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2018年12月24日(月)

いまPS4本体を買うとソフト2本も付属! “大バンバン振る舞い”対象の21作品を徹底紹介!!【電撃PS】

文:電撃PlayStation

“PS4大バンバン振る舞い!今すぐカモン!キャンペーン”は、2018年12月6日から2019年1月6日まで実施中の非常にお買い得なキャンペーン。
 期間中は、PlayStation 4(PS4)のスタンダードモデルが希望小売価格5000円(+税)引きに、PlayStation(R)VR(PS VR)の数量限定商品“PS VR Special Offer”が通常よりも希望小売価格1万円(+税)お得に販売される。
 さらにPS4、PS4 Pro、『PlayStation VR WORLDS同梱版』のPS VRには期間中、それぞれ対象タイトルの中から2タイトルをダウンロードできるクーポンが付属している。

 今回は、このキャンペーンでPS4およびPS4 Pro本体購入時に付属するクーポンの対象となる21タイトルの概要解説と、電撃PlayStationで掲載したレビューなどをお届けする。
 どれも珠玉の名作ぞろいで、ぜひ遊んで欲しいタイトルばかりだが、少しでも自分にあったソフト選びをするための参考にしてほしい。
 なお、クーポンは箱に添付されており、有効期限は2019年1月31日までとなっているので注意しよう。

Marvel’s Spider-Man

DATA
●発売日:2018年9月7日
●DL版価格:7,452円(税込)
●ジャンル:オープンワールドアクションアドベンチャー

◆全世界で絶賛された2018年最高峰の話題作!
映画やコミックスで大人気のスーパーヒーロー“スパイダーマン”になり、広大なニューヨークで“犯罪”と戦うアクション大作。
PS4の限界に挑むかのようなハイクオリティな街並みを、おなじみのウェブ・スイングで縦横無尽に飛び回って得られる快感は、それだけでプレイする価値アリ!
映画や原作を知っているとより楽しめるが、知らなくても単純にゲームとして楽しめるのでオススメのタイトル。

【電撃PS Review】
スパイダーマンといえば、手首のガントレットから射出するウェブ(糸)を使ったスイング移動が有名なアメコミヒーロー。
本作は、そんなスパイダーマンとなって広大なマンハッタンを駆け抜けられるのですが、とにかく移動が気持ちいいのが最大の特徴です。
スピード感の再現やアクロバティックな姿勢制御など、簡単かつスタイリッシュなアクションは、“動かすのが楽しい”という、ゲーム本来の魅力を思い出させてくれます。
見栄えのするアクションは移動に留まらず、戦闘でもド派手で爽快な動きが可能。ウェブで敵の武器を絡めとったり、敵を張り付けにしたりと、スパイダーマンらしい動きを誰でも自然と行える完成度の高さに脱帽です。
物語は本作オリジナルのものとなっており、スパイダーマンを知らずとも大筋は楽しめます。
ですがスパイダーマンになったきっかけは描かれないため、その点だけ映画などで補完できれば、より楽しめるかもしれません。
逆にファンの目線から見ると、これまでとは違う“大人ならではの苦悩を抱えるスパイダーマン”という描写が新鮮で、本作ならではの楽しさを味わえるはず。
上質な日本語吹き替えや豪華声優陣によるヴィラン(悪役)たちの活躍にも注目!
映画さながらの濃密なストーリーは、一本のスパイダーマン作品として見てもかなり楽しめます。
おもしろいゲームを探しているには積極的にオススメしたい一本です。

Detroit: Become Human

DATA
●発売日:2018年5月25日(Value Selection 2018年11月21日)
●DL版価格:4,212円(税込)
●ジャンル:オープンシナリオ・アドベンチャー

◆アドベンチャーゲームの新たな可能性を提示
人間そっくりの外見と知性を持った人工知能ロボット“アンドロイド”が主人公のアドベンチャー。
立場や境遇が異なる3人のアンドロイドの視点を追いながら、“命”をテーマに考えさせられる。
特徴的なのはプレイヤーが選んだ行動や選択肢により分岐する物語の多様性で、序盤の選択が終盤の展開に影響することも。
まさに“自分だけの物語”を紡いでいけるため、実況プレイをする人や、ドラマティックなゲームを遊びたい人にオススメ。

【電撃PS Review】
本作の魅力は、2018年現在、ここまで感情移入できるゲームはないのではないか、というほどの圧倒的な没入感。
そして、無数の選択と、それに対応する物語がすべて用意されていること。
プレイヤーは、主人公である3体のアンドロイドの目を通して、“迫害される側”の気持ちをダイレクトに味わいます。
苦しい選択の連続で、何度も胸を締め付けられるような思いをするでしょう。
それでもプレイをやめられないのは、魅力的な物語と登場人物。
そして何より、自分の選択によって“自分だけの物語”が紡がれていく実感があるからです。
本作には、明確な正解やゲームオーバーはありません。
どんな選択をしても、物語は最後まで続いていきます。
それが、選択することの責任を感じさせ、導かれた結果に心から一喜一憂できる仕組みとなっています。
誰でもプレイできるシンプルな操作性でありながら、緊張感や焦燥感を演出し、油断ならないアクションシーンもおもしろい! 
テクノロジーが発達した近い未来、現実でも似たような問題が起こるかもしれない、と思わせるリアルな社会の描き方は、「そのときあなたはどうしますか?」と問われているようです。
投げかけられたテーマに対し、自分が何を選択し、どう行動するのか。
そしてゲームはそれを反映した結果を返す。
このインタラクティブ性こそ、ゲーム本来の魅力であると感じさせてくれる素晴らしい作品です。

