2018年12月20日(木)
本日12月20日にオーイズミ・アミュージオ社から発売された『ウォーハンマー 40,000:Inquisitor - Martyr』。本作は、世界中に多くのファンを持つ“ウォーハンマー 40,000”の世界をもとにしたハック&スラッシュタイトルです。今回はプレイするにあたり覚えておきたい要素やテクニックを解説していきます。なお、ゲームの概要については前回の記事を参照ください。
前回でも少し触れましたが、本作でもっとも覚えておきたいのが“抑圧”についてです。プレイヤーおよびエリートなどの一部の敵に存在する抑圧ゲージは、ダメージを受けることで緑から黄色、赤と色を変えていきます。この抑圧ゲージの色に応じて、攻撃を受けた際に特殊効果が発動するかどうかが決定されるため、抑圧ゲージの管理はとくに重要!
▲画面左下にあるのがプレイヤーの抑圧ゲージ。画面上部にあるのが敵の抑圧ゲージ。ダメージを受けると徐々に減っていき、一定時間ダメージを受けないと回復していきます。 |
抑圧ゲージに関連するのが、武器スキルやサイキックに表示されている特性。武器スキルおよび特性は、インベントリ画面で武器にカーソルを合わせ、R3(右スティック押し込み)で確認可能です。
▲武器スキルやサイキックにカーソルを合わせると、そのスキルによって発動する特性が表示されます。注意すべきは黄色や赤で記載されているもの。これらは、対象の抑圧ゲージの色が文字の色と一致している場合に効果を発揮します。 |
ただ攻撃するだけでも抑圧ゲージを減らすことはできますが、中にはより効率的に抑圧ゲージを減らすことができる特性を持った武器も存在します。抑圧ゲージを減らし相手の自由を奪って戦うか、超火力で無理矢理撃破するかといった選択もプレイヤーしだい。
ただし戦闘に出てしまうと装備の詳細は確認できなくなってしまうため、あらかじめ準備画面で主力となるスキルの特性などを覚えておきましょう。特性は非常に豊富な種類があるほか、選んだクラス特有の装備にしか付加されないものもあります。いろいろ使ってみてプレイスタイルに合ったものを選ぶのが最善ですが、ここでは汎用性に優れた、使いやすいものをいくつか紹介しますので、悩んだら参考にしてみてください。
・ノックバック/ノックダウン……ノックバックは、強い衝撃で敵を少し後退させることができる。距離を取りつつ射撃戦をしたい場合に有効。ノックバックは敵を転倒させ、無防備な状態にできる。
・アーマー破壊/徹甲……装甲を持った敵に使った際に、装甲によるダメージの軽減を減少/無効化できる。
・フレッシュベイン……装甲を持たない敵への威力が向上。装甲を持たない数で押し寄せてくる敵に効果的。
・ビーストストッパー……エリート級の敵に対して威力が向上する。高難易度のミッションに持って行きたい。
本作において、もっとも悩ましいのは武器の選択ではないでしょうか。何かしらの思い入れがあって決まっているのならともかく、最初のうちは装備できる2種類の武器に何を選ぶか悩ましいはず。もちろん、それを試行錯誤するのも本作の楽しみのひとつではありますが、ここでは武器選びの指針を紹介。これを元に、自分なりの組み合わせを考えてみてください。
まず覚えておきたいのは、武器にはそれぞれ得意分野があるということ。こればかりは一度使ってみないと判断しにくいとは思います。基本的に武器は近接武器と遠隔武器に大別され、その中にも単体の敵に優れた効果を発揮するもの、多数の敵を効果的に倒せるものなど、さまざまなタイプが存在します。
▲例えば、レーザーライフルは射程が長く、強力な敵にも安定したダメージを与えられる一方、連射があまりできず群れで押し寄せてくる敵の対処は苦手としています。 |
▲散弾を発射するショットガンは複数の敵を同時に攻撃できるため、群れの処理は得意。威力も高くエリートにも対処可能ですが、射程が短く敵の反撃を受けやすいというリスクもあります。 |
基本的に、エリートと戦う武器と群れを処理する武器の組み合わせで装備すると戦いやすいでしょう。もし何かお気に入りの武器があって、それは絶対に使いたいというのであれば、その武器が苦手な状況を確認し、その弱点を補える組み合わせにすると安定感が増します。
また、スキル(※武器スキルとは別)の効果を確認し、育成プランを練りつつ武器を考える方法もあります。例えば、スキルの“エリア効果”のツリーでは、その名の通り“エリア効果”という特性を持つ武器スキルの性能を向上させられます。このツリーをメインで育成させることを踏まえて、エリア効果持ちの攻撃スキルを多く持つプラズマライフル&火炎放射器の組み合わせにする、といった考え方です。
▲“エリア効果”は、着弾地点を基点として円形にダメージや効果を与える特性。群れで出現する敵を一網打尽にする際などに最適です。 |
本作には“パワーレート”というものが存在。簡単にいえば自分の強さの指針のようなもので、基本的にすべての装備品のパワーの平均値が自分のパワーレートとなります。ミッションには適性パワーレートが表示されているので、最初のうちは装備の性能で悩むよりは、パワーが高いものを優先的に装備してパワーレートを上げたほうが、手早くさまざまなミッションに挑戦できるようになるためオススメです。
