2019年1月27日(日)
『キングダム ハーツ3』をより楽しむために重要な登場キャラクターを紹介。複雑に絡む関係をチェック
スクウェア・エニックスから1月25日に発売されたPS4/Xbox One用ソフト『KINGDOM HEARTS III(キングダム ハーツIII)』。その特別企画として、『KH』シリーズの振り返りをお届けする。
本作は、ディズニーとスクウェア・エニックスから生まれた『キングダム ハーツ』シリーズの最新作。主人公のソラが、ディズニーの作品を舞台にしたワールドを駆けめぐり、爽快かつ派手なアクションを楽しめる。
先日掲載したシリーズ振りかえり企画に続いて、登場キャラクターやキャラクター同士の関係性を紹介。「登場するキャラを忘れてしまった」という人や「遊んでいないタイトルに登場するキャラクターが気になる」という人はぜひチェックしてほしい。
目次
世界の平穏を守る“光の守護者”たち
主人公のソラをはじめとした、光の守護者たちを紹介。彼らは『KHIII』で“7人の光の守護者”をそろえ、闇の勢力との戦いに備えようとする。
デスティニーアイランドで暮らす3人の幼なじみ
ソラ
『KH』シリーズの主人公。のどかな諸島“デスティニーアイランド”で育った明るく元気な少年で、ある日、伝説の武器・キーブレードの使い手に選ばれる。これまでの旅で世界の危機を二度も救い、『KHIII』ではマスター・ゼアノートに立ち向かう。
▲画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
リク
ソラの親友の少年。一時は心を闇に囚われてソラとも敵対したが、現在は己の中の闇を克服。ソラとともにマスター・ゼアノートと戦うべく、王様と一緒に旅に出る。
▲画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
▲過去に闇の探求者アンセムに肉体を乗っ取られてしまう。画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
カイリ
ソラとリクの幼なじみ。純粋な光の心を持つ“セブンプリンセス”の1人で、過去に闇の勢力に狙われていた。今回は守られるだけではなく、キーブレードの使い手としてソラたちを支える。
▲画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
ディズニーキャッスルの住人
王様(ミッキー)
まばゆい光に守られる城“ディズニーキャッスル”の王。キーブレードの使い手としてこれまでヴェントゥスやアクア、ソラやリクたちと出会い、キズナを育んできた。本作では、リクと一緒に歴戦のキーブレード使いを捜しに行く。
▲画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
ドナルドダック
ディズニーキャッスルの王宮魔導士。ソラの旅の仲間の1人で、魔法の腕は確かだがちょっぴり気が短い。
グーフィー
ディズニーキャッスルの王宮騎士隊長。ドナルドとともにソラの旅に同行する、心優しいのんびり屋さん。
旅立ちの地のキーブレード使い
テラ
マスター・エラクゥスの弟子の1人であり、“旅立ちの地”で修行を積む青年。友を想うマジメで実直な性格だが、心に闇が芽生えてしまい、マスター・ゼアノートに目をつけられる。その結果、激闘の果てにマスター・ゼアノートに身体を奪われてしまう。
▲画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
▲心の闇に悩むテラは、マスター・ゼノアートの助言に励まされ、彼を信頼していったために、身体を乗っ取られてしまう。画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
ヴェントゥス
キーブレードマスターを目指してテラたちと鍛錬に励む少年。テラを兄のように慕っており、彼のあとを追って飛び出すように外の世界へ。さまざまな冒険の末にヴァニタスと衝突し、戦いには勝利したものの深い眠りについてしまう。現在は眠った状態のまま、とある場所で眠りについている。
▲画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
アクア
マスター・エラクゥスの弟子で、強い心と優れた実力をあわせ持つキーブレード使い。マスター・ゼアノートの計画を阻止するために死闘を繰り広げ、最終的には友を守って闇の世界に閉じ込められてしまう。
▲画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
マスター・エラクゥス
テラ、ヴェントゥス、アクアの師匠。光を正義と信じるキーブレードマスターで、闇に対して厳しい目を向ける。マスター・ゼアノートの策略によってテラと刃を交えることになり、最後はマスター・ゼアノートに討たれてしまう。
▲闇に魅入られたマスター・ゼアノートとは過去に衝突した過去を持つマスター・エラクゥス。画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
ソラの記憶に関与する者
ナミネ
“忘却の城”でマールーシャたちに監禁されていた少女。ソラと、ソラに連なる者の記憶を操作できる力を持つ。カイリと深い繋がりがあり、過去の旅でその関係には決着がついたが……?