Horizon Zero Dawn Complete Edition

DATA
●発売日:2017年3月2日(Complete Edition 2017年12月7日)
●DL版価格:6,372円(税込)
●ジャンル:オープンワールドアクションRPG

◆DLCも入った名作アクションRPGの“コンプリート版”
機械に支配された大自然のなかを歩き回るオープンワールド・アクションRPG。
プレイヤーは熟練の女狩人アーロイになり、自身の出生や世界の謎を解き明かしていく。
美しく描かれたフィールドには機械でできた獣が動き回っており、ときにはやり過ごし、ときには罠を仕掛け、ときには真っ向から対立する。
大型拡張コンテンツ『凍てついた大地』も同梱されているのでそのボリュームは200%! 腰を据えてじっくり世界に浸りたい人にオススメ。

【電撃PS Review】
弓や槍といった原始的な武器で、巨大な機械の獣を狩る、というとビジュアル的には新しいものの、その中身はそれほど変わったことはしていません。
必ずどこかで触れたことのあるような要素で構成されているのですが、その1つ1つのクオリティがすさまじく高い、いわゆる優等生タイプ。
奇をてらっていないというのは利点もあり、操作感にすぐなじめます。
ロックオン機能がないことが人によっては気になるかもしれませんが、“見るべき場所が多いことを考えてあえてはずした”という開発側の言葉で、素直に納得できるくらいには、戦闘がいい意味で忙しいです。
身を潜めて敵の弱点を探し、戦闘準備を整える過程はまさに“狩り”という感じがしますし、いざ戦闘になると取りうる手段の多さがまた楽しいです。
もちろん、効率的な敵の倒し方はありますが、それにこだわらず、いろいろ試してみたくなるくらいの難易度なのが好印象。
オープンワールドのフィールドとしては、それほど広いほうではありませんが、実際に遊んでいる限りでは気にならない程度。
地形の起伏が激しいので、若干乗り物としてハッキングした機械獣が活躍しにくいのが残念でしょうか。
キャラクターのビジュアルは好みが分かれそうですが、ストーリーは日本人でもなじみやすく、普通に映画感覚で楽しめると思います。
とくに目立った欠点もなく、動かしていて単純に楽しい名作です。

ワンダと巨像

DATA
●発売日:2018年2月8日(PS2版 2005年10月27日)
●DL版価格:5,292円(税込)
●ジャンル:アクションアドベンチャー

フルリメイクでPS4に蘇ったアクションゲームの金字塔
2005年にPS2で発売され、その後2011年にPS3でHD化、2018年にPS4でリメイクと10年以上遊び継がれてきた名作アクションアドベンチャー。
主人公のワンダは魂を失った少女を救うため、“古えの地”に存在する16体の巨像たちと戦う。
巨像は人型や動物、竜のような外見を持ち、行動パターンや急所の場所もさまざま。
何度でも繰り返す試行錯誤が楽しい作品。
PS4版に追加された“フォトモード”で、美しく儚い世界を撮影することも可能に。

【電撃PS Review】
“巨大な生き物と戦う”ゲームは今までにもありましたが、本作の“迫力”は完全に別格。
映像のクオリティが高いのはもちろんですが、抜群のカメラワークが巨像の圧倒的な存在感をよく表しています。
登場する巨像はそれぞれにタイプや倒し方が違うので、バリエーション豊かな戦闘が楽しめます。
ゲーム内容そのものは最初のPS2版から変わっておらず、巨像との戦いや攻略法も忠実に再現されていますが(戦える巨像の数に少し物足りなさを感じてしまう点も……)、PS4版になってグラフィックが劇的に向上。新機能の“フォトモード”で雰囲気満点のスクリーンショットを撮影できる点もうれしい要素です。
PS2版ではカッコよさを重視するあまり、戦闘中に主人公の位置が見えにくくなることもありましたが、PS4版では戦闘中のカメラの挙動はかなり改善されています。
また、コントローラ操作を“モダン”と“クラシック”から選べる点も、新旧両方のプレイヤーへの配慮が感じられて好印象でした。

グランツーリスモSPORT

DATA
●発売日:2017年10月19日
●DL版価格:7,452(税込)
●ジャンル:リアルドライビングシミュレーター

追加コンテンツの配信で進化を続ける人気シリーズ最新作
世界中のクルマ好きに贈る最高のドライビングゲーム。
全150種類以上のクルマを収録しているほか、PS4のグラフィック性能を生かして実在するレーシングコースやロケーションを“本物以上にリアル”なものに仕上げている。
高度なドライビングアシスト機能も搭載しており、プレイヤーの腕しだいでON/OFFが切り替え可能。
また、e-sportsの一環として大会も開かれているタイトルで、その優勝者はFIA(国際自動車連盟)によって表彰される。

※オンラインマルチプレイを楽しむにはPlayStation Plus(有料)への加入が必要です。
※アーケードモードはオフライン時でも遊べます。
※オフラインではセーブできません。ご注意ください。

