2019年1月18日(金)
スクウェア・エニックスは、2019年2月28日にPS4版、2019年3月6日にPC版(Steam)を発売予定の『LEFT ALIVE(レフト アライヴ)』の最新情報を公開しました。
本作は三人称視点で展開する“サバイバルアクションゲーム”です。戦場に取り残された3人の主人公たちが圧倒的に不利な状況から生存を目指して戦う『フロントミッション』シリーズの世界観を受け継いでいます。
この記事では、新キャラクターやゲームの進行におけるテクニックなどをお届けします。
▲オリガ・エルゲーヴナ・カリーニナ――Olga Sergeyvna Kalinina。 |
ノヴォスラヴァ市警察の警察官。かつてはガルモーニヤ軍人だったが、ひとり娘を失うという悲劇を契機に除隊しました。
ノヴォスラヴァで頻発する行方不明事件を追う中、郊外のスラムを訪れたオリガは1人の少女ユリアと偶然出会うが、ガルモーニヤ軍の急襲により、はぐれてしまいます。
脱出ルートを模索する中でユリアと再会したオリガは、失った娘と重ね守ろうとするが、少女はそれを拒否し、走り去ってしまいます。
ユリアの行方を追うオリガは、少女の不可解な行動の背景に突如勃発した戦争に隠された巨大な陰謀の存在があることを知ります――。
オリガに関連する2人の新たなキャラクターを紹介します。
ガルモーニヤ陸軍士官。オリガのガルモーニヤ軍時代の上官。
戦闘の混乱に乗じて、連続行方不明事件への関与が疑われる医師ラヴロフを殺害するなど、侵攻作戦の陰で独自に行動しているが、その目的は不明。
元部下であるオリガに強い執着を持っており、偶然の再開ののち、執拗にその後を追い始めます。
ノヴォスラヴァ市街をさまよう孤児の少女。
かつてノヴォスラヴァでは、ガルモーニヤ共和国からの離脱を訴える市民による解放運動が盛んに行われており、それに伴って発生した暴動によって両親が死亡。以降は児童福祉施設“等しき家族”に引き取られていました。
少女を守ろうとするオリガを何故か拒絶し、戦場をさまよっています。
ドミトーリ公社製ヴァンツァー。ザーフトラおよび周辺国に多数配備されています。
ボディ上面が平面化されており、随伴歩兵を搭載するなどの運用が可能。また脚部の変形機構により、体高を低くして全面投影面積を減らせるなど、意欲的な設計が盛り込まれています。
解放運動グループ“NGFP”のリーダー、ルスランを殺害した罪を着せられていたレオニードは、死んだはずのルスランがノヴォスラヴァに表れたことを知り、その後を追います。
かつて“NGFP”のメンバーたちが新型ヴァンツァーの製造に関与していたことを知るレオニード。“NGFP”を組織したルスランの真の目的は、なんだったのか……?
戦争の背景に新型ヴァンツァーの設計データ流出事件が関係しているという疑惑を語る、戦場記者パトリック。ミハイルは脱出手段の提供と引き換えに、疑惑に関与する“プーニン”という人物の救出を依頼されます。
プーニンを発見したミハイルは、盗み出されたヴァンツァーのデータにまつわる記録を手に入れます。パトリックの話は本当だったのでしょうか。
ガルモーニヤ軍時代の上官ボロディンと遭遇するオリガ。なんらかの秘密を隠しているらしき彼の行動を追及するオリガだが、ボロディンの兵士に襲われ、逃走を余儀なくされます。
脱出の糸口を求めて敵軍の動きを探るオリガは、彼らが“プーニン”という人物を捜索していることを知ります。その人物は、何を知っているのでしょうか……?