賢者アンセム
“レイディアントガーデン”を治めていた賢者。心の研究の第一人者だったが、弟子だったゼアノートたちに裏切られて追放される。弟子への復讐のために暗躍していた過去を経て、現在は闇の世界の浜辺でひっそりとたたずむ。
ソラたちの旅を導く者
イェン・シッド
偉大な魔法使いにして王様の師匠。マスター・ゼアノートに立ち向かうソラたちの旅を導く。
世界に脅威をもたらす“闇の探求者”たち
続いて、ソラたちと敵対する闇の勢力をチェック。マスター・ゼアノートを中心とする真XIII機関は、自分たちを“13人の闇の探求者”に見立てて“7人の光の守護者”とぶつかろうとする!
マスター・ゼアノートとそれに連なる者
マスター・ゼアノート
“ダークシーカー編”では最大の敵とも言える、マスター・ゼアノート。もともとは優秀なキーブレードマスターだったが、光と闇の完璧な均衡を求めるあまり、闇に心を染めていく。真XIII機関を率いて光の守護者たちと激突し、伝説の“キーブレード戦争”を再び引き起こすのが狙い。
▲壮大な野望を成就させるため、長きに渡って暗躍してきた。画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
ヤング・ゼアノート
マスター・ゼアノートの若かりし姿。未来の自分から時を超える力を与えられ、それを用いて先々の時代からマスター・ゼアノートとかかわりのある者たちを集結させている。
▲画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
テラ=ゼアノート
マスター・ゼアノートがテラの肉体を奪った姿。身体はテラだが髪は白色で、眼は金色に変化している。アクアとの戦いに敗れた後、記憶喪失となって賢者アンセムのもとに弟子入り。のちに師を裏切り、心を捨ててハートレスとノーバディに分かれる。
▲アクアと激突するテラ=ゼアノート。画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
アンセム
テラの身体を乗っ取り、若返ったマスター・ゼアノートの心が闇に染まってハートレス化した姿。師の名前を奪って“闇の探求者アンセム”を名乗り、“世界の心のキングダムハーツ”へ通じる扉を開こうとした。かつてソラたちによって倒されたが、のちに真XIII機関の一員として復活。
▲画像は『キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ』のもの。 |
ゼムナス
テラ=ゼアノートがハートレス化した際、心を失って抜け殻となった肉体がノーバディ化した姿。自分と同じようなノーバディを集めてXIII機関を結成し、機関のNo.1として“人の心のキングダムハーツ”を作ろうとする。かつてソラとリクに倒されたが、のちに真XIII機関の一員として復活。
▲画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
ヴァニタス
マスター・ゼアノートがヴェントゥスの心から取り出した闇が、人の形に具現化した存在。かつてχブレードを完成させるためにヴェントゥスと戦って消滅したが、のちに真XIII機関の一員として復活。
▲画像は『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』のもの。 |
ゼムナスが率いていたXIII機関
No.2 シグバール(人間のころの名前:ブライグ)
元賢者アンセムの弟子。人間時代からマスター・ゼアノートに接触し、計画に加担している。ノーバディが倒されたことで人間として復活するが、今度は真XIII機関のメンバーとなる。
No.3 ザルディン(人間のころの名前:ディラン)
元賢者アンセムの弟子。武人らしい高い戦闘力だけでなく、話術にも長けている。人間として復活するが、容態が安定しない様子。
No.4 ヴィクセン(人間のころの名前:エヴェン)
元賢者アンセムの弟子。プライドが高い研究者で、データ収集を好む。人間として復活するが、容態が安定しない様子。
No.5 レクセウス(人間のころの名前:エレウス)
元賢者アンセムの弟子。筋骨隆々の大男で、言葉数は少なめ。人間として復活後、再びレイディアントガーデンの門番を務める。
No.6 ゼクシオン(人間のころの名前:イェンツォ)
元賢者アンセムの弟子。礼儀正しい話し方をするが、本性はずる賢い。人間として復活後、モバイルポータルを通じてソラの旅をサポートする。
▲ゼクシオンが消滅したことで、ノーバディから人間に戻ったイェンツォ。心に関する研究を続けている。 |
No.7 サイクス(人間のころの名前:アイザ)
機関の参謀役。人間として復活後、真XIII機関のメンバーとなっている。アクセルとは人間時代に親友だったようだが……?