【電撃PS Review】
最高のグラフィック、最高の挙動を実現し続ける最高のドライビングシミュレーター『グランツーリスモ』シリーズ。PS4世代になり、すべてが一新された本作を一言で表すなら “現実”という言葉が適当でしょう。
ゲーム画面をひと目見るだけでも、その進化を感じることはできますが、プレイしたときにその現実へ飛び込むことができます。
素材感や細部の再現にまでこだわりをもって作られた車を初めて車内視点で運転をしたときは、あまりのリアリティに走るのを忘れ、まじまじと画面を見てしまうほどでした。
ほかにも、夕方の時間帯でレースをしたときは、強い日差しに思わず目を細めてしまっている自分がいて、気がつくとこの世界に没入してしまっているのです。
フォトリアルな作品は数あれど、ここまで現実感のあるタイトルはそうないのではないでしょうか。
一部モードは、PlayStation VRに対応していることもあり、もし機会があるのであればVRでのプレイもオススメしたいところですね。通常の画面とはまた一味違うリアリティを楽しむことができますよ。
最後に、リアル寄りのカーシミュレーターというと操作がシビアだったりすることが多いですが、本作には至れり尽くせりなアシスト機能も実装されているので、歴代『グランツーリスモ』、いやあらゆるカーシミュレーターのなかでも特に遊びやすい作品になっています。
車好きなら間違いなく感動できる一本なのはもちろん、“初めてドライビングシミュレーターに触れるならコレ!”な一本。ぜひ、PS4で徹底再現された“現実”に触れてみてください。

GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動 Value Selection

DATA
●発売日:2015年12月10日(Value Selection 2018年11月21日)
●DL版価格:4,212円(税込)
●ジャンル:アクション・アドベンチャー

PS Vitaで話題を集めた傑作アクション・アドベンチャーがPS4に!
2012年にPS Vitaで発売されたタイトルのHDリマスター。
“空に落ちる快感”というオンリーワンなプレイを味わえるアクションゲームで、多くの賞を受賞している。
黒猫との出会いを経て“重力使い”となった少女キトゥンが、謎の怪物“ネヴィ”から重力アクションを駆使して人々を守り、空中都市ヘキサヴィルの謎にせまっていく物語が展開。
なお、PS Vita版で提供されたDLCの追加ミッションやコスチュームも全部収録されている。

【電撃PS Review】
まさに良作です!
各部の作りは本当にていねいですし、わりとサクサク進むわりに達成感も味わえて遊んでいて気持ちイイ。
最初は少し操作にとまどいましたが、慣れると目的地にピタッと着地できたりして、単に移動したりフワフワするのが楽しくなってきます。
背景はもちろん、コミックデモ、OPTIONSボタンを押したときのポーズ画面などビジュアル面の作り込み&こだわりもすさまじく、独創的な世界観にどっぷり浸れます。
オリジナルのPS Vita版と比較すると、HDリマスターによってグラフィック面が進化した点ももちろんですが、大画面で遊べるようになったことでさらに迫力や臨場感が増し、DUALSHOCK 4に適応した操作法に調整されたことで、個人的には格段に遊びやすくなっていると感じました。
タイム・スコアアタックができるチャレンジミッションなどのやり込み要素もあって、アクションとしても期待を裏切らない充実ぶり。
さらにPS Vita版ではDLCとして発売された3つの追加ミッションやコスチュームがPS4版では最初から収録されていることもあり、ボリューム的にも大満足の1本でした。

GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択 Value Selection

DATA
●発売日:2017年1月19日(Value Selection 2018年11月21日)
●DL版価格:4,212円(税込)
●ジャンル:重力アクション・アドベンチャー

傑作シリーズの第2弾はあらゆる要素がパワーアップ!
“重力”を自在に操る能力で、広大な世界を飛び回るオープンワールドアクションゲーム。
前作で好評だった“重力アクション”のゲームスタイルはそのままに、ビジュアルや爽快さを大幅に進化させている。
前作比2倍以上のマップの広さに、多彩なサイドミッション、キトゥンの能力を拡張する“チューン”も追加されてよりダイナミックなアクションを楽しめるように。
残念ながら好評を得ていたオンラインサービスは現在終了しているが、ストーリーやアクションなどの核となる部分はオフラインでも十分楽しめる。
ほかでは味わえない“個性的な”ゲームを楽しみたい人にオススメ。

【電撃PS Review】
このシリーズの作品をプレイするのは初めてでしたが、美しくも独創的なビジュアルは世界観にマッチしていい感じですし、何より重力を操るアクションの数々が斬新。
物体を浮かせて敵にぶつける重力グラブなどはほかのゲームでもありそうですが、キャラクターが落下する方向を自由に変えるとか、これまでまったく体験したことのないアクションに脱帽です。
操作自体も、最初こそ少しとまどいましたが、慣れれば空中移動も敵への攻撃も思いのまま。
全体的に軽くなる“ルーナチューン”や、逆に重くなる“ユピトールチューン”など、アクション性がガラリと違うチューンも使っていて楽しく、プレイしていてじつに爽快でした。
新しく出てきたアクションや要素のチュートリアルもしっかりしていて、自分のような初心者でも問題なしです。
物語の進行にかかわるメインミッションをはじめ、遊べるミッションは豊富。
なかにはかなり高難度のものもあり、アクションの腕に自信がある人にもやりごたえは十分かと。
ほかにも、タリスマンやジェスチャーなどの収集要素が多数あり、やり込み好きの身としては大満足のボリュームです。

人喰いの大鷲トリコ Value Selection

DATA
●発売日:2016年12月6日(Value Selection 2018年11月21日)
●DL版価格:4,212円(税込)
●ジャンル:アクション・アドベンチャー

『ICO』『ワンダと巨像』を手がけたゲームデザイナー・上田文人氏による最新作
2009年に発表され、7年の開発期間を経てPS4用タイトルとして発売されたアクションアドベンチャー。
謎の巨大遺跡で目を覚ました少年は、故郷で“人喰い”と恐れられている大鷲のトリコと協力して遺跡からの脱出を図ることに。
まるで本当に“生きている”かのように気まぐれに動くトリコと一緒に歩んだ冒険は、多くのプレイヤーの心に残るものとなった。
文字による解説が少ないぶん、想像力で世界観を補完したいプレイヤーにオススメ。