ミハイルから情報を受け取ったパトリック。しかし証拠を手にしたはずの彼は、さらなる疑念を口にします。戦争に隠された秘密とは、これだけではなかったのか……。
戦場と化した街には、避難できず取り残されている市民や、それぞれの理由で自ら残っている人々がいます。
彼らを1人でも多く救うことが、プレイヤーに提示されるもうひとつの使命だが、限られた物資を消費してでも助けるのか、それとも見捨てるのかは自分の選択次第です。
マップ上の青いマーカーの場所には取り残された人々がいます。彼らを救うには、マップ内のシェルターまで無事に誘導しなければなりません。
取り残された人々を発見すると、避難を促すことができます。なかには主人公を信用せず、疑念の目を向けてくる場合もあります。うまく説得できなければ、避難に応じてくれないでしょう。
さらに敵兵に拘束されている場合など、戦闘が避けられない状況もあります。
取り残された人たちは、戦闘能力を持っていません。シェルターに向かう途中、敵に襲われれば殺されてしまいます。移動ルート上の敵を排除、または回避して進む必要があります。
シェルターまで無事に到達すると救助成功となります。救助した人々の情報は、後述の“データベース”でも確認ができます。
正面から敵と戦うだけが、生き残るための手段ではありません。時には回避し、あるいは罠にはめるなどの戦略的な行動によってリスクを減らすことが重要になります。
どうしても避けられない戦いのために、手段をどれだけ温存できるかが生存する可能性を高める方法になるでしょう。
敵が少なければ、先手を取って倒してしまうことが、むしろ危険を減らすことになるかもしれません。ただし、十分に周囲の状況に注意しなければなりません。
敵兵は強固な装甲を装備しており、銃撃でも容易には倒せませんが、アーマーに覆われていない腕や脚などを射撃して出血させれば、素早くダウンさせられます。やみくもに攻撃するよりも、より効率的な方法を考えましょう。
敵に発見されても、必ずしも戦う必要はありません。いったん身を潜めてやり過ごすのも、重要な先方のひとつです。
ダストボックスなどに、一時的に身を隠すこともできます。ただし、隠れるところを見られると引きずり出されて窮地に陥ってしまいます。
銃は戦闘で有効な手段だが、本作では銃弾を十分に手に入れられる機会は非常に少ないため、クラフティングで作成できるガジェットの活用が重要になります。多数のガジェットの中から、いくつかの便利なガジェットや使い方を紹介します。
投げた付近にいる敵兵の位置を障害物越しでも把握できます。
敵の位置を把握して行動ができるうえ、クラフトで必要な素材も手に入りやすいので積極的に活用しましょう。
空き缶や空き瓶などは、投げて物音を立て、付近の敵を引き付ける効果があります。
手製の爆弾である“爆発缶”を、さらに改良した“リモート爆発缶”は、投擲後に遠隔起爆ができるガジェットだが、これにも敵を引き付ける効果があります。
敵を引き付けたタイミングで起爆させれば、複数の敵に確実にダメージを与えられます。
逃走経路に設置しておくと、万一の際により逃げやすくなります。
敵兵がトラップに気がついてしまう場合もあるが、トラップ自体を射撃して強引に敵兵を爆発に巻き込むこともできます。
オンラインに接続していると、マップを“ヒートマップ表示”に切り替えることが可能で、他のプレイヤーがどこで死亡したのかを把握できます。多くのプレイヤーが死亡した地点は危険であると推測されるため、避けて通るのが安全でしょう。
またオンラインプレイ時には、他のプレイヤーが死亡した場所に“戦死者の死体”が一定数配置されます。戦死者は希少なアイテムを持っていることがあり、危険を顧みずアイテムを探しに行くのか、その地域を避けて進むのかはプレイヤー次第です。
ステージ進行の状況や、手持ちの素材・アイテムを見つつ判断しましょう。
本作には周回要素として“NEW GAME+”があります。“NEW GAME+”では、さまざまな能力を強化し、CHAPTER01から周回プレイを開始できます。
強化できる項目はポイントと引き換えとなるため限られるが、周回を重ね徐々に強くなっていくことで、攻略の幅は広がり、前のプレイでクリアできなかったサブクエストなどもこなしやすくなるはずです。
データベースではキャラクターたちの関係や世界情勢などさまざまな情報を閲覧できます。本編では語られていないような情報や、『FM』シリーズ好きはニヤりとする情報も多いとのこと。
キャラクターの相関図を見ることがでいます。ゲームの進行に合わせて内容が更新されていき、詳しいプロフィールとともに掲載されます。こまめにチェックしておきましょう。
ゲーム中に救出したキャラクターたちの詳細等が記載されており、その人物のバックボーンを知ることができます。
ゲーム内の各所でアンロックされる“アーカイブ”を確認できます。アーカイブを読むことで、ストーリーのバックボーンをさらに深く知ることができます。中には“ガルモーニヤ美女百選”というものも。
国家やメーカー、事件、ヴァンツァーなど、ゲーム内に登場する多数のキーワードが集約されています。こちらも世界観をより深く知り、ストーリーを楽しむ一助となります。
チュートリアルが集約されており、ちょっとした役立つ情報なども記載されています。見直していると新たな発見ができるかも?
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