2019年2月4日(月)
パールアビスジャパンのiOS/Android用MMORPG『黒い砂漠 MOBILE』の限定座談会が、2月3日に都内にて開催された。
『黒い砂漠 MOBILE』は、パールアビスが開発したPC版MMORPG『黒い砂漠』を原作としたモバイル専用のオンラインRPG。PC版のシステムを踏襲しつつ、スマートフォンならでは操作性やPC版にはない独自のシステムを取り入れ、より手軽にMMORPGの世界を楽しむことができる。
限定座談会には、安田大サーカス・クロちゃんさんとHIROさん、『黒い砂漠 MOBILE』の運営プロデューサー・秋山隆利さん、総合プロデューサー・ハム・ヨンチョルさん、パールアビスジャパン代表のイ・ジョンソプさん、そしてサポートガールして黒い水着を着用した8人のグラビアアイドルが登壇。
以下で、座談会の模様や、先日まで行われていたクローズドベータテストのアンケート結果や今後の動向、最新情報をお届けする。
座談会は、運営プロデューサー・秋山隆利さんの挨拶と乾杯でスタート。ユーザーとの交流、意見を大切したいから座談会を開催したと実施の経緯を明かした。
▲運営プロデューサー・秋山隆利さん |
乾杯に続いて登壇したのは、『黒の砂漠』の“黒”にちなんだゲストの安田大サーカス・クロちゃんさんとHIROさん。HIROさんは、『黒い砂漠 MOBILE』のクローズドベータテストに参加し、「いろいろなキャラクターを使えて、キャラメイクもできる。さらにペットも持てる。これはやり込んだら相当楽しい!」と、ゲームのおもしろさを語った。
▲左がクロちゃんさんで、右がHIROさん。 |
ここで8人のアイドルが登壇し、『黒の砂漠』の“黒”にちなんで各々の“黒歴史”を披露するコーナーが行われた。この“黒歴史”エピソードの大半が、クロちゃんさんに関する内容で会場に集まったファン、報道陣を沸かせた。
▲左から橋本梨菜さん、和地つかささん、長澤茉里奈さん、神崎紗衣さん。 |
▲左からオシリスさん、横山あみさん、園都さん、足立華さん。 |
続いて、サポートガールが『黒い砂漠 MOBILE』のキャラクター作成機能を使い、誰が一番、クロちゃんに似せたキャラクターを作れるのかという“クロちゃんメイキングコンテスト”が行われた。
会場にいるイベント参加者の拍手の多さで優勝者を決めることになり、横山・オシリスペアが圧倒的な拍手をもらい優勝した。4組が作成したクロちゃんの様子から、さまざまな見た目のキャラが作れることがわかる結果となった。
座談会は、ここで一度歓談タイムに。イベント参加者には本日限定で用意された“黒い砂漠アイスコーヒー”、“闇の精霊アランチーニ(ライスコロッケ)”などが振る舞われた。
▲“黒い砂漠アイスコーヒー”や“闇の精霊アランチーニ”などのフードが用意された。 |
歓談タイムが終わり、秋山プロデューサーから『黒い砂漠 MOBILE』のゲーム内容についての発表が行われた。PC版『黒い砂漠』をモバイル用に作り直す際、多大なボリュームを作るとゲームとして破綻してしまうのではないか、ユーザーが混乱するのではないかといった懸念点があったという。そうならないようにするべく、クローズドベータテストやアンケートなどを通して、ユーザーの意見を聞いて調節していく方針を選んだとのこと。ここで改めてこの取り組みにかかわってくれたユーザー、関係者に礼を述べた。
先日終わったばかりのクローズドベータテストのアンケート・動向が発表となった。
続いて、ハム総合プロデューサーから、意見への対応と今後についてが発表された。
▲ハム総合プロデューサー |
PC版『黒い砂漠』を含めて、シリーズを6年に渡って担当しているハム総合プロデューサーは、アプリ版のバランシングや、親切設計ゆえに失われるゲームの緊張感、日本は他国と比べてギルド機能を重視して見直ししているなどを語った。
ローンチまでの改善点を述べたところで、『黒い砂漠 MOBILE』を2月26日にリリースすることを発表した。
ハム総合プロデューサーは、2月26日当日のアクセス過多を回避するため、事前ダウンロードを行うことも発表。事前ダウンロードでは、キャラクターメイキングが行えるため、サービス開始と同時に作り込んだキャラクターでプレイできるとのこと。事前ダウンロードの日程は別途案内されるという。
その後、リリース時のコンテンツと3月、4月のアップデートコンテンツが発表された。クローズドベータテストに搭載されていた“ワールドボス クザカ”は3月に、ギルドバトルの要素が3月のアップデートで搭載されることが明かされた。4月には、2種の新キャラクターを追加することも発表された。
最後にユーザーからの質疑応答の時間が設けられ、秋山プロデューサーが回答したので掲載する。
――モバイル版とPC版で、大きな違いはありますか?
秋山:モバイル版は手軽に遊べる『黒い砂漠』という位置付けで、よりハイエンドにリッチに遊べるのがPC版になります。
――モバイル版の一番の醍醐味はなんですか?
秋山:いろいろと操作して、キャラクターを使いこなすのがPC版。モバイル版は、PC版に近い操作で遊ぶことができたり、オート操作で手軽にプレイが可能だったりと……PC版に比べて難易度が軽めにできているので、MMORPGの初心者や苦手な人でも楽しめるのが醍醐味です。
――無課金と課金者でどのくらいの差がつくのですか?
秋山:PC版は平均単価が4~5,000円のゲームなので、そこを踏襲して手軽に遊べるようにします。ユーザーは課金を煽るようなガチャを気にしているのかもしれませんが、基本的にはやりません。コストがかかるものは提供を難しくして、遊びやすいようにする目論見で開発をしています。
――キャラクターが最初5人で、その後に追加されるということですが、それに対してのレベル上げ、装備の強化はどのような感じになるのでしょうか?
秋山:基本的に少しずつあげていく想定です。新しいクラスを作れば、もう一度遊びを体験していただきます。レベルの成長バランスについて仕様を変えている部分があり、レベル50の範疇内で遊べるように調整していきたいです。
▲パールアビスジャパン代表・イ・ジョンソプさん。 |
質疑応答が終わり、パールアビスジャパン代表・イ・ジョンソプさんが姿を見せる。「皆さんからいただいた意見を活用して、一緒にゲームを作っていくという部分を一番の目標にし、今後もこのような交流の場を小まめに設けたい」と抱負を語り、座談会は幕を下ろした。
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