【電撃PS Review】
世界中に多くのファンを持つ上田文人さんの最新作となるアクションアドベンチャー。
綿密に計算された独特のデザインから生まれる、ゲームそのものの世界観に冒頭からグッと引き込まれます。
レベル設定やUI表示がほぼなく、ゲームらしいヒント表示なども少なめなので、それらを不親切ととるか世界観重視ととるかは評価がわかれるかもしれません。
しかしトリコの成長や少年の変化などあらゆる状況において“よく見れば、気がつけるようにできている”というゲームデザインのスゴさ・細やかさには正直圧倒されました。
ビジュアルの美しさは文句なし。
AIで動くトリコの生き物らしさも、とんでもなくリアル。
まさに時間を忘れて熱中してしまう引力を持った1作です。
ギミックを解いて進むパズル的な要素が強いので、人によってはスイスイ進めてややボリューム不足と感じたり、逆にギミックの解法に詰まる人には長く難しい道のりだと感じたり、個人差は大きそう。
しかしそれらをひっくるめても、トリコと一緒に冒険し、難局をクリアするときのドラマティックな演出と達成感はなにものにも代えがたく、本作でしか味わえない唯一無二のおもしろさといえるでしょう。
カメラがうまく回り込めなかったりする場合があり、少年の操作に違和感が生じる場面もありましたがさほど気にならず。
PS4を持っているなら文句なしにマストバイの逸品だと思います。

New みんなのGOLF Value Selection

DATA
●発売日:2017年8月31日(Value Selection 2018年11月21日)
●DL版価格:4,212円(税込)
●ジャンル:スポーツ

誰もが手軽に、みんなと遊べる! 国民的ゴルフゲームの最新作
20年以上にわたって愛されてきた、誰でも爽快なゴルフを楽しめる国民的ゴルフゲーム。
オフラインでじっくり遊べるモードのほか、オンラインでは最大50人のプレイヤーと交流できる。
マイキャラをカスタマイズしたり、釣りを楽しんだりとやることは盛りだくさん!
定期的にイベントが開催されているのも特徴で、追加コースや衣装などのDLCも順次配信されている。
家族や友人と1つのコントローラーで遊べるモードもあるので、年末年始用のゲームとしてもオススメ。

【電撃PS Review】
基本的なゴルフゲームのシステムは、これまでのシリーズと一緒で、ものすごいわかりやすい点が好印象!
◎ボタンを3回押すだけで、実際にゴルフをプレイしているかのような爽快感と緊張感が得られるのは本当にスゴイの一言。
『みんなのGOLF』シリーズを初めて遊ぶ人でも、すぐにのめり込めるハズです。
そんな本作で一番驚いたのは、プレイ内容に応じてクラブ(番手)ごとに設定されたパワー、コントロール、バックスピン、クルクルという4項目の習熟度が一定値を超えるとレベルアップすること。
この新要素のため、今作のやり込み度はハンパではありません!
また、プレイヤーの分身となるマイキャラでラウンドできるのも魅力の1つ。
このマイキャラは細部までこだわって作り込めるため、こだわればこれだけでも数時間は楽しめます。
プレイすればするほどファッションやからだの体型など、さまざまな項目が増えるので、クラブの成長要素と合わせてついついやり込んでしまいます。
オンラインのオープンコースで、ほかの人の作ったキャラを見るだけでも楽しいですし。
あと、このゲームでゴルフの基礎を学び、リアルゴルフをプレイするのも個人的にはオススメ。
リアルのコースでプレイしてみれば、いかに本作がよくできているかわかると思います。
ただ、本作でできるからといってリアルゴルフではティグラウンドで一斉に打つのはダメですよ(笑)。

アンチャーテッド コレクション PlayStation Hits

DATA
●発売日:2015年10月8日(PlayStation Hits 2018年11月21日)
●DL版価格:2,149円(税込)
●ジャンル:アクションアドベンチャー

超ド級の大冒険活劇3連発! シリーズ3作品をPS4で一挙に楽しもう!!
PS3で発売された『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』『アンチャーテッド ‐砂漠に消えたアトランティス‐』の3作品をHD化して収録したコレクション。
高画質化したことで、よりダイナミックに冒険を楽しめるようになった。
また、PS4版だけのトロフィーが追加されたり、“フォトモード”で決定的な写真を撮影、編集できるようになるなど、PS3版を遊んだプレイヤーももう1度楽しめる内容となっている。

【電撃PS Review】
“プレイする映画”というキャッチコピーでおなじみの『アンチャーテッド』シリーズ。
歴史の長いシリーズなので、PS4の最新のグラフィックで1~3作目をまとめて遊べる本作は、まさにお買い得。
今ではやや見劣りする1作目をこの画質で遊べるのは素直にうれしいです。
また、操作性が統一されて遊びやすくなっているのもポイント。
直感的な操作のおかげで、より物語に入り込みやすくなっています。
本当に自分がそこにいるかのような焦りや緊張感を感じさせる演出やあおり方は、今でも一級品だと感じます。
この“映画をプレイしている感覚”というのは、伝わりそうで伝わらないもので、「なぜ映画をプレイする必要があるの?」という疑問を抱く人ほど体験してみてほしいです。
見るのとプレイするのでは大違いで、価値観がガラリと変わるハズ。
基本的に戦闘はTPS要素が強く、苦手意識を持つ人も少なくないかもしれませんが、本作では難易度調整が細かくできるため安心です。
それこそ適当にプレイするだけで進める超イージーなモードも搭載。
ゲームが苦手な人でも、『アンチャーテッド』シリーズ特有の「なんかプレイしてたらいつの間にかキャラと気持ちがシンクロしてた」感を存分に味わえます。
どれもPS3で未プレイの人には手放しでオススメしますが、プレイ済みの方は自己判断で。
内容は変わらないので、新作に備えて一気におさらいを~と考えるならアリかも。

