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2019年1月21日(月)

『戦国大河』で登用したい個性と魅力あふれるオススメ武将をピックアップして紹介

文:信濃川あずき

 バンダイナムコオンラインから配信中の天下統一シミュレーション『戦国大河』。その魅力に迫ります。

『戦国大河』

 『戦国大河』は、歴戦の武将とともに敵軍を倒しながら自国を強化して天下統一を目指す、“日本発 天下統一シミュレーション”。プレイヤーは一国の領主となり、戦場の中心にある本城の制圧を目指します。

 これまでに武将登用や内政部分戦闘や物語について解説してきました。

 本作で外せないのは、プレイヤーの指示で戦ってくれる武将。武将は、報酬や福引(ガシャ)で出会うことで自軍に編成できます。史実の敵味方の垣根を越えて、好きな武将で“ドリームチーム”を編成することが可能です。今回は、ライターが独断でセレクトしたおすすめ武将を紹介します。

 なお、本記事に記載された武技はすべて武技レベル1の時のものです。

登場する武将の一部をお届け

伊達政宗

『戦国大河』

 戦国を描く作品に不可欠の人気武将。奥羽(東北地方)の大名で、仙台藩の初代藩主です。片目の眼帯がトレードマークですが、これは子どものころに病気で目を失ってしまったため。“独眼竜”という異名があります。

 戦での活躍だけでなく、本人はおしゃれで豪快であったとされています。目立つ人のことを“伊達男”というのは、伊達政宗が由来となっているようです。本作のイラストも、赤の差し色がおしゃれです。

 武技は味方全体の騎武将の攻撃力が5%上昇するというもの。5ターン持続するので、その間にうまく攻め込みましょう。

織田信長

『戦国大河』

 やはり、この人の紹介は外せません。こちらのイラストは青年期の信長。若いころの信長は、やんちゃな服装で街の若者と遊んでいたといいます。大きくはだけた服からも、他の人から“うつけ”という評価を受けていたことを想像できます。

 なお、『戦国大河』には壮年の信長も実装されています。そちらは渋くて、青年期にはないカッコよさがあるのでぜひ揃えてください。

森蘭丸

『戦国大河』

 その若さや境遇から、歴戦の武将と並ぶほどの人気を誇る蘭丸くん。織田信長の側に仕えて世話をしていました。“本能寺の変”が起こった時にも信長の側におり、そこで命を落とします。

 ある日、みかんの箱を運んでいた蘭丸に、信長が「危ない、転ぶぞ」と言いました。直後に蘭丸はその言葉通りに転んでしまったのですが、実は信長の言葉が見当違いにならないようにわざと転んだといいます。本作のイラストでも、みかんが描かれていますし、手にはみかんの花を持っているようです。

 もっとも攻撃力(装備適用値)の高い味方の槍武将の攻撃力を20%上昇させる武技を、使うことができます。

徳川家康

『戦国大河』

 本作には少年、青年と2パターンの家康が実装されています。ここでは、かわいらしい少年時代を紹介します。まだ竹千代と名乗っていたころのものだと想定されます。このころに、織田信長と対面したという言い伝えが残っています。

 家康は、幼少期からずっと読書が大好きだったとのこと。特に、鎌倉時代について書かれた歴史書“吾妻鏡”を好み、源頼朝らの活躍を読んでいたとか。このイラストの家康少年は、何の本を読んでいるのでしょうか。

足利義昭

『戦国大河』

 長男ではなかったため相続の予定がなく、幼いころから仏門に入りました。ですが、兄の義輝が暗殺されると次期将軍になるために表舞台に戻ることとなりました。織田信長の力を借りて上洛して、15代将軍に就任します。その後、信長と対立することになり、信長包囲網に参加。しかし信長に敗れて、京都から追放されてしまいました。

 本作の足利義昭は、剣属性の全体攻撃ができます。剣属性は3すくみの関係に含まれず苦手属性がないので、まんべんなく一定のダメージを与えられるので使いやすいです。

細川たま

『戦国大河』

 明智光秀の三女。父が“本能寺の変”を起こした際、夫の細川忠興によって幽閉されました。これは、彼女を守るためだったようです。その後、夫からキリスト教のことを伝え聞いて、興味を持ちます。お忍びでこっそり協会へ向い、キリスト教を信仰するようになり、やがて洗礼を受けて、ガラシャという洗礼名を授かりました。細川ガラシャという名前でも有名です。

 本作では、もっとも攻撃力の高い剣武将単体の攻撃力を20%上昇させてくれます。高い攻撃力を持つ武将と組み合わせることで活躍できる、強力なサポート役となっています。

松永久秀

『戦国大河』

 第13代将軍・足利義輝の暗殺にたずさわったとも、東大寺の焼き討ちを行ったとも言われている、もと三好家の家臣。織田信長に仕えたものの、後に2度にわたって反逆したこともあり、油断もすきもない、腹黒い謀略家というイメージが強い武将です。茶道をたしなんでいて、貴重な茶器をコレクションしていました。

 本作では、敵全体の対騎兵防御力を7%低下させる能力を持っています。敵に対してこっそりと策を仕掛けたような、久秀らしい効果です。

山県昌景

『戦国大河』

 武田家の家臣で、武田四天王の1人に数えられています。山県といえば赤備え! 甲冑も兜も、すべて赤色で統一していました。山県の強さもあり、敵にとっては恐怖の赤。武田の赤備えの名を世に轟かせました。体格は小柄だったそうですが、実際の身長よりも大きく見えたことでしょう。

