2018年11月15日(木)
セガゲームスは、12月13日に発売されるPS4用ソフト『JUDGE EYES:死神の遺言』の新情報を公開しました。
『JUDGE EYES:死神の遺言』は、現代の東京を舞台に連続猟奇殺人の謎を追う、俳優・アーティストの木村拓哉さんが主役を演じる本格リーガルサスペンスアクションです。
公開されたのは、検察官・藤井真冬と出会う場面やミニゲーム・プレイスポットに関する情報です。
前回までのあらすじ
神室町で起き続ける猟奇的な極道殺し。
東京進出を狙う関西共礼会の組員が3人殺され、その両目の眼球が抉りだされていた。
犯人として警察に逮捕されたのは、極道業界において“枝”とよばれる末端の組織である、東城会系松金組の若頭・羽村京平。
その弁護人から事件の調査依頼を受けた八神隆之は、羽村を無罪とする材料を探し始める。神室町で起きた事件を調べるのは、八神探偵事務所にとってもっとも得意とするところだ。
羽村は事件当夜、一晩中サウナにいたというが、それを裏付ける物証や証言は見つからない。一方で、事件直前に羽村と被害者が口論していた防犯映像が、警察側から公開される。
しかも防犯映像を見ると、羽村はのちに被害者となる関西極道と口論の末、自分の息がかかった店に引きずり込んでいたのだ。
「よく撮れてるな、この映像。これじゃ羽村も言いわけしようがない」と呆れる八神。
警察が羽村を逮捕したのもうなずける状況が積み上がる中、八神探偵事務所にひとりの女性が訪ねてきた。
「ごきげんよう、八神君」と微笑む彼女の名は、藤井真冬。東京地検の検察官だ。
八神が弁護士だったころにはデートをしたこともあったが、大久保新平が恋人を惨殺した一件以来、八神は彼女と距離を置いている。
真冬が今日、ここに現れた理由は「仕事の話で来たの。当然だけど」とのこと。
八神が羽村の事件を調べ出したと聞きつけてきたのだという。情報源は真冬の幼なじみで大学同期だった、源田法律事務所の城崎さおりだ。
真冬によると、逮捕された羽村の起訴が決まったという。つまり裁判が確定し、検察や警察が手にした証拠をもとに審議が行われるということだ。
担当検事は真冬ではなかったが、八神にとって覚えのある人物だった。……その名を、泉田圭吾という。
八神が大久保新平を無罪にしたときに、検事を担当していた男だ。有罪率99.9%を誇る日本の刑事裁判で、八神に無罪を勝ち取らせてしまった人物と言い換えることもできる。
「3年ぶりの対決ね」と、これまでずっと八神の弁護士復帰を望み続けてきた真冬。しかし八神にその気はない。あくまで探偵として羽村の弁護をサポートするだけだった。すると……。
「前から思ってたんだけど。……八神君、探偵なんて全然似合ってないからね」
さびしげな捨て台詞を残して、八神探偵事務所をあとにする真冬。とはいえ、夜の神室町を女性ひとりで帰すわけにはいかない。
真冬を送ってやろうと呼び止める八神。それが思わぬ誤解を招くことになった。
「なんだ、お前は?」とたやすく八神の腕をひねりあげる紳士。不意をつかれたとはいえ、八神の腕を握る手の力は盤石だった。
「あれ? 検事正……」
紳士の正体は、真冬の上司である、東京地検の森田検事正。「そうか。君が八神弁護士?」というところを見ると、八神の事情は知っているらしい。
が、森田の奥からもうひとり、八神に不敵な笑みを向ける男性が近づいてくる。それは、じつに3年ぶりの再会だった。
「久しぶりだな、八神先生。法廷に立つ君を見られなくなって残念に思っていた」
……泉田検事。おそらく、八神が法廷を離れていったことをもっとも愉快に感じた人物のひとりだろう。
神室町で起きる猟奇的な殺人事件。その裁判における役者がそろった瞬間であった……。
探偵・八神の調査手段として大活躍する“ドローン”。調査だけではなく、なんと“ドローンレース”を楽しむこともできます。
神室町では、最速のドローンレーサーを決める大会“Dリーグ”が開催中。Dリーグは、レーサーの実力ごとに5つのリーグに分かれており、各リーグで優勝したレーサーが、上位のリーグに昇格できる仕組みとなっています。すべてのリーグで優勝し、神室町最速レーサーの称号を勝ち取りましょう。
Dリーグは、神室町を舞台としており、バリエーション豊かなコースが用意されています。リーグで好成績を収めるためには、コースの適正を見極めたパーツカスタマイズが重要です。
直線が多いコースでは、機動力よりも加速力や速度重視。カーブが多いコースでは、ある程度スピードを捨ててでも機動力や耐久度を重視しましょう。
また、あらゆるコースに対応するため、Dリーグに併設している“ドローンラボ”で、いろいろな種類のパーツを開発しておきましょう。ドローンパーツは100種類以上用意されています。
