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2019年2月27日(水)

[PR]『SAOIF』を描画オプション全開で遊んでも快適か? 『AQUOS zero』の使い心地を確認

文:電撃オンライン

 2018年12月にシャープから発売された最新スマートフォン『AQUOS zero』を触ったライターが、どれくらいゲーマーにオススメできる機種なのか、感想などを交えてレビューします。

『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』

 『AQUOS zero』の大きな魅力は、なんといっても約6.2インチ WQHD+(1,440 × 2,992ドット)の有機ELディスプレイによる見やすさ、プレイしやすさと、CPUにQualcomm Snapdragon 845(SDM845)2.6GHz(クアッドコア)+1.7GHz(クアッドコア)オクタコアを搭載した、リッチなプレイ環境を確保できること。

『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』

 画面サイズ6インチ以上の大画面かつハイスペックでありながら、世界最軽量(約146g)な点も見逃せません。持ち歩きが長時間になりがちなゲームプレイでも、重量によるストレスをほとんど感じることなく楽しめるのが新感覚と言えます。

 スマートフォン向けのハイスペックな3Dゲームを遊ぶうえで、2019年2月末の時点では最高クラスの性能となっており、スマートフォンの幅いっぱいに広がる画面で高性能なゲームをストレスなく楽しめます。

 今回は、編集部に届いた実機を使用して、現在好評配信中のオンラインMMO『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』をプレイ。筆者が所有するスマートフォン(約2年前発売の機種)と比べたプレイ感の違いを検証してみました。

描画オプション類を最大にしても快適で処理落ちしない!

 リアルタイムで多数のプレイヤーが画面上を動いている『SAOIF』。そこそこのスマホでもプレイ自体はできます。……が、本格的なMMORPGを再現しているだけあって画面上に同時に表示されるキャラクターや敵が多く、快適に遊ぶなら高性能なスマートフォンが欲しくなるゲームです。

 『AQUOS zero』は最新のスマホということもあり、普段のプレイ環境では設定していないシェーダーや簡易モデル表示距離などのオプションをすべてマックスに設定。この状態で、人が多くいる町やフィールドなどをひと通りめぐってみることにしました。

 というわけでさっそくゲームを起動したのですが……まず、画面の美しさに感動! オプションをいじる前から自分が使っているスマホよりも、美麗かつクッキリと画面が見られてうれしくなってしまいました。

『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』
▲スクリーンショットや外からの撮影では、画面の美しさをお届けできないくらいクッキリ!

 前面がほぼディスプレイになっているような『AQUOS zero』ですが、プレイ中に間違ってメニュー画面が出るような誤作動もありません。ゲームのプレイを阻害するようなこともなく、きっちりゲームに集中できるようになっています。というわけで、オプションをマックスにしてプレイスタート。

『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』
▲普段はできない描画まわりのオプション全マックス。これでも問題なく動くハイスペック。

 まず、ひと通り街中や人が多そうなところを移動してみましたが……すごく快適ですね!! 遠くにいる人もしっかり表示されます。細かい部分ですが、「人がいる」ことを感じられるのって、この作品だと結構大事なことだと思うんですよ。残念ながらプレイできたタイミングだと、最大人数の100人がいるようなイベントは開催していなかったのですが、どこに行ってもキャラの表示が遅れるようなことはありませんでした。

『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』

 経験値稼ぎをしている人が多そうなエリアに転移して、同時に戦っている人たちを観察したりもしたのですが、かなり遠くにいるキャラクターの動きも処理落ちなしで見えますね、コレ。他の人が戦っているときに自分が参戦し、すぐ近くで戦っていても、全然問題なし。特にスキルの動作が明らかに自分のスマホよりもヌルヌル動きます。ここまでヌルヌルと問題なく動くのは、やはり『AQUOS zero』の性能によるものなのでしょう。欲しい。

『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』

 それから、この『AQUOS zero』。実際に触ってみると驚くほど薄い(厚さ8.8㎜)のですが、撮影のために長時間ゲームをプレイしていていてもほとんど熱を持ちません

 公式サイトによると、これはAQUOSシリーズで培われた放熱技術によるもので、さらに充電しながらでも発熱を抑える“パラレル充電”にも対応しているとのこと。自宅などで長時間ゲームをするユーザーには嬉しいポイントですね。

『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』
▲端末の背面のアラミド繊維パネルが印象的な『AQUOS zero』。このパーツも薄さと熱くなりにくさを実現しているポイントとのことですよ。

 その後も、試しに処理が重そうなスキルを敵に試し打ちしたり、わざとたくさんの敵を巻き込んで戦闘してみましたが全体的にスムーズ。あえて処理が飛びそうな行動をいろいろと試してみたのですが、思いつく範囲ではいっさい起こりませんでした。ゲームのスペックを最大限に引き出している……!