 武田の赤備えは騎兵隊だったといいます。本作でも、強力な騎属性攻撃を行います。その効果は敵全体に対し、威力70%の騎属性攻撃で、相手が弓兵ならばひとたまりもないかと。

淀殿

『戦国大河』

 母は織田信長の妹であるお市の方、そして父は浅井長政です。長政が信長と敵対し、敗北したために逃走。さらに、再婚した母の夫である柴田勝家が秀吉に敗北してまた逃走……という、つらい時期を過ごしました。秀吉に保護されて側室となり、豊臣秀頼を産みます。

 後に大阪城を仕切るほどの強さを発揮する淀殿。イラストではちょっぴり気が強そうな表情です。頭の菊花の飾りは、本名の浅井菊子からきているのでしょうか。いろいろなことを考えたくなる、魅力的なイラストです。

ルイス・フロイス

『戦国大河』

 武将だけでなく宣教師も『戦国大河』に参戦! ルイス・フロイスはポルトガルからやってきた宣教師。織田信長と良好な関係を築き、布教活動にいそしみました。また、日本で見聞きしたことを書き記し、貴重な資料を後世に残したと言われます。

 『戦国大河』では髭を生やしたイケメンのおじさまとして登場。布教の本や十字架を持っているだけでなく、黒いローブのような衣装をまとっています。

 敵部隊全体に、槍属性による威力50%の攻撃を行う能力を所持。全体に攻撃するという使い勝手のいいものになっています。

織田信秀

『戦国大河』

 戦国ものでは、織田信長のインパクトがどうしても強いですが、その父である織田信秀も立派な武将でした。織田家の勢力をすごい勢いで拡大させるという土台を父が作っておいたからこそ、信長の活躍があったともいえるかもしれません。

 本作における信秀は目力がとにかく強く、選んだというより選ばされたとも言えます。“尾張の虎”という異名らしく、虎の皮がよく似合っています。

鳥居元忠

『戦国大河』

 “まさに忠義の人”という言葉がぴったりな鳥居元忠。徳川家康がまだ竹千代を名乗った幼いころから付き従っていました。家康に天下を取らせるべく、多くの戦場で奮闘します。

 最期は敵の標的になることを承知したうえで、少ない兵で伏見城を守り、降伏せずに戦って散りました。この戦の直前に、家康との別れを惜しんで酒を飲みながら思い出話をしたという逸話が残されています。

 本作では、弓兵中心の編成に入れておきたい武将。味方全体の弓兵士の攻撃力を、3%上昇させます。

武田勝頼

『戦国大河』

 武田信玄の四男ですが、兄たちが早世したり謀反を企てたりしたため、家督を継ぐことに。信玄の死後、後を継いだ勝頼は領土の拡大を目指して攻め込みます。明智城、高天神城を陥落させるなど最初は勢いに乗りますが、“長篠の戦い”で信長と家康の連合軍に大敗しました。とはいえ、敵武将の評価は高く、警戒に値する武将としてマークされていたようです。

 血気盛んな勝頼らしく、本作では全体攻撃ができる武技を持っています。敵全体に、騎属性による威力50%の攻撃を行います。名高い武田騎馬の力を、敵に思い知らせてやりましょう!

三好長逸

『戦国大河』

 三好三人衆の筆頭格。松永久秀らとともに、将軍足利義輝を暗殺しました。その後、久秀とは敵対関係になり、争いを繰り広げます。織田信長が足利義昭とともに上洛すると、京都を追われてしまいました。信長に対抗するため、信長包囲網を敷きますが、敗北後に行方不明になったといわれています。

 味方全体の騎兵の攻撃力を3%上昇させる武技を所持しているので、本作では騎兵メインの編成に加えてください。特定の兵種のみの編成を作る場合、攻撃力上昇の武技はぜひとも欲しいところです。

朝倉義景

『戦国大河』

 朝倉氏の当主。どちらかというと戦よりも学問や文芸を好む人だったと言われます。和歌や茶道をたしなみ、ルイス・フロイスの布教活動にも理解を示したとか。足利義輝が三好三人衆や松永久秀に暗殺された後、足利義昭を保護します。しかし、名をあげるチャンスの上洛を拒否。結局、義昭を連れて上洛したのは織田信長でした。

 しかし本作では、戦闘に参加。武技は、敵全体に剣属性で威力40%の攻撃を行うというもの。まだ手持ち武将が少ない序盤は、剣属性での全体攻撃をしてくれる義景を編成に入れることも検討してみては?

井伊直盛

『戦国大河』

 井伊直盛は井伊家の当主で、今川氏に仕えていました。“桶狭間の戦い”では今川側で出陣しましたが、惨敗。井伊家の重臣たちは、次々と命を落としていきます。もはやこれまでと悟った直盛も、この戦の最中に自害しました。直盛には男の子どもがおらず、家督を継いだのは娘の井伊直虎でした。

 直盛の武技は、味方全体の弓兵士の攻撃力を1%上昇させます。井伊氏は幕府の弓始で射手をつとめていたということから、この能力になっているのかもしれません。

紹介しきれないほど多数の武将が登場!

 ここまででご紹介した武将は、ほんの一部。他に紹介したかった、すばらしいイラストの武将がたくさん登場する『戦国大河』。今回お伝えしてきたように、イラストに仕込まれたさまざまなネタ、逸話にも注目です。ゲームを楽しみながら、お気に入りの武将を見つけてください!

(C)BANDAI NAMCO Online Inc.

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