アンチャーテッド 古代神の秘宝

DATA
●発売日:2017年9月14日
●DL版価格:5,292円(税込)
●ジャンル:アクションアドベンチャー

クロエとナディーンの冒険を描いた『海賊王と最後の秘宝』スピンオフ作品
シリーズ最新作の『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』では語られなかった追加エピソードを楽しめるスピンオフ作品。
『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』に登場して高い人気を誇る女性トレジャー・ハンターのクロエ・フレイザーを主人公として、伝説の秘宝“ガネーシャの牙”をめぐる物語が展開する。
また、本作があれば『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』のオンラインマルチプレイにも参加可能だ。

【電撃PS Review】
シリーズの主人公であるネイトと縁が深い、クロエとナディーンにスポットを当てたいわゆるスピンオフですが、クリア後の感想は“これぞ『アンチャーテッド』”でした。
アクション面ではシリーズのお約束であるシチュエーションがカバーされ(あえて何があるかは言いません)、手に汗握るプレイが体験できます。
操作は前作の『海賊王と最後の秘宝』と変わらないので、プレイ済みの人はスムーズに遊べますし、シリーズ初プレイでも難易度選択、自動照準などがあるので手を出しやすいはず。
3D酔いしやすい人のために、カメラ回りの設定で細かいフォローがあるのもいいですね。
物語面ではとあるサプライズを含め、彼女たちの冒険をもっと見たいと思うほどドラマティックで、夢中にさせられました。
これまでのネイトが主役の作品は、彼と親しい間柄の人物との冒険だったので、今回のある意味水と油のような関係の2人が中心になるドラマは、関係性が変わる展開も含めて新鮮でしたね。
体感的には過去作は序盤からずっとジェットコースター的な見せ場が続きますが、本作は中盤までは関係性を描くがゆえに少し控えめで、最後にかけてググッと盛り上がる感じでしょうか。
欲を言えば盛り上がりが最高点に達したところで終わるので、もっとこの続きが欲しい(笑)。
そこを含め、前作をクリアしている人には、「これを遊ばないのは本当にもったいない!」と断言したいです。

LocoRoco

DATA
●発売日:2017年6月22日
●DL版価格:1,944円(税込)
●ジャンル:アクション

PSPの普及の名作『LocoRoco』がキレイなグラフィックでPS4に!
2006年にPSP(プレイステーション・ポータブル)で発売され、耳に残る音楽や単純な操作性で親しまれた人気作のHDリマスター。
LボタンとRボタンで大地を傾けたり弾いたりして、“ロコロコ”たちを転がしてゴールへと導くアクションゲームだ。
のどかな森や段差のある山など、全5ワールド40以上のステージを冒険しよう。
頭は使うものの、どこか脱力して楽しめる本作は、リラックス効果を求める人にもオススメできる。

【電撃PS Review】
2006年にPSPで発売された作品の移植ですが、独自の音楽やシンプルな操作性は今遊んでも十分に楽しめる名作です。
PS4版では、グラフィックが美しくなって魅力も格段にアップしていますよ。
プレイヤーは歌が大好きな不思議な生き物・ロコロコ、ではなくロコロコたちが暮らす惑星です!
大地を傾けてロコロコを転がして、ゴールへ導いていくアクションゲームとなっています。
ステージにある赤い実を食べるほど、ロコロコが巨大化。
大きさを生かして段差を乗り越えたり、分裂させ細い道を通ったり、臨機応変にサイズを切り替えるのがポイントになります。
冒険できるステージは、山や雪山など全5ワールド。
ツルツル滑る氷の上やトランポリンを使ってジャンプするなど、各フィールドごとに違ったギミックが用意されているのがおもしろいんですよ。
各ステージ短時間でクリアできますが、隠しエリアや特定の条件を満たさなければ発動しないギミックなどやりこみ要素が充実しているので繰り返し遊べるのもうれしいところです。
個人的におすすめしたいのが、やはり音楽。
オリジナル言語のため歌詞の意味はわからないのですが、楽しそうだったり、勇ましかったり、ステージごとにいろいろな歌を聴けるのが大好きです。
ロコロコたちは最初に出会う黄色以外にも、かわいらしいピンクや美声の青などが登場します。
ロコロコの色によって、歌のイメージが変わるので、聴き比べてほしいです。

LocoRoco 2

DATA
●発売日:2017年12月14日
●DL版価格:1,944円(税込)
●ジャンル:アクション

パワーアップした『2』もキレイなグラフィックで復活!
前作と同じくPSPで2008年に発売されたアクション『LocoRoco 2』のHDリマスター。
リズミカルに流れる音楽と、大地を傾けて“ロコロコ”をコロコロ転がしながらゴールを目指していくアクションゲーム。
水泳や噛み付きジャンプといった新アクションや、アリの巣のような“ムイムイハウス”、ミニゲームなどのやり込み要素が実装されるなど、前作よりも大幅にボリューミーな内容に。
大人から子どもまで楽しめるタイトル。

