは6種類用意されていて、それぞれ異なる特殊能力を持っているので、選択したキャラクターごとに異なるプレイスタイルで楽しめる他、アクマの城のマップはランダムで生成されるので、ワクワクしながらプレイできることが語られました。
▲ゲームの紹介は、リーダー/ゲームデザインの青山奨さんが行いました。 |
『The Last Brave』と『CHAINsomnia~アクマの城と子どもたち~』の紹介が終わると、2タイトルが11月24日、25日に東京ビッグサイトで開催される“ゲームマーケット2018秋”で先行発売予定であることがアナウンスされました。また、『The Last Brave』は12月13日より全国で発売されることも発表。
その他、先行試遊に関する情報も公開。JELLY JELLY CAFEの渋谷店、池袋2号店、名古屋大須店、福岡天神店で実施されます。
ディライトワークス内に設立された6つの制作部の1つである第1制作部のスタジオ名が“DELiGHTWORKS SWALLOWTAIL Studio(DSS)”であることが発表されました。
“DSS”の理念は“ときめきを、デザインする。”で、ゲームを含めてエンターテイメントとはユーザーの心を動かす仕事であるという思いが込められていることを明かしました。
スタジオ名が明らかになったことにあわせて、デジタルの新規オリジナルゲームプロジェクトの始動も発表。発売までは遠いものの、徐々に動いていければという意気込みが語られました。
なお、塩川さんの“FGO PROJECT クリエイティブプロデューサー”という立場は変わることなく、引き続き“FGO PROJECT”におけるさまざまな展開にもかかわっていくとのことです。
Copyright DELiGHTWORKS Inc. All Rights Reserved.
(C)DELiGHTWORKS Inc. (C)カナイ製作所