No.8 アクセル(人間のころの名前:リア)
機関の汚れ仕事を担ってきた男。組織の計画より、己の目的を優先して行動する。人間として復活後、ソラたちに積極的に協力し、『KHIII』ではカイリとともにキーブレード使いとして修行中。
No.9 デミックス(本来の名前:???)
シタールという楽器を愛用する青年。ひょうひょうとした、つかみどころのない性格をしている。『KHⅢ』でも、謎の動向を見せる……?
No.10 ルクソード(本来の名前:???)
賭け事に全力を注ぐギャンブラー。紳士然としたふるまいで、つねに余裕を漂わせる。『KHIII』では、真XIII機関のメンバーとなる。
No.11 マールーシャ(本来の名前:???)
忘却の城を管理する実力者。ナミネの力を利用し、機関への反逆をくわだてていた。『KHⅢ』では、真XIII機関のメンバーとなる。
No.12 ラクシーヌ(本来の名前:???)
機関の紅一点。マールーシャとともに、機関の乗っ取りを計画していた。『KHⅢ』では、真XIII機関のメンバーとなる。
No.13 ロクサス(本来の名前:???)
ソラと深い繋がりを持つ、キーブレード使いの少年。過去の旅でロクサスとソラの関係は決着がついたが、『KHIII』でロクサス復活の可能性が?
No.14 シオン(本来の名前:???)
謎に包まれた14番目のメンバー。心がないといわれるノーバディでありながら、心の力の象徴であるキーブレードを操れる。
XIII機関に生み出された者
リク=レプリカ
ヴィクセンが作り出した、リクそっくりのレプリカ人形。本物のリクに戦いを挑んで消滅したが、『KHIII』には彼らしき人物が映る場面も!?
おなじみのヴィランズ
マレフィセント
過去の冒険でソラたちの前に何度も立ちふさがった魔女。本作では“黒い箱”を探しているようで、ピートを従えて世界のあちこちに出没する。
ピート
ディズニーキャッスルで悪事を働いていた乱暴者。牢獄に閉じ込められていたところをマレフィセントに助けられて以来、彼女に協力している。
“ダークシーカー編”が完結する『KHIII』に向けた2タイトルを紹介
前回の記事で紹介したシリーズ9作のうち、8作はPS4で、『キングダム ハーツ ユニオン クロス』のみスマートフォンでプレイ可能。
PS4で発売されている『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』と『キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ』を遊べば、最新作『KHIII』への予習はバッチリだ。また、これら2作と『KHIII』がセットになった『KH インテグラムマスターピース』も用意されている。
■『KH HD -HD 1.5+2.5 リミックス-』収録作
●『KH ファイナル ミックス』
●『KH Re:チェイン オブ メモリーズ』
●『KH 358/2Days』(※映像作品)
●『KHII ファイナル ミックス』
●『KH バース バイ スリープ ファイナル ミックス』
●『KH Re:コーデッド』(※映像作品)
■『キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ』収録作
●『KH ドリーム ドロップ ディスタンス HD』
●『KH 0.2 バース バイ スリープ -フラグメンタリーパッセージ-』
●『KH キー バックカバー』(※映像作品)
これまでのシリーズ作の物語は、すべてマスター・ゼアノートの野望に端を発しており、総称して“ダークシーカー編”と呼ばれる。『KHIII』は“ダークシーカー編”の最終章にあたり、マスター・ゼアノートとの因縁についに決着がつくという。
まさに集大成と呼ぶにふさわしい、クライマックス感のあるストーリーに注目してほしい!
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