▲メインミッションの推奨パワーレートを大きく超過してしまったときは、難易度をさらに上げることも可能です。その分敵も強くなりますが、手に入る装備もより高品質なものが増加! |
ちなみに、サイカーの場合は武器よりも使用するサイキックの選択が重要。使えるサイキックの種類はレベルを上げることで増えていきます。サイカーは習得済みのサイキックの中から好きなサイキックを武器と自由に組み合わせることが可能。通常、武器には武器スキルが4つ存在しますが、サイカー用の武器は武器スキルが2つしかなく、残りの2つはプレイヤーが自由にサイキックをセットできます。
つまり武器であれば攻撃手段は武器の種類に応じて変化しますが、サイキックの場合は武器が変わっても使い慣れたサイキックのまま戦うことが可能なのです。
▲サイカーをプレイ中は本拠地にある“権力の書”という設備にアクセスできるように。ここで使用するサイキックを変更できます。 |
▲サイキックは習熟スロットにルーンを刻むことで、性能をカスタマイズ可能。威力を向上させたりクールタイムを減少したりできるなど、使いやすいように性能を変更できます。 |
サイカー固有の特徴として、覚えておきたいのが“歪みゲージ”の存在。画面下に表示される武器スキルの右側にある、L2+R2ボタンで発動させるアクションのためのゲージを指します。このゲージはクラスによって呼びかたや仕組みが異なり、クルセイダーやアサシンの場合は攻撃や被ダメージで増加し、一定値が溜まった状態でL2+R2ボタンで発動させると、装備中のアーマーに由来した特殊アクションを行います。
サイカーの場合は少し特殊で、サイキックを使うほどにゲージが蓄積。武器スキルを使うことでゲージが減少し、上昇しすぎると画面にさまざまな特殊効果が表れるように。サイカーは《歪み》という異空間からパワーを抽出しているという設定があるのですが、あまり《歪み》に干渉しすぎると《歪み》に住む悪魔たちの干渉を受け、精神が崩壊・力が暴走するというものを再現した効果となっています。
▲発現する効果は、プレイヤーに有利になる効果もあれば、不利な効果も。何が出るかはランダムなので、安定した戦いをしたいのであれば歪みゲージの管理にも気を配りたいところ。 |
最後に、覚えておくとお得な“英雄的行為”について。いわゆるチャレンジのようなもので、プレイに特定のアクションを取ることによって数値が上昇し、一定値に達すると報酬を得られるというもの。報酬にはスキルの解放やパークのアンロックなどもあるため、リストを確認して積極的にこなしていくのがオススメです。
▲英雄的行為はアカウントで共有。クラスによって達成しやすさが違うものもあるため、今自分が使っているキャラで難しそうなものは諦めるのも手です。 |
本作のゲームの流れは、自分のパワーレートに見合うミッションを受注し攻略し、手に入れた装備でキャラクターを強化していく形になります。本作にはさまざまな要素が散りばめられていますが、ゲーム内容自体は非常にシンプル。今回紹介したように武器を選び、パワーレートを上げていくだけでも十分に楽しめますので、まずは難しく考えすぎずに武器を収集しつつ、ゲームを進めてみてください!
Warhammer 40,000: Inquisitor - Martyr (C) Games Workshop Limited 2018. Inquisitor - Martyr, the Warhammer 40,000: Inquisitor - Martyr logo, GW, Games Workshop, Space Marine, 40K, Warhammer, Warhammer 40,000, 40,000, the ‘Aquila’ double-headed logo, and all associated logos, illustrations, images, names, creatures, races, vehicles, locations, weapons, characters and the distinctive likeness thereof, are either ARE (R) or TM, and/or © Games Workshop Limited, variably registered around the world, and used under licence. Published by Bigben Interactive and developed by Neocore Games. Licensed to and published in Japan by Oizumi Amuzio Inc. All rights reserved to their respective owners.
データ