【電撃PS Review】
大地を動かしてロコロコたちを転がし、世界を冒険する『ロコロコ』の続編です。
“水泳”や“噛みつきジャンプ”、“ふわふわ空中遊泳”が新たに追加され、アクション面も大幅にパワーアップしています。
できるアクションが増えたぶん、難易度はやや高くなっていますが簡単操作でプレイできるのでストレスなくしむことが可能ですよ。
またPS4版はワイヤレスコントローラーに対応しており、直感的な操作で大地を動かしてロコロコたちを転がせます。
オリジナル通りの操作もできるので、遊びやすい方を選択できるのもうれしいところ。
ロコロコの種類も増え、音楽もさらに魅力的になっています。
プレイには特に時間制限は設定されていないので、お気に入りの曲が流れるステージではコントローラーを置いて、じっくり聴き入るなんてこともしていました。
一定の条件を満たすことで、ステージ内でリズムゲームもプレイできますよ。
また各ステージでは、さまざまなアイテムを入手することが可能。
そのアイテムを使用して、ロコロコの友人である妖精・ムイムイたちの家をカスタマイズする“ムイムイハウス”が遊べます。
ソファーや絵画などをいろいろ配置し、ムイムイを観察できるので箱庭系が好きなら絶対に楽しめると思います。
ほかにもモグラたたき風の“ニョッキニョニョッキ”や、どのロコロコが速いか予想する“ロコレース”などミニゲームも充実し、ずっと遊んでいられる飽きの来ない1本です。

パラッパラッパー

DATA
●発売日:2017年4月20日
●DL版価格:1,944円(税込)
●ジャンル:リズムアクション

初代“PlayStation”と共に一世を風靡した名作リズムアクションが帰ってきた!
1996年に初代“PlayStation”で発売され、大ブレイクしたリズムアクションゲーム。
いわゆる“音ゲー”の元祖としても知られており、20年の時を経てPS4でリマスター化された。
主人公の少年パラッパが、愛しの女の子サニーのハートを射止めるために多くのキャラクターとラップバトルを行っていくという物語。
昔遊んだ人は、いま改めてやってみると意外と難しいことにビックリするかもしれない!?

【電撃PS Review】
音楽に合わせてボタンを押す、リズムゲームの元祖とも言えるタイトル。
今でこそラップもリズムゲームも人気ですが、1996年当時は本当に斬新で明るくキャッチ―なグラフィックと共に大きな話題になったことを覚えています。
PS4移植版のキレイなグラフィックで、本作の映像&音楽を再び楽しめるのはファンにとってたまりません。
物語は主人公のパラッパが、愛しのサニーを振り向かせるためにいろいろな先生たちからラップを教わり成長していくというもの。
この場面はどうにもならないだろうというときも、ラップでクール(?)に解決していく個性的な物語も見どころです。
パラッパやタマネギ先生など、登場キャラクターたちのデザインがおしゃれなのも本作の魅力。
先生によって、音楽のテイストが違うのも楽しいですよ。
システムは先生によるお手本に合わせ、同じボタンをタイミングよく入力していくというもの。
正しいボタンを押すだけじゃなくタイミングも重要になるので、判定なかなかシビアです。
評価が一定を下回るとゲームオーバーになってしまうので、音楽をよく聞いて落ち着いてプレイしましょう。
焦りが1番の敵ですよ。
また隠し要素として、アドリブが存在します。
あえてお手本とは違うラップを刻むことで、より高得点を狙うという上級者向けのテクニック。
アドリブを何度も成功させると、特殊な演出を見ることもできるので、腕自慢の方はぜひ挑戦してみてほしいです。

風ノ旅ビト

DATA
●発売日:2015年7月23日
●DL版価格:1,296円(税込)
●ジャンル:アドベンチャー

“言葉”や“文字”に頼らない革新的アドベンチャー
2012年にPS3のダウンロード専用ソフトとして配信されたアドベンチャーゲームのPS4用リマスター。
“言葉”や“文字”を排除し、どこまでも広がる美しい砂漠を旅して、プレイヤーの“想像力”でストーリーを生み出していくという、一風変わった作品。
PS3版は数々の賞を受賞した経緯があり、印象に残るサウンドは多くのファンの心をつかんだ。
PS4版はグラフィックのクオリティが向上しており、さらに美しくなった世界で旅をすることが可能だ。
オンライン機能にも対応しており、ほかのプレイヤーと身振りでコミュニケーションをとる協力プレイを楽しめる。

【電撃PS Review】
プレイしての感想は、とにかく“気持ちいい”のひとことに尽きます。
ジャンプからギミックの作動、砂丘を滑り降りるところまでアクションの1つ1つが操作していて心地よいです。
プレイ時間は、オフラインで遊ぶ限り、かなり短くなりそうですが、価格を考えれば充分以上。
1つ気になったのは、『flOw』からの伝統なのかもしれないですが、6軸センサーの操作はオプションでオンオフできるとよかったかなーと。
同じ開発チームが手がけた『Flowery』のような、わかりやすい派手さはないですが、あのタイトルが気に入ったのなら楽しめると思います。

リトルビッグプラネット3 PlayStation Hits

DATA
●発売日:2014年12月4日(PlayStation Hits 2018年7月26日)
●DL版価格:2,149円(税込)
●ジャンル:アクション

クリエイティブな人気アクションシリーズの最新作
自由にステージをクリエイトできるアクションゲームの人気シリーズ。
2014年にPS3・PS4用タイトルとして発売され、世界中のプレイヤーがアイディアを凝らしたステージを生み出した。
アクション面も主人公のリビッツ以外に3体の特徴的なキャラクターが使用可能となり、シリーズとして正統進化を遂げている。
なお、2016年でオンラインサービスが終了しているため、現在はオフラインモードでしか遊べない点に注意。

