2018年11月27日(火)

『レッド・デッド・リデンプション2』いまさら聞けないキャンプと移動の基本をチェック【電撃PS】

文:電撃PlayStation

『レッド・デッド・リデンプション2』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。

 ロックスター・ゲームスより好評発売中のPS4/Xbox One用ソフト『レッド・デッド・リデンプション2』。本作は、西部開拓時代末期の1899年アメリカを舞台としたオープンワールドアクションアドベンチャーです。プレイヤーは、連邦捜査官や賞金稼ぎに追われる“ダッチギャング”のメンバー“アーサー・モーガン”となって、彼らの追求をかわしつつ再起を図ります。

 今回は、ゲームの基本となるキャンプの利用と拡張、また広大なフィールドの移動法などゲーム序盤から役立つ知識をお届けします。

レッド・デッド・リデンプション2

 なお、ゲームを始めたばかりの方にまず説明すると、本作は冒頭の“チャプター1”から“チャプター2”がチュートリアル的な位置づけとなっていて、ストーリーミッションを進めるたびに新たな要素がアンロックされていきます。まずは、黄色い丸アイコンで表示される、ストーリーミッションをどんどん進めることをおススメします。

回復から経験値稼ぎまで! キャンプできることはいろいろ

 本作では、主人公アーサーたち“ダッチギャング”は、屋外にキャンプを設営して生活しています。キャンプにはアーサーのベッドがあるほか、メンバーの生活をまかなうさまざまな設備が用意されています。キャンプではアーサーの体力などの基本ステータスを回復できるほか、キャンプに寄付などの貢献をすることで、強化や経験値、名声を得ることができます。

 キャンプでできることは、おおむね以下のとおりです。

アーサーのベッド

 アーサーのベッドは、寝ると消耗したデッドアイゲージなどが回復するほか、任意のタイミングまで時間を進めることができます。ミッションによっては発生する時間帯が決まっているものもあるので、以前見かけたはずのミッションアイコンが見当たらないときは寝て時間を進めてみるといいでしょう。

レッド・デッド・リデンプション2

 アーサーのベッドの近くには、たいていワードローブがあります。ここではアーサーのコスチュームをカスタマイズできるほか、カスタマイズしたコスチュームを3つまで馬に乗せることが可能です。

 本作は、気温の概念があり、着ているコスチュームが気温と合っていないと体力の自動回復などにペナルティを受ける場合があります。キャンプの外に出ている間は、馬に乗せたコスチュームからアーサーが着るものを選ぶことになるため、最低でも“寒い気候”と“暑い気候”に向いたコスチュームを各一着馬に積んでおきたいところです。

寄付箱と帳簿

 ギャングのリーダーであるダッチの寝床には寄付箱と帳簿が置かれています。寄付箱には金品や所持金を寄付してキャンプ共有の財産にできます。寄付したものは、帳簿を使ってキャンプの拡張や物資の補充に役立てることが可能です。拡張した施設は、ストーリーが進んでキャンプが移動してもそのままなので、早い段階からの拡張がオススメです。

レッド・デッド・リデンプション2

 とくに優先して拡張したいのが“宿泊施設”と“皮加工道具”、“鶏舎”の3カ所。“宿泊施設”は、3段階の拡張が可能で、2段階目でアーサーのベッドからファストトラベルが可能になり、3段階目でキャンプで寝た時の回復量が改善されます。“皮加工道具”はアーサーが持ち込んだ毛皮などで持ち物の所持量を拡張可能なバッグなどの作成が可能に、“鶏舎”はキャンプで出されるシチューでより良い効果を得られるようになります。

ピアソンの馬車

 マップで包丁のアイコンのある場所にはギャングの食料係であるピアソンの馬車があります。ここでは、ギャングメンバーが狩りで手に入れた動物や魚を寄付できます。寄付された獲物のうち、肉はキャンプで出されるシチュー(食事)の材料に、牙などは換金されてキャンプの資金となります。さらに、ダッチの寝床にある帳簿で“皮加工道具”をアンロックしていれば、アーサーの持ち物の最大量を増やすバッグやキャンプの装飾品を作ることが可能です。

レッド・デッド・リデンプション2

 ピアソンから得られる効果で馬鹿にできないのがシチュー。これは、ピアソンの馬車の近くでゲーム内時間の正午過ぎ~夜明け前まで利用できる食事で、アーサーの基本ステータスを回復できるだけではなく、しっかりと食材を寄付していればさらにステータスを強化する効果が得られます。ピアソンは装備や装飾の加工に目がいきがちですが、手持ちに未調理の食材があったらマメに寄付しておくといいでしょう。

雑用ポイント

 キャンプでは雑用ができるポイントが黒い丸印で表示されます。できる雑用は“干し草の束を馬の餌場まで運ぶ”、“食料袋をピアソンの馬車まで運ぶ”、“薪割りをする”の3種類。単純作業ですが、干し草や食料袋は1つ運ぶごと、薪割りは全部割ることで名誉とデッドアイ経験値が得られます。必須ではありませんが、時間があればやっておくとお得です。

レッド・デッド・リデンプション2

ちょっとだけラクできる、移動に関するTIPSを紹介!

 時折発生するさまざまなアクシデントを楽しみながら広大なマップを移動するのは、本作の魅力のひとつと言えます。しかし、ときには目的地へいち早く移動したい! と思うのもまた人情。ここでは広大なマップをできるだけ快適に移動する術をいくつか紹介していきます。

シネマティックモードを利用する

 タッチパネル長押しで移行するシネマティックモードは、ミッション中に会話などに集中したいときに便利ですが、ミッション中ではない通常の移動中でも利用できます。ある程度速度を出した状態で×ボタンを押しながらシネマティックモードに移行すると、マップ上の行き先マーカーをつけた場所まで自動で移動してくれます。ただし、シネマティックモード中でもランダムイベントや猛獣の襲撃は発生するので、画面からは目を離さないようにしましょう。

レッド・デッド・リデンプション2

ファストトラベルを使う

 キャンプの宿泊施設を2段階までアップグレードすると、アーサーのベッドの近くに配置される地図からファストトラベルが利用可能になります。キャンプから町などの集落までの一方通行となりますが、キャンプ地から遠いエリアへ移動したい場合に便利なのでぜひ活用したいところです。

レッド・デッド・リデンプション2

駅馬車や列車に乗って移動する

 たいていの町や集落には、駅馬車乗り場が存在します。また、本作のフィールドにはループ状に線路が敷設されていて、蒸気機関車が運航しています。最大で10$ちょっとのお金がかかりますが、駅馬車や列車に乗れば行ったことのある町や集落まで時間をかけずに移動可能です。駅馬車や列車に乗っても自分の馬は目的地までついてきてくれるのでご安心を。移動手段としては一番便利だと思うので、所持金に余裕がある場合は活用しましょう。

レッド・デッド・リデンプション2

 本作は、どこにいても町などへ瞬時に移動できるファストトラベル機能こそありませんが、馬だけに頼るのではなく交通機関を利用することで快適な移動が可能です。ストーリーなどを追ってなるべく早く目的地へ行きたい、という方は積極的に利用してみるといいでしょう。

 次回は、かなり本格的な作りになっている狩りのコツについて解説していく予定です。

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