 あと、敵キャラクターのどアップもモデリングがキレイなんですよ。画面自体が大きいので、背景の細かさなど、今まで気づいていない部分にも目を向けられたのが大きいのかな? 『SAOIF』って結構凝ったモデリングしてるんだな……と今さら感心してしまいました。

『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』
▲専用の攻撃手順やカットインなど、現時点もっとも派手なバーストスキル。これもサクサク放てました。光の明暗がカッコいい!

 ちなみに、個人的には一番うれしかった機能があるので話しておかないといけません。それがClip Now。これは『AQUOS』モデルならデフォルトで搭載されている機能なのですが、ONにしておくことで、画面をなぞるだけでスクリーンショットを撮影できるようになります。

『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』
▲もう音量バーは、映り込まない! こりゃ快適。

 画面の端を軽く押さえてから画面の中央までなぞると撮影できる機能で、ゲームによっては機能をきっておかないと敏感に反応してしまいますが、『SAOIF』のプレイに関していうなら非常に便利。今回のスクリーンショットもClip Now機能を使って撮影しています。

 この機能を使うと、プレイしながらの撮影がしやすいんですよ。電源ボタンと音量長押しではとりにくいアクションゲームや本作のようなMMORPGだと、プレイしながら指でスッと撮影できるのが本当に便利です。

 他にもいろいろ試してみたのですが、快適に操作できてキャラクターの表示が遅れることもなく、満足のいくプレイを満喫できました。もともと、スマートフォンとは思えないような作り込みのゲームではあるのですが、そのポテンシャルをしっかり引き出しているハードだなと感じました。

『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』
▲ほかの人に重なったり、複雑そうなモデリングのアバターに近づいたりして観察してもクッキリ。はたから見たら不審者だと思われたかも……(笑)。
『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』
▲転移するときのエフェクトや、フィールドで上空を見上げたときにこぼれる陽の光など、とくに光の表現が美しい! スクリーンショットではお伝えできないくらい、色味が鮮やか。

 こうして『AQUOS zero』で実際に遊んでみると、“ゲーマー向けのスマートフォン”として非常に完成度が高いですね。特に、ハイスペックを要求する3Dゲームを遊びたい人には最適なスマホではないでしょうか。4月から入学や社会人1年生として心機一転する人たちのご褒美としても、選択肢に入れて問題ない物だと思います。

 ゲーマーの買い替え用スマホとしても要求を満たしてくれるスペックになっていますし、「ちょっと動作が重くなった」「もっときれいな画面で遊びたい」という人にもオススメですよ。

 また、2019年3月31日までの期間限定で、『AQUOS』に買い替えて応募すると、最大で1万円相当のお得な特典がもらえるキャンペーンが実施中です。『AQUOS zero』ももちろん対応機種ですので、購入を考えている方はお見逃しなく。

『ソードアートオンライン インテグラル・ファクター』

AQUOS zeroスペック

サイズと質量約73×154×8.8mm 約146g
OSAndroid 9 Pie
CPUQualcomm Snapdragon 845(SDM845)2.6GHz(クアッドコア)+ 1.7GHz(クアッドコア)オクタコア(*)
*Performance core 最大周波数(シングルコア):2.80GHz
Efficiency core 最大周波数(シングルコア) :1.77GHz
内蔵メモリROM 128GB(UFS Type)/ RAM 6GB
バッテリー容量3,130mAh
ディスプレイ(画面が完全な長方形として算出したサイズと解像度)
約6.2インチ WQHD+(1,440 × 2,992ドット)
有機ELディスプレイ
アウトカメラ有効画素数 約2260万画素 CMOS
インカメラ有効画素数 約800万画素 CMOS
防水 / 防塵IPX5/IPX8(*1) / IP6X(*2)
エモパーVer 9.0

*1 IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、電話機としての機能を有することを意味します。IPX8とは、常温で水道水、かつ静水の水深1.5mのところに電話機を沈め、約30分間放置後に取り出したときに電話機としての機能を有することを意味します。

*2 IP6Xとは、保護度合いをさし、直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に電話機を8時間入れてかくはんさせ、取り出したときに内部の塵埃が侵入しない機能を有することを意味します。

(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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