いきなり本番のレースに挑む自信がないときは、テスト飛行をすることもできるので、コースの下見がてら利用してみましょう。
その他、ドローンレースではネットワークを利用した“ネットワーク対戦プレイ”を楽しむこともできます。自分のプレイ記録をアップして、全国ランキングに挑戦することもかのうです。
さらに、他のプレイヤーのプレイデータをダウンロードして対戦することも可能です。苦手なコースがある場合は、他プレイヤーのプレイデータを参考にするのもオススメです。
神室町に新設されたプレイスポット“VRサロン パラダイス”でプレイすることができるのは“VRすごろく:ダイキュー(VRすごろく)”です。VRすごろくは、その名の通りバーチャル空間に再現された神室町を舞台にすごろくをプレイするミニゲームとなっています。
VRすごろくをプレイするには、“プレイパス”と呼ばれる専用のアイテムが必要です。プレイパスは、他のミニゲームのクリア報酬やカジノ、賭場の景品として入手できます。
VRすごろくでは、サイコロをふって、出た目の数分マスを進み、ゴールを目指します。止まったマスに設定されているさまざまなミッションをクリアすることで、アイテムを獲得できます。獲得したアイテムはVRすごろく終了時に換金してもらえるので、うまくプレイすると一気に大量の現金が手に入ります。
VRすごろくのマスには、さまざまなクリア条件が設定された“バトルマス”や制限時間内にピッキング、サムターン回しで金庫を開ける“金庫マス”など、豊富なバリエーションが用意されています。
バトルマスは、マスの頭上に表示されている星の数が難易度を示しており、バトルに勝利すると星の数分、サイコロをふれる残り回数が増えますが、負けてしまうとスタート地点に逆戻りしてしまう、ハイリスクハイリターンのマスとなっています。
バトルマスを勝ち抜けるかが攻略に大きくかかわってくるので、しっかり八神を鍛えて挑みましょう。
VRすごろくをプレイする上で忘れてはならないのが“ころにゃん”の存在です。ころにゃんは広島弁を話すVRすごろくのナビゲーションキャラクターで、VRすごろくをプレイしている間にさまざまな情報をプレイヤーに教えてくれます。
VRすごろくをプレイしていると“キングころにゃん”に遭遇することがあります。キングころにゃんに遭遇すると“ころにゃんモード”というボーナスモードになり、すべてのマスが大量にアイテムをゲットできるマスに変化します。
ころにゃんモード中は、驚くほどのアイテムを獲得できる大チャンスなので、マップを確認してキングころにゃんがどこにいるのかを小まめにチェックしておきましょう。
また、キングころにゃんのほかに“クロにゃん”というキャラクターも存在します。クロにゃんに遭遇すると、それまで獲得したアイテムをすべて奪われてしまいます。せっかく集めたアイテムを奪われないように、マップでクロにゃんの位置も確認しておきましょう。
もし運悪くクロにゃんに遭遇して、アイテムを奪われても慌てることはありません。アイテムを奪ったクロにゃんは神室町のどこかに逃げてしまいますが、クロにゃんを追いかけて、再び遭遇するとバトルを挑まれます。そこでバトルに勝利すると、奪われたアイテムを取り返すことができます。
さらに、奪われたアイテムは倍になって返ってくるので、腕に自信のあるプレイヤーは、あえてクロにゃんにアイテムを奪われてから取り返す、という上級プレイも可能です。
八神探偵事務所には“ピンボールパーラー”というピンボール台が設置されています。ピンボールパーラーは八神の私物であるため、他のミニゲームと違い無料でプレイできます。
ハイスコアを出すためのコツのひとつに“NEXT DOUBLE”という、次に獲得する効果を2倍にする効果があります。ボールを発射する際に、弱めに発射して、右下にある“NEXT DOUBLE”を通過すれば、効果を得ることができます。
クラブセガ劇場前店に設置されているシューティングゲームが“KAMURO OF THE DEAD”です。一人称視点のシューティングゲームで、うまく狙いを定めてゾンビを倒していき、ゾンビが横行する荒廃した神室町から無事に生還することを目指すことになります。
ただクリアするだけでなく、ハイスコアを狙ってプレイするのも“KAMURO OF THE DEAD”の醍醐味です。
ハイスコアを出す3つのポイント
ヘッドショット
ゾンビの頭部を打つことを“ヘッドショット”といいます。ヘッドショットは、通常の倍のダメージをゾンビに与えることができます。
コンボ