【電撃PS Review】
夢あふれる世界観をはじめ、気軽にプレイできる万人向けの魅力、そしてステージを自作できるシステムなど、どれをとっても一級品です!
そんなシリーズの持ち味をすべて盛り込み、さらにパワーアップした本作は、まさに集大成と呼ぶにふさわしい1本でしょう。
基本は横スクロールアクションっぽくまとまっていますが、指先のテクニックはさほど問われず、ギミックの使い方にゲームとしての重点が置かれています。
それによって手軽な謎解きとともに、何が起こるのかワクワクさせられる魅力に富み、仕事を忘れて熱中してしまいました。
アドベンチャーモードの展開がスピーディになって、“のほほん”と背景を鑑賞する味わいは減ったものの、テンポがよくなったのは好印象。
あと、能力の異なる4人のキャラを新たに操作できるようになったりと、ゲームの厚みが増しているのもうれしい限り。
なお、個人的にシリーズで一番画期的だと思っているのがステージエディット機能です。
ギミック配置などの操作は、チュートリアルを遊びながら学べるので、比較的簡単に習得できるのがいいですね。
エディットにはそれなりに手間はかかりますが、自分のアイデアが形になっていく喜びには、その労力を補って余りある魅力があります。

ラチェット&クランク THE GAME PlayStation Hits

DATA
●発売日:2016年8月9日(PlayStation Hits 2018年7月26日)
●DL版価格:2,149円(税込)
●ジャンル:アクション

プレイステーションが誇る人気アクションがPS4で復活!
2002年にPS2で発売されたアクションゲーム『ラチェット&クランク』を、PS4用タイトルとしてリブート(再起動)して生まれ変わらせたタイトル。
ラチェットとクランクの冒険は、誰もが楽しめるアクションゲームの決定版に再構築された。
シンプルで直感的にわかるアクションと、ギミックなどによる爽快なゲームプレイが特徴。
気持ちよく楽しめるアクションゲームが欲しい人にオススメのタイトル。

【電撃PS Review】
社交辞令はゼロで語るが、本作はまさに“リブート(再構築)”の理想形だ。
ゲーム内容は1作目がベースになっている。
それでいて、各惑星(ステージ)のギミックはそのほとんどが作り直されており、1作目を熟知している私でも心から楽しむことができた。
また、武器強化システムをはじめ、2作目以降で培われていったシステムもキチンと導入されており、快適に遊べるのがうれしい。
このシリーズはもともと、洗練された操作性と凝ったアイデアによって、“実際に動かしてみる楽しさ”にあふれていた。
本作では、その魅力がさらに極まっており、大冒険を描いた娯楽作としては文句なしの1本に仕上がっている。
グラフィックも見た目の美しさはもちろん、物理的な処理の凝りようまで含めてすべてがハイクオリティ。
物語にはところどころ&最後の結末にいたるまで新展開が盛り込まれており、夢中になれた。
シリーズの特徴でもあるギャグもあいかわらず冴えていて、笑えるのも◎。
過去作を遊んでいる人なら思わずクスリとさせられるネタも満載だが、それらがさりげない演出に抑えられており、初心者でも置いてけぼりにされない点にも好感が持てる。
収集要素が豊富で、2周目以降も自然と遊びたくなる工夫にも拍手。
なかには、本作のキャラ造形に洋ゲー特有の濃さを感じてシリーズを敬遠していた人もいるかもしれないが、ぜひこの機会に遊んでほしい。

アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝 PlayStation Hits

DATA
●発売日:2016年5月10日(PlayStation Hits 2018年7月26日)
●DL版価格:2,149円(税込)
●ジャンル:アクションアドベンチャー

ネイトの最後の冒険となる『アンチャーテッド』シリーズ完結編!
2007年に第1作が発売されて以来、世界中でファンを獲得した『アンチャーテッド』シリーズの最新作。
本作ではシリーズの主人公として冒険してきたネイサン・ドレイク(ネイト)の最後の冒険が描かれる。
“プレイする映画”とも評価される、ダイナミックなアクションシーンを自分の手で操作するドキドキ感は、本作ならでは。
さまざまな特殊能力を駆使できるオンラインマルチプレイ対戦も楽しめる、遊び応えのある1本となっている。

【電撃PS Review】
グラフィックやゲームプレイという点においてはもちろん世界最高水準であり、そういう意味でも値段以上の価値は確実にある名作です。
ですが、本当の魅力は、シリーズのファンが極上の物語を体験できること。
過去作を連想させるアイテムやセルフオマージュされたシーン、登場人物同士の密な関係性が描かれ、作品を重ねてきたなかでの心情の変化を感じ取れます。
そして終わる、ネイトの冒険。
確実に「シリーズを遊んできてよかった」という感情を抱くハズ。
無数のオプション項目によって、多種多様なニーズにこたえた操作性はストレスフリーの極みとなり、没入感を高めてくれます。
純粋に物語の先が気になる展開は心をつかんで放しません。
それこそ10時間以上も遊び続けてしまうほど。
新登場のグラップリングフックも、はじめて導入されたとは思えないような完成度でゲームになじんでいて、慣れるほど気持ちよく操作できるのは、さすがというところ。
本作のような一連のシリーズものだと「今回からでも大丈夫か」が評価の基準の1つになりますが、あえて『アンチャーテッド コレクション』でイチからやるべき、と断言します。
もちろん本作からでも話はわかりますし、プレイ体験が損なわれもしません。
100点満点です。
ただ、シリーズを最初からやっていると120点の体験ができます。
気軽に挑めるマルチプレイもあり、これ以上の満足感はなかなか味わえません!

