2018年11月28日(水)
『レッド・デッド・リデンプション2』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
ロックスター・ゲームスより好評発売中のPS4/Xbox One用ソフト『レッド・デッド・リデンプション2』。本作は、西部開拓時代末期の1899年アメリカを舞台としたオープンワールドアクションアドベンチャーです。プレイヤーは、ギャング団のメンバー、アーサー・モーガンとなって、連邦捜査官をはじめとする追っ手をかわしつつ、キャンプを拠点にギャング稼業を行います。
今回は、資金稼ぎや回復アイテムの作成などに役立つ狩りで、いかに品質の高い獲物を狩るかについて解説していきます
⇒『レッド・デッド・リデンプション2』いまさら聞けないキャンプと移動の基本をチェック【電撃PS】
野生生物を狩ると、死骸を入手する際に名前の後ろに“粗悪”“良質”“最良”といった品質が表示されているのがわかるかと思います。品質が高い獲物ほど売値が高くなるのはもちろん、解体の際に入手できる素材が多く手に入ります。さらに、キャンプのピアソンや罠師のところで服やバッグを作る際は、必ず“最良”の素材を要求されます。
獲物の品質を決める要素は、“獲物そのものの品質”と“プレイヤーが獲物を無駄に傷つけずに狩れたか”の2点。いくら上手に獲物を狩っても、もともとの品質が悪ければダメですし、逆に品質の高い獲物を狩っても、乱暴な手段をとったのでは価値が下がってしまいます。
質の高い獲物を狩るには運が影響する面もあるのですが、それでもプレイヤーの知識と腕前しだいでなんとかなるところは多いです。次は、高品質の獲物を狩るための具体的なノウハウについて説明します。
ウサギや鹿といったどこの地域でも見かける獲物は、適当に馬に乗って銃を撃つだけでも狩れますが、良質な獲物を追うならチュートリアルミッションでやったように、徒歩で痕跡を追うやり方がオススメです。そして対象が未知の動物の場合、痕跡を追って獲物を発見したら、銃などで獲物を仕留める前に双眼鏡で対象を調べましょう。調べた獲物は図鑑に名前が登録され、生態や狩る際に適した武器が分かるだけではなく、次回同じ種類の獲物の痕跡を追う際に対象の名前と品質が分かるようになります。
最初に見つけた獲物が低品質だったとしても双眼鏡で調べておけば、次回からはイーグルアイを発動して痕跡を調べるだけで、その獲物が追う価値のあるものか判別するので、無駄な獲物を狩る手間が省けるはずです。
品質の高い獲物を見つけたら、今度はプレイヤー自身の腕前がモノを言います。まずは追っている獲物に合わせて武器を選びましょう。小動物に威力の高い武器を使うと傷がついてしまいますし、逆に大きめの動物に威力の低い武器を何発も撃っても結果的に獲物が傷物になってしまいます。ここでは狩りに適した武器と獲物についていくつか挙げていきます。
通常の矢はシカのような中型の獲物の急所を狙うのに適していますが、注目したいのは“小動物用の矢”と“改良矢”の2種類の特殊矢。“小動物用の矢”は銃だと傷つけてしまいがちなリスやヘビなどを狩る際に、“改良矢”はバイソンなどのより大型の動物を狩る際に有効です。作成には鳥から取れる“風切り羽”がいずれも必要なので、手持ちの矢が少なくなったら狩っておきましょう。
小口径弾を発射するライフルで、ウサギなどの小動物を傷つけずに狩ることができます。リスなども急所にうまく当たれば品質を落とさずに狩れることがあります。装弾数が多く、連射がきくので飛ぶ鳥を撃つのにも便利です。小さめの動物を狩る際は、とりあえず使ってみるといいでしょう。
連射のきくカービンライフル。この武器はおもに敵対する人間と撃ち合う際に重宝しますが、オオカミなどの中型の肉食獣に対しても有効です。撃つ際はデッドアイを使い頭部などの急所を素早く狙い撃ちましょう。
威力のあるライフル弾は、エルクやクマといった大型の動物に有効で、急所を狙えば獲物に大きな傷を付けることなく狩ることができます。大物狩りを考えているなら必ず持っておきたい1丁です。
有効な対象はシカなどの中型の哺乳動物に限られますが、投げ縄で捕獲してから引き寄せてとどめを刺す、という狩り方もあります。この方法なら獲物に傷をつける心配なく獲物を高い品質のまま狩れます。ただし、投げ縄で動物を捕獲している間はスタミナが減り続けるので、素早く引き寄せる必要があります。
獲物を傷つけずに狩る秘訣は、“対象をギリギリ倒せる威力の武器”で、“急所を狙って1発で確実に倒す”ことです。ウサギなどの小型の動物は胴体を狙っても品質を落とさずに狩れることもありますが、シカなどの中型やクマなどの大型の獲物は急所を狙わないと、品質が落ちるだけでなく仕損じて逃げられたり反撃を受けてこちらが危険なケースもあります。
急所を狙う際に便利なのはやはりデッドアイです。ストーリーミッションを進めてデッドアイが進化すると、対象の急所が赤くハイライトされるようになるのでさらに便利になります。急所が物陰に隠れて見えないときは、狙いをつけた状態で□ボタンを押せば口笛を吹いて獲物の注意を引き、弱点である頭部をこちらに向けさせることができるので活用しましょう。
狩った獲物は、その場で皮をはいで肉と皮を取り出してもいいですし、皮をはがない死骸はより高値で売れます。ただし、死骸は狩ってから約24時間程度で腐って価値がなくなってしまうため、できるだけ早く売ってしまいたいところです。また、近くに売れる場所がない場合は、皮をはいで肉などの素材だけを確保するという手段も選択もひとつです。ここでは、獲物の使い道についていくつか解説していきます。
皮をはいで手に入れた肉は、キャンプなどのたき火で焼いて食料にできます。食料はアーサーの基礎ステータスを大きく回復する効果があるので、出かける際はいくつか持っておきたいところです。また、オレガノやミントなどの薬草があれば、より回復効果の高い料理を作ることができます。
動物の死骸や肉、皮など獲物から手に入るアイテムのほとんどは町の肉屋で売れます。服やバッグの素材にならない“粗悪”や“良質”のアイテムは、基本的に売ってお金にかえるのが基本的な利用法のひとつです
一番品質の高い“最良”のアイテムは、ギャングの食料係のピアースや各地の罠師のところへ持ち込みましょう。ピアースに寄付したり罠師に売ったアイテムは彼らのところにストックされ、アーサーの所持アイテムの上限を増やすバッグや、服を作る際の素材となります。また、ピアースに肉を寄付するとシチューの材料となってステータスの回復効果が上昇しますし、牙などの素材はギャングの共有資金となります。作れるアイテムはピアースと罠師で異なるので、持ち込む際はどちらでなにが作れるか把握しておくといいでしょう。
本作の狩り要素は、登場する動植物の種類の多さもあり非常に奥が深く、さらに資金稼ぎや食料の補充といったゲーム本編でも役立つ楽しい内容となっています。ちょっとした小銭を稼ぎたいとき、遠出する前にアイテムを補充したいときなどに、ひと狩り行ってはいかがでしょうか。
次回は、強盗などのギャングならではの稼ぎ方について解説していく予定です。
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