ヘッドショットをすると“コンボ”が1増えます。コンボが増えるごとにゾンビを倒したときに得られるスコアが増えるので、なるべくヘッドショットでゾンビを撃ってコンボを増やしていきましょう。ただし、弾を外してしまうとコンボがリセットされてしまうので注意が必要です。
タイムボーナス
ゾンビが出現してから10秒以内に倒すと、“タイムボーナス”が追加されます。タイムボーナスはコンボの影響を受けるので、コンボ数が多いときにタイムボーナスがつくとスコアが跳ね上がります。
『龍が如く』シリーズで好評を得ていた名作アーケードゲームの復刻は、本作でも健在です。クラブセガ劇場前広場店に設置されているのが『モーターレイド』です。
『モーターレイド』は、サイバーパンクな世界観の中でレースを行う体感型ゲームで、最大の特徴は、レース中にライバルたちに攻撃ができてしまうことです。抜かれそうになったらライバルに近づいて、うまく攻撃を当ててスリップさせてしまいましょう。
クラブセガ中道通り店に設置されているのが『ファイティングバイパーズ』です。『ファイティングバイパーズ』は、近未来の架空の町“アームストンシティ”を舞台に、四方を囲まれたリングの中でアーマーを装備した戦士“バイパー”たちが戦う対戦格闘ゲームです。
キャラクターは、各自アーマーを装備しており、このアーマーが勝敗を分ける重要な要素です。アーマーには耐久度があり、敵の攻撃を受けるごとに耐久度が下がっていきます。耐久度が0になるか“アーマー破壊技”を受けるとアーマーが壊れてしまいます。
アーマーが壊れてしまうと、敵の攻撃で受けるダメージ量が大幅に増えてしまうため、いかにして相手のアーマーを先に破壊するかがポイントです。
フジテレビONEで放送中の“THEわれめDEポン”とのコラボレーションが実現。これまでの麻雀よりも過激なルールで、より一層アツい麻雀がプレイできます。
さらに、“THEわれめDEポン”にアシスタントとして出演している、タレントの橘ゆりかさんが実名で登場。また、橘ゆりかさんとフレンドになれるストーリーも収録されているので、そちらも要チェックです。
神室町に新しく開店した雀荘“麻雀橘”では、“割れ目ルール”という、他の雀荘ではプレイできない特殊なルールが採用されています。割れ目とは、牌を配る山が割れた人が“割れ目”になり、割れ目のプレイヤーは、もらえる得点と支払う得点が倍になるというハイリスクハイリターンなルールです。
他にも、最初からドラが2枚めくれた状態で始まるなど、得点の動きが非常に大きいルールがたくさん採用されています。
他にも、本作には神室町おなじみのプレイスポットが満載です。プロ野球選手もびっくりの変化球を投げ込んでくる、進化した“バッティングセンター”には、一般客ではプレイできない隠しコースもあるようです。
“将棋”では、“詰将棋”がプレイでき、バー“バンタム”と“クラブセガ劇場前広場店”に設置されているダーツでは、ガールフレンドとのデートで対戦することも可能です。
クラブセガには、本作ならではのゲームの他に『スペースハリアー』、『ファンタジーゾーン』、『ぷよぷよ』、『Virtua Fighter5 Final Showdown』がプレイできます。さらに、“UFOキャッチャー”ではVRすごろくのナビゲーションキャラクター“ころにゃん”のぬいぐるみもゲットできます。
神室町のとある場所には、“ポーカー”と“ブラックジャック”ができるカジノと“こいこい”、“おいちょかぶ”がプレイできる賭場も用意されています。
「仕方ないでしょ、検事なんだから。人を疑うのは仕事上の務めです」
東京地検の女性検事。育ちのいいお嬢様ながら正義感が強く、まっとうな努力の末、司法試験を通過。
源田法律事務所のさおりとは幼なじみで、数年越しに大学の法学部で再会した同期でもあります。可憐なルックスからどこかお嬢様扱いされており、実力で認められたいと考えています。
「なるほど。では犯人はべつにいると? あなたはそれをこの場で説明できますか?」
検事正。実直な性格で、真冬にとって憧れの人物。部下には滅多に笑顔を見せず、抑揚に乏しいです。つねに合理的な物言いで、特に部下からは怖がられています。
ただし、対外的には大人の態度でそつなく微笑を見せることもあります。
「君は今、探偵やってるんだってな。一度は無罪を勝ち取った弁護士なのに…… もったいないなぁ」
検事。プライドの高い自信家で、犯罪者を見下す傾向にあります。優秀な検事として人一倍抱える案件も多かった中、3年前に八神に無罪を勝ち取られ、メンツをつぶされました。
そのため、自信に満ちていた過去の言動はすべて周囲に笑われる結果となり、八神への恨みは深いです。
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