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2018年12月27日(木)

Switch版『サマーポケッツ』が2019年春発売。タッチスクリーン操作にフル対応

文:電撃オンライン

 プロトタイプは、Nintendo Switch版『Summer Pockets(サマーポケッツ)』を2019年春に発売します。価格は未定。

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』
『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

 本作は、『CLANNAD』、『リトルバスターズ!』、『Rewrite』などのゲームブランド“Key”が6月29日に発売したPC用恋愛ADV(全年齢対象)のSwitch版です。

 都会の喧騒から離れたのどかな島を舞台に、ヒロインや仲間たちと夏休みを楽しみ、そして恋をします。人によっては懐かしく、人によってはまだ見たことのない、そんなひと夏の物語がノスタルジックに描かれます。

 Switch版では、Joy-Conをセットした携帯モードでのプレイの他、タッチスクリーン操作にフル対応しているため、Joy-Conを外した本体のみの状態でもプレイできます。また、テーブルモード、TVモード時には、Joy-Con1つですべての操作を行えるため、片手でのプレイも可能です。

ストーリー

 主人公の鷹原羽依里は、亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して1人で鳥白島にやってきた。1日数本しかない連絡船を下りた時、1人の少女と出会う。

 彼女は潮風に髪を遊ばせながら、遠くを……海とも空とも言えない境界線をただ眺めていた。

 気がつけば少女はどこかへ行ってしまい、羽依里は狐に摘まれた気分になりながら、祖母宅へ向かう。そこではすでに親戚の叔母がいて、遺品整理を行っていた。

 祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、初めて触れる“島の生活”に戸惑いつつも、順応していく。

 都会暮らしでは知ることのなかった自然とのふれ合い。忘れていた懐かしい何かを、思い出させてくれるような、そんな生活だった。

 海を見つめる少女と出会った。不思議な蝶を探す少女と出会った。思い出と海賊船を探す少女と出会った。静かな灯台で暮らす少女と出会った。

 島で新しい仲間ができた──。この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』
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舞台:鳥白島(とりしろじま)

 人口二千人ほどの離島。信号機はなく、コンビニも22:00で閉まるものが1軒あるのみ。電気は普通に通っています。上下水道も近年整備されましたが、井戸は現役で使われています。

 ネットに関しては固定電話回線を介して、ISDNレベルが通っているレベル。高速光通信なにそれ? な区域。都会では姿を消しつつある、公衆電話が残っています。村の中の電柱の上にはメガホンスピーカーが設置されており、防災放送などが流れます。

 島には中学までしかなく、高校に通う場合は連絡船に乗って、1時間くらいかけて町にでます。観光の1つとして、海の灯籠祭があります。

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』
『Summer Pockets(サマーポケッツ)』 『Summer Pockets(サマーポケッツ)』
『Summer Pockets(サマーポケッツ)』 『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

登場人物

鷹原羽依里

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

「さしずめ俺は……傷ついた渡り鳥といったところか」

 主人公。夏休み、亡くなった祖母の遺品整理のために、鳥白島にやってきました。かつて水泳に取り組んでいましたが、ある事情から泳ぐことから距離を置いてしまいます。そのせいで、素行が乱れてしまい、学校でも腫れ物扱いとなります。

 そんな都会から逃げるように、夏休みを、自分のことを知らない場所で過ごすことに。性格はマイペースで、つかみ所がありません。あまり自分の内側を見せないきらいがあります。

 通っていた学校が男子校のため、女の子に対してあまり免疫がありません。その反面、どうすればモテるかなどの研究を、同級生たちと熱く語っていました。

夏休みを忘れた少女:鳴瀬しろは(声優:小原好美)

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

【スリーサイズ】B:81/W:56/H:83
【好物】スイカバー

「私にあまりかまわないほうがいいよ」

 クールで、人見知りをする島の少女。親しいのは肉親である祖父ぐらいで、島では孤立しています。1人でいる期間が長かったせいで人との付き合い方がわからず、時に人の心を考えないことを言ってしまうこともあります。

 島の外れなどで海を眺めていることが多い。

島の伝承を追う少女:空門蒼(声優:高森奈津美)