Bloodborne PlayStation Hits

DATA
●発売日:2015年3月26日(PlayStation Hits 2018年7月26日)
●DL版価格:2,149円(税込)
●ジャンル:アクションRPG

SIE JAPANスタジオ×フロム・ソフトウェアの最強タッグが放つ傑作アクションRPG
“ソウルシリーズ”の血統を受け継いだダークファンタジー・アクションRPG。
死んでは挑み続ける試行錯誤の先でのみ味わえる、圧倒的な達成感が最大の特徴。
呪われた古都ヤーナムを舞台に、獣狩りの狩人による昏い物語が描かれる。
オンラインにつなげば、フレンドやほかのプレイヤーと共通の“聖杯ダンジョン”に挑むことも可能。
1人で黙々とプレイするのもいいし、フレンドと情報共有しながら遊ぶのも楽しい“死にゲー”だ。

【電撃PS Review】
一筋縄ではいかないエリアの仕掛け、敵の攻撃、配置など死んで覚えて再挑戦するトライ&エラーの精神が最も大切だと身にしみる本作。
正面から戦うとかなりの強敵なのに、攻略法さえわかればあっさり倒せるという、この絶妙さ、わかった時のスッキリ感が本作のおもしろさ、病みつきになる部分だと思います。
ジャンルとゲーム難易度はド直球のアクションですが、いかに敵の弱点やギミックを発見、推測できるか。
そういう観察眼も求められるので、ある種の謎解きの面も。
肝心のゲーム内容ですが、直前に受けたダメージを攻撃で回復するリゲインや敵の攻撃に合わせて銃で迎撃すると敵がよろける要素、そこから大ダメージを与えられる内臓攻撃など攻撃面での利点が多く、相手の弱点を観察することで有利に立てる本作の強みをさらに引き立ててよいと思います。
また、どのボスにもきちんと弱点が用意されているのも個人的に○。
同じパターンで倒す作業感がなく、ボスごとに戦略を立てていくのはよいですね。
レベルアップの方法や左右で別々の武器を持てる点、自身が死んだ地点にお金兼経験値となるものを落とすなど、システムはいわゆる『ダークソウル』シリーズに類似。
そのため経験者は特別な説明もなく多彩なシステムに順応できましたが、チュートリアルが地面のメッセージしかないので、アクションが大切になる本作で、初心者にはやや説明不足かな。

KILLZONE SHADOW FALL PlayStation Hits

DATA
●発売日:2014年2月22日(PlayStation Hits 2018年7月26日)
●DL版価格:2,149円(税込)
●ジャンル:FPS

人気FPS『KILLZONE』シリーズの最新作
2014年にPS4の本体と同時に発売された人気FPSシリーズの最新作。
長く続いた平和を維持するため、プレイヤーは特殊工作員の1人となって潜入作戦や戦闘任務などのミッショをこなし、対立する国家のテロリストと戦っていく。
PS4になったことで、シリーズのなかでもビジュアルの美しさや演出の派手さはトップクラスに! また、オンラインマルチプレイでは最大24人の対戦が可能となっている。

【電撃PS Review】
ナンバリングはされていませんが、ストーリーは、実質的に2011年発売の『3』の続編で、過去作をプレイしているとより物語が楽しめます。
ただし、プレイ経験がない人でもマップ上に大量に隠された資料を集めることで、世界をひも解きつつ物語を進めていく楽しみ方ができるかと。
難易度は、照準アシストなどの補助機能はなく、敵もこちらをきっちり殺しにくるのでFPSにやや慣れた人向きですね。
今回は、主人公が単独で行動するシーンが多めなので、小型ドローンのOWLを絡めた戦いができるかで体感する難易度が変わってくると思います。
さらに今回は、ある程度マップを自由に動き回って目標を達成する内容になっているので、自分で攻略パターンを考えつつ遊べる人ほどおもしろく感じられるバランスだと感じました。
ただし、次にどこへ行くのかわかりづらかったり、目標がしっかり表示されるべきシーンで示されないがために何度も死んだりと、わりと荒削りに感じられる部分もあります。
その点を考慮に入れても、PS4で再現された世界は圧巻のひとこと。FPS好きなら遊んで損はしない1本だと思います。

DRIVECLUB PlayStation Hits

DATA
●発売日:2014年10月9日(PlayStation Hits 2018年7月26日)
●DL版価格:2,149円(税込)
●ジャンル:ソーシャルレーシング

PS4時代の到来を告げた名作レースゲーム
人とつながる“ソーシャル・レーシング”というジャンルを掲げたレースゲーム。
実車さながらのグラフィックスはもちろん、フレンドとコミュニケーションを取ることがゲーム内の重要な要素になっているのが最大のポイント。
最大12人のプレイヤーでリアルタイムに競うオンラインレースや、各コースの“平均速度”“ドリフト距離”“コーナリング精度”といったスコアを競い合うシステムが搭載されている。
複数の仲間と一緒に始めるにはオススメ。

【電撃PS Review】
背景、コース周辺のデザイン、車両の内外のディテールなど、すべてが実写さながらの仕上がりで、走っている最中に目を奪われるほど。
湖面に反射する夕日がまぶしすぎて道路が見づらいコースもありましたが、美しいグラフィックで描かれた世界各地のコースを走ることが、単純に楽しかったです。
天候や移り変わりや時間の経過による昼夜の変化もレースにアクセントを加える要素になっていて、その変化も楽しみながらプレイできました。
コントローラの振動で路面の状態がわかる演出も、実際に走行しているかのような臨場感が味わえてよかったです(インドのコースは路面が荒いなど)。
ただ、ゲームの進行や各種要素についての説明が少ない印象。
走り方についてもプレイして覚えるところが多く、カーブのRを表した標識も緑色・黄色・赤色の3種類のみで読み取れる情報が少ないため、慣れないうちはとまどうことも。
ネットワーク関連の要素は、ほかのプレイヤーがアップした記録に挑戦できたり、コーナリングの精度、最高速度、ドリフトの距離を競えるなど、非同期でもリアルタイムで対戦しているかのような感覚で楽しめました。

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