2019年2月22日(金)
マルチエンディングRPG『永遠の七日』のCBTを遊ぶうえで知っておきたいこと
DeNAは、NetEase Gamesが開発するiOS/Android用アプリ『永遠の七日』のAndroid版クローズドβテストが2月下旬に開催予定です。
クローズドβテスト開始に先駆けてプレイした筆者が本作の見どころをお届けします。なお、内容は開発中のため仕様などが変更になる可能性があります。
『永遠の七日』とは?
本作はタイトルのとおり、“永遠の七日”を繰り返すゲームです。プレイを始めた時はゲーム内の指揮使い(主人公)と同様に右も左もわかりません。
▲いきなりすぎて、え? どういうこと状態。 |
いきなりモンスターと戦ったと思いきや、ベッドで起きたら美少女2人が待っているという嬉し困惑の状況に戸惑う方もいらっしゃるかと思いますが、安心してください。できる限り簡単に世界観を説明しましょう。
▲起きたら美少女がいるなんて、誰もが一度は想像するシチュエーションですよね。 |
まず、この世界では“黒門”と呼ばれるものが発生し、そこからモンスターが出現しています。外への広がりをとどめているのが、主人公がいる境界線都市です。黒門を破壊し、人類を守るのが神器使いと指揮使い(主人公)になります。
すごく簡単に言うと危ない空間が発生して、そこから化け物が出てくるので、それを倒して平和を守ろうという図式です。はい。
大まかにゲームの流れを紹介すると、都市で発生した黒門を鎮圧しつつ、日常を過ごすのが『永遠の七日』です。もちろん、黒門に関する物語や日常での物語の中でいろいろあるのはお約束ですね。
遊びながら覚えておきたいポイント!
前段で綴ったとおり、繰り返すことが前提のゲームなので1周目でわかることは限られています。ここでは筆者が1周(ゲーム内での7日間)をプレイしてわかったことを伝えていきます。
選択肢は悩んでいこう
多くのメインシナリオが用意されている本作では選択肢も重要と言えます。たびたび現れる選択肢で、どちらを選ぶかもプレイヤー次第です。例えば、シナリオ中に何げなく表示されるもの、今後の展開を左右するものもあります。
▲選択肢が表示されている時に画面上部のヒントボタンを押せば、他のプレイヤーがどれを選んだのかがわかる機能もあります。 |
キャラクターの発言を気にとめるべし
シナリオを読み進めていると赤文字で表記されるものがあります。恐らく、次の繰り返しでのターニングポイントでもありそうです。下記の画像を参考に考えてみましょう。
▲この文は2つの選択肢のうち一方を選んだ時に表示されたものです。 |
こちらの「アントネーワの言葉には逆らえない。」を例にするならば、この段階(1周目)においてはアントネーワに逆らえはしないが、1周目以降なら逆らえるだけの材料をそろえれば違う展開が見られるのでは? と考えられます。
これより露骨なのは、明確に選択後の展開が変わっている場合です。東方古街と中央市街地に行く選択肢で中央市街地へ向かうと……。
▲ネタバレ防止ため、一部モザイクでお届けします。 |
経過時間を意識する
本作では1日の行動時間が12時間と決められており、1回行動するたびに1時間が経過します。時間(行動力)を使うのは巡回、建設、黒門の鎮圧(バトル)、開発あたりでしょう。
巡回では神器使いに関連したイベントが起きたり、親密度アップが行えたりします。建設は黒門から救った地域で可能になるアクションです。黒門で覆われた地域へ突入するのに必要となる幻力バリアを増やしたり、その他いろいろな効果がある建物を作ったりできます。
▲巡回ではエピソードを見られることもあります。 |
無計画なプレイをすると、最後の1~2日あたりでしわ寄せがくるので、時間の配分にも気をつけたいところです。ただ1周目はゲームの流れを楽しく覚えるためにも、そこまで過敏になる必要はないと思います。
親密度を上げよう
本作の目玉要素でもある親密度。上げていけば、メインシナリオとは別に個別のエピソードシナリオが見られます。親密度の上げ方はいくつかありますが、一番簡単なのはバトルに出撃させること。
もっとも簡単なだけあって、親密度の上昇値は+1と寂しい感じです。ちなみに上限値は100なので、戦闘だけで上げるのは難易度が高めですね。
続いては巡回に出すこと。1回で上昇値は+4で、悪くないと言えますが、建設で巡回時の親密度上昇値を+1する建物を建てれば+5にもできます。ただ、時間経過が発生するので、巡回ばかり出していると、まったくメインの物語が進まないなんてことも。
また、親密度が一定以上になるとイベントが発生することがあります。これを見逃さないようにするために、メニューから手帳をこまめにチェックしておきましょう。イベントが発生する場合は、★マークでヒントが書かれている場合もあります。
バトル&キャラクターの強化について
ここまでの説明ではシナリオ部分がメインと思われがちですが、バトルも楽しいんですよ。バトルパートはアクション形式で、画面左下で移動、右下で攻撃とスキルを使えます。