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

【スリーサイズ】B:85/W:59/H:86
【好物】かき氷

「とにかく、あたしが寝てても放っておいて」

 男女分け隔てなく友だち感覚で接してくる島の少女。島の駄菓子屋でアルバイトをしていて、老若男女問わず慕われています。

 野生のキツネ(?)を連れています。よく島のいろいろな場所で眠っている姿を見ますが、島民には日常茶飯事らしい。

海賊船を探すお嬢様:久島鴎(声優:嶺内ともみ)

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

【スリーサイズ】B:86/W:56/H:85
【好物】三角形の秘密を持ったお菓子

「行くよ。もう一度、海賊船のある場所まで」

 島で出会った不思議な少女。いつでも大きなスーツケースを引いています。中に何が入っているのかは絶対教えてくれません。

 この島には主人公と同じくこの夏だけ滞在します。何か探しものがあるようで、手には古ぼけた地図を持って島をさまよっています。その地図については「宝の地図なんだよ」と彼女は言います。

自分探しの少女:紬ヴェンダース(声優:岩井映美里)

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

【スリーサイズ】B:78/W:56/H:80
【好物】わたあめ

「探し物です。やりたいことを探しています」

 島の灯台の近くに現れる少女。真面目で素直なドイツ系ハーフで、夏休みを利用して“やりたいこと探し”をしています。

 海に流れ着いたゴミなどを掃除しては、まだ使える物を見つけ大事にします。困ったことや、言葉に詰まると「むぎゅ」と呻きます。異国の古い歌をよく口ずさんでいます。

三谷良一(声優:熊谷健太郎)

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

 島に住んでいる少年。いつでも、どこでも服を脱ぎたがる傾向があります。山の中にある資材置きだった倉庫を改造して、秘密基地にしています。同世代の仲間のたまり場となっています。

加納天善(声優:浜田洋平)

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

 島に住んでいる少年、その2。真面目でクールな外見ですが、卓球にすべてを捧げすぎていて、いろいろと言動行動がおかしい。良一と一緒に作った山の中の秘密基地に卓球台を持ち込み、日々トレーニングに励んでいます。

野村美希(声優:一宮朔)

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

【スリーサイズ】B:80/W:55/H:80

 島に住んでいる少女。鳥白島少年団の治安維持執行部に所属していて、島の風紀を日々守ります。島内にある放送塔の放送も担当していて、塔の上からも治安を監視しています。

 自分用に改造した水鉄砲“ハイドログラディエーター改”で風紀を乱した者を容赦なく撃ちます。

水織静久(声優:小山さほみ)

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

【スリーサイズ】B:98/W:64/H:88

 本土にある、島に住むヒロインたちが通う学校の生徒会長。夏休みは、紬に会いに島にやってきています。おっぱいに対して並々ならない愛情と敬意を持っています。

 女の子が好きなわけではなく、純粋におっぱいが好きなだけです。

加藤うみ(声優:田中あいみ)

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

 親戚の子で、又従兄弟にあたる少女。ずっと都会に住んでいて田舎暮らしにあこがれていたので、この夏、単身で島にやってきました。

 夏の間、主人公の食事の世話などをしてくれる子でもあります。得意料理はチャーハンで、チャーハンに並々ならぬ情熱を持っています。

岬鏡子(声優:高本めぐみ)

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

【スリーサイズ】B:82/W:60/H:86

 主人公・鷹原羽依里の実母の妹で、叔母にあたる女性。鳥白島に1人住んでいた加藤のばあさんとは、古物蒐集でつながっていました。

 加藤家の蔵に眠っている大量の古物を、時に鼻息を荒くしながら整理しています。考古学をたしなんでいたこともあり、古い文学などを訳すことができます。

鳴瀬小鳩(声優:白石稔)

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

 鳴瀬しろはの祖父。鳴瀬翁と呼ばれることも。体中に歴戦の傷が刻まれています。一番痛かったのは、婆さんの攻撃。鳥白島に伝わる“水中格闘技”の熟練者でもあります。

イナリ(声優:鈴木このみ)

『Summer Pockets(サマーポケッツ)』

 鳥白島にいる野生の狐(?)。空門蒼とよく一緒にいるところが見られます。動物(?)だけれど、人の言葉を理解しているふしもあります。空気を読める、できる子。「ポン」と鳴きます。

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