2018年12月14日(金)
『ゴーバケーション』があれば家でリゾート体験が可能。名作の魅力や収録アクティビティをレポート
12月27日にバンダイナムコエンターテインメントから発売されるNintendo Switch用ソフト『GO VACATION(ゴーバケーション)』。いつでもどこでもリゾートを体験できる本作の先行レビューをお届けします。
本作は、Wiiで2011年に発売された『GO VACATION』をベースに、Nintendo Switch仕様に再構築したタイトルです。いつでもどこでもリゾートツアーを体験できます。
Wii版は、プレイしたユーザーから評判がよく、ロングセールを記録しました。以下では、本作の特徴や『ゴーバケーション』で楽しめるアクティビティを紹介していきます。
自然豊かな島でアクティビティを楽しもう!
本作の舞台は、大自然に囲まれたリゾートアイランド“カワウィー島”。プレイヤーは、この島でさまざまなアクティビティやスポーツを楽しみながら、バケーションを過ごしていくことになります。
50種類以上のアクティビティを体験可能
本作では、リゾートで遊べるスポーツやアクティビティを存分に体験することができます。その数なんと50種類以上!
正直言って1日では遊びきれないです! アクティビティのタイプもスキューバダイビングのようにゆったり遊ぶものから、レースなど激しくバトルする刺激的なものまでいろいろあるので、自分好みのアクティビティを見つけられると思います。
4つのリゾートエリアで遊び尽くそう!
島には“マリンリゾート”や“スノーリゾート”など4つのエリアがあり、それぞれのリゾートに合ったスポーツやアクティビティが楽しめます。
各リゾートではスタンプラリーが開催されており、指定されたアクティビティで遊ぶとスタンプをゲットできます。
一定数、スタンプを手に入れることで新しいリゾートエリアに行けるようになったり、プレゼントがもらえたりします。何をするか迷ったら、まずはスタンプラリーのアクティビティを遊んでスタンプをゲットしましょう。
マリンリゾートの特徴
島の南西にあり、スタート時から遊べるエリアです。青い海“メリーシー”と真っ白なビーチ“サンシャインビーチ”が広がっています。海の沖には“ロッキーリッジ海域”や“ココノレ島”、陸側には“ミスティックジャングル”などがあり、探検できます。
海ではマリンバイクのレースやスカイダイビング、陸側ではビーチバレーやバギーのレースなどのアクティビティができます。
シティリゾートの特徴
島の南島にあり。高層ホテル“ユグドラシルホテル”や巨大なショッピングセンター“ラ・ヴァカンツァ ショッピングモール”などが立ち並ぶ、都会的な雰囲気のエリアです。インラインスケートやスケボーで遊べる“トラック&ソウルスケートパーク”など、フィールドで遊べる場所があちこちにあります。
アクティビティはストリートレースやハンググライダーなど刺激的なものから、パイ投げを避けるなどコミカルなものまでいろんなタイプを遊べます。
スノーリゾートの特徴
島の北東にある、雪山“トンガブランカ”がそびえ立つエリアです。くねくねとした坂道が続く“バニースロープ”や、滑走ができる“モンキースノーパーク”などで、いつでもウィンタースポーツが楽しめます。
ここでは雪合戦や犬ゾリ、スキーやスノーライドなど雪にまつわるスポーツやアクティビティができます。
マウンテンリゾートの特徴
島の北西にある、山に囲まれた高原エリアです。エリアには湖があり、その真ん中には“シャンバール城”が建てられています。のどかな牧場“ロングホーン牧場”や雄大な滝“オッティ・マクリー滝”などを散策できます。
高原リゾートではおなじみのテニスや乗馬大会、川ではラフティングなどのアクティビティで遊べます。
別荘地で自分の別荘を建てることができる!
スタンプラリーのスタンプを20コ集めると別荘地に行けるようになります。
別荘地では、自分の別荘を建ててカスタマイズしたり、ペットを飼って一緒に遊んだりできます。アクティビティに疲れた時は、別荘でゆったり過ごすのがオススメ。
アクティビティだけでなく“島の散策”も魅力の1つ
本作の魅力はアクティビティだけではなく、島そのものにあると思います。
本作の各リゾートエリアはかなり広く、自由に動き回ることが可能です。山に登ったり、洞窟を探検したり、海を泳いだりして、ミニゲームだけでなくリゾートエリア自体を満喫できます。
エリア内の移動手段は豊富に用意されており、マリンエリアでは“マリンバイク”や“バギー”、スノーエリアでは“スキー”や“スノーモービル”などアクティビティで使う乗り物で移動することができます。
アクティビティでは、制限時間や順位などがあるので、真剣にプレイすることが多いですが、フィールドの移動手段として使えるなら、雪山をスキーやスノーボードで好きなだけ滑ったり、高原のあちこちを馬と散策したりというように、気ままにマイペースに楽しむことが可能。まさにリゾートに遊びに来ている気分を味わえるのがいいと思いました。
フィールドには宝箱が隠されていたり、島のあちこちに生息する野生動物の写真を集めたりもできるので、リゾートエリア内を探索するだけでも楽しい要素がたくさんあります。
個人的におもしろかったのが、島にいるNPCと一緒に遊べるところ! 最大3人まで一緒に遊べるので「1人でリゾートに行くのは寂しい!」という人は、島の友だちを連れて賑やかにリゾートを楽しみましょう。
刺激的なアクティビティと、マイペースなフィールドで緩急のついたプレイが楽しめてしまうので、時間を忘れて遊んでしまう作品となっています。おすそわけプレイやローカル通信プレイにも対応しているので、年末年始に家族や友だちと遊ぶのにもピッタリ! 家でゆっくりリゾートでの生活を楽しんでみてはいかがでしょうか?
GO VACATION TM& (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / Nintendo
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