▲左上のアイコンでは神器使いを切り替えられるので、戦況によって操作する神器使いを選びましょう。 |
ちなみに画面右上にオート機能があり、アクションバトルに慣れていない人にも安心な設計なのですが、せっかくなのでプレイしていただきたいところです。そこで神器使いのタイプを紹介しましょう。
戦士 | 生粋のインファイターで、敵の近くで暴れられるタイプ。直感的に使えるスキルを持っていることが多い。 |
守護者 | 盾役と呼ばれるタイプで接近戦が得意。倒され辛く、自身の生存率を上げたり、味方を守ったりできます。 |
法師 | 魔法使いタイプ。基本的には遠近どちらでも戦えます。範囲攻撃や行動阻害、攻撃を受け付けなくなるど、少し変わったスキルがあります。テクニカルですが、扱えれば強い部分がポイント。 |
暗殺者 | 近距離戦を得意とするタイプ。敵に飛び込む技を持っている神器使いが多く、相手の攻撃を避けるのはお手の物。機動力が高く、防御力は低め。 |
射手 | 遠距離攻撃タイプ。遠くから一方的にダメージを与えられます。防御力は低いので敵に近づかれると危険。 |
支援者 | 名の通り援護に長けています。味方を回復するスキルをはじめ、敵に対する状態異常をメインに活躍してくれます。 |
▲属性ごとの相性もあります。 |
ざっくりと説明しましたが、バトルにおいて絶対の決まりはないので自分の好きなようにパーティを組みながら、よりよい編成を試してみてください。
筆者はオールシア(法師)、ウーイン(暗殺者)、タイスラ(射手)の3人でよく遊んでいました。オールシアの範囲攻撃+移動速度低下を軸に、ウーインの近距離攻撃とタイスラの遠距離攻撃で敵をせん滅するのがコンセプトになっています。
神器使いのランクを上げる
メニュー画面から神器使いを選ぶとそれぞれの能力などを見られます。神器使いによって入手時のランクは違いますが、どの神器使いもSランクまで育成可能です。
▲神器使いは“魂の欠片”を使って強化できます。これは資質試験、黒門試練、記念商店などで入手できます。なお資質試験、黒門試練は1周目で解放されません。 |
ランクが低いままだとすべてのスキルが解放されないため、お気に入りのキャラがいたら心を込めて強化してあげましょう。
また、ランクの強化とは別に影装があります。いわゆる装備で、能力の底上げができます。手に入れた影装は装備するのを忘れないようにしましょう。
自分だけの神器使いにしてみよう!
個別エピソードシナリオを読み、バトルで使い、1日の終わり(ゲーム内)に言葉を投げかけてくれる神器使い。愛着を持ってしまう気持ちもわかります。いいや、愛着が温泉のように湧きあがりますね。
▲いろいろな神器使いがいます。余談ですが、食事はバランスよくとりましょう。 |
そんな指揮使いさんに朗報です。なんと、神器使いの衣装は染色できます! 染色剤かダイヤを使うことで染色するパレットが解放されます。解放される色はランダムなので、余裕があればお気に入りの色が出るまでリセットするのもよいでしょう。
▲オールシアの通常の色。 |
▲染色して少しシックな感じに。 |
染色の他に紋様(模様)を衣装につけることもできますので、どんどんアレンジを加えて本当の意味で自分色に染めちゃってください。
▲黒いインナーの部分に紋様がつけられます。 |
▲黒いインナーの部分にひし形のような柄を入れてみることにしました。 |
『永遠の七日』を遊んでみて
実際に1周目を遊んでみたのですが、いわゆるがっつりとやり込む形のアプリゲームとは違ったものを感じました。もちろん、やり込もうと思えばやり込めますが、“繰り返す七日”を試行錯誤しながら楽しむのはコンシューマ的な遊びに近いのではないかと思います。
▲いろいろ手探りで遊びましたが、お気に入りのオールシアの親密度を最高にしてギブアップ。 |
周回を重ねるごとに新たな発見があるでしょうし、お気に入りの神器使いを攻略するのもよいでしょう。忘れてはいけませんが、メインシナリオの展開もシリアスで引き込まれます。
1周を遊んだだけでは謎が謎を呼ぶ状態でしかないので、正式サービスで早く続きを遊びたい気持ちでいっぱいです。
クローズドβテストは2月下旬開催なので、あと少しで『永遠の七日』が遊べちゃいますね! Androidをお持ちの方は公式Twitterをフォローして、テスト開始の通知を待ってみてはいかがでしょう。
▲最後の日が終わった後は、リザルトが表示されます。1周目を超えようと2周目へのモチベーションも上がります。 |
※画面は開発中のものです。
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データ
- ▼『永遠の七日』
- ■メーカー:DeNA
- ■対応端末:iOS
- ■ジャンル:RPG
- ■配信日:未定
- ■価格:基本無料/アイテム課金
- ▼『永遠の七日』
- ■メーカー:DeNA
- ■対応端末:Android
- ■ジャンル:RPG
- ■配信日:未定
- ■価格:基本無料/アイテム課金