2019年2月20日(水)
さまざまなゲームを遊び、愛するゲーマー女優である綾那さんのゲームコラム“綾那のゲームに夢中”の連載第17回をお届けします。
アップデートで新たなストーリーが増え、システムも増え、ジョブまで増えていくのがオンラインゲームの醍醐味。よって、以前に書いていても新しいことを書けるんですよね!
このコラムの第1回でMMORPG『ファイナルファンタジーXIV(FFXIV)』について書かせていただきましたが、あの当時とは進行状況が違います。ということで、インするのが日課となっている『FFXIV』について、再び書いていきたいと思います。
先日ついに拡張パッケージ『漆黒のヴィランズ』が発表されて、『紅蓮のリベレーター』も終盤に差しかかっています。今回は、『漆黒のヴィランズ』に向けて『紅蓮のリベレーター』の思い出を書いていくのでお付き合いください。
なお、私はキャラメイクをし直すことが可能な“幻想薬”をとにかく使うため、コロコロと自キャラの見た目が変わっております。ご了承ください。
『紅蓮のリベレーター』は、ガレマール帝国の属州となっているアラミゴの奪還とドマの解放が目的。ガレマール帝国の現皇帝ヴァリス・ゾス・ガルヴァスの実子であり、アラミゴの統治者であるゼノス・イェー・ガルヴァスとの戦いが描かれております。その後はドマの復興などをしつつ、引き続き帝国と戦っていくことになります。
『紅蓮のリベレーター』に限らず注目するのはストーリーと、ストーリーにかかわってくるインスタンスダンジョン(ID)! どんなギミックが待っているのかや、どんな装備をもらえ、音楽はどんなテイストなのか……プロデューサーレターLIVE(PLL)で多少は情報を得てますが、少しの情報は多大なワクワクを生むんですよね。
早くやりたいと、スプリントで街中を駆け回るのはデフォ。戦闘狂の私は、IDだけでなく毎回の蛮神戦が楽しみです!
最初だと初見さんばかりなので「さっきの攻撃はこう避ければいいかも!」など、ギミックを考えながら攻略できるのですっごい楽しいんですよ! 私が“紅蓮編”の蛮神で一番好きなのはツクヨミです。この蛮神はかなり上位に入るほど人気だと思います。ここら辺のお話でヨツユさんが好きになり、似たようなキャラを作って想いを馳せておりました。
私的に次に熱かったのが神龍ですねー。後半の音楽を聴いた時は鳥肌が止まらなかったものです。あと幾度となく戦闘不能になりました……。尻尾を落とす位置をミスって全滅にまで追いやられてしまうこともありました。なのでクリアできた時は本当にうれしかったです!
メインストーリーにはかかわってこないけど、四聖獣とも戦えました! “蒼天編”でいう“三闘神”みたいな感じなのですが、武器を取るのに周回しましたね。
▲白虎のコンテンツリプレイで遊んだ時のもの。 |
コンテンツリプレイという機能が搭載されてからは、固定メンバーで時間がある時にSS(スクリーンショット)を撮りにいってます。特定のレイドのみ可能なのですが、動画を撮れるうえに、グループポーズでカッコいい写真まで撮れてしまう“神機能”です。最近グルポ(グループポーズ)がまた進化して撮影の幅が広がったので、さらにカッコいい写真が撮れるんですと。ギミックや自分の動き確認にも使えるので、一度試してみるのがオススメです!
▲オメガ零式:シグマ編の3層と4層。右はケフカと戦っております。女の子から幻想薬を使って、指定した装備の見た目を、別の装備の見た目に変えるミラージュプリズム(ミラプリ)したあとそのままで向かったら網タイツを履いてて絶句……。 |
蛮神ではないのですが、先日『モンスターハンター:ワールド』とのコラボが実装され、『FFXIV』の世界にリオレウスが降臨しました。
▲ちゃんと“剥ぎ取り”ができます。 |
後半は回復薬グレートを飲まないと回復できない仕様でしたし、範囲予兆が出ないという、まさに『モンハン』仕様! 『モンハン』でリオレウスの立ち回りを知っているハンターだと、どこに陣取って攻撃すればいいか分かっていたので、討伐しやすかったかもしれません。東京ゲームショウ2018で極リオレウスチャレンジに挑んだのですが、何もできずにメッタメタにされた苦い思い出が……。詳しくはゲームショウのレポートをご覧ください。
いろいろなシーズナルイベントも満載のエオルゼアの大地。ヴァレンティオンデーやプリンセスデー、エッグハントに紅蓮祭、守護天節、星芒祭などなど……。
▲画像は守護天節の時のもの。 |
毎度おなじみシーズナルイベントの中でも、2018年の新生祭は特に新鮮でおもしろいイベントでしたね!
ウルダハの街の中にまでモンスターが入ってきて、冒険者を無慈悲に倒していきます。噂には聞いていましたが、いたる場所に冒険者が横たわる地獄絵図。しかし、だからこそ蘇生アチーブ(アチーブメント)がうまい! カオスになればなるほど、おもしろいですからね。
カオスといえば、24人アライアンスレイドの“リターン・トゥ・イヴァリース(RtI)”は、初週だと高確率でカオスでしたね。このアライアンスレイドは、『ファイナルファンタジータクティクス(FFT)』、『ファイナルファンタジーXII(FFXII)』で描かれていたイヴァリースの世界をモチーフにしており、当時のシナリオ・脚本を書かれていた松野泰己さんがテキストを書き下ろしされている、とても豪華なシナリオとなっております。相当濃い内容で、『FFT』や『FFXII』を遊んでいた人たちは懐かしさに大興奮してました。ボスモンスターデザインを雨宮慶太さんが担当されていました。
▲こちらは“RtI”最後のダンジョン“オーボンヌ”でのSS。演出が神がかっております。 |
装備も『FFT』や『FFXII』と関連めいたもので、ファンにはたまらない! オーボンヌで入手できる遠隔DPSのレンジ胴装備がバルフレアの装備だったので、取れるまで周回しました。
▲普段は吟遊詩人なのですが、バルフレア装備ということで機工士にしてみました。 |
しかしアライアンスレイドと呼ばれるこのレイド、最初のラバナスタでは2ボスが全滅ポイントで、二番目のリドルアナでは最初から全滅が多発。最後のオーボンヌでは3ボスが肝でしたね。でも私的に一番厄介だったのがリドルアナの素数! 「そ、素数!? 素数って何だっけ!!??」といった風に、数多のヒカセン(光の戦士)が素数の罠に頭を悩ませたことでしょう。
かくいう我がFC(フリーカンパニー)も「素数って!?」となって、何人もが失敗していました(笑)。開発様、お願いです。もう二度と数学的なギミックは……勘弁していただけると助かります。
個人的なネタでは、Sサイズですがラベンダーベッドにマイハウスを買いました! 今まではFCハウスのハウジングをやらせてもらっていたのですが、なぜか急にマイハウスが欲しくなり、勢いでポチっと買ってしまうという。いつかMサイズのハウスが欲しいですね。もし、イシュガルドのハウジングエリアが開放されたら、その時は手に入れたいです!
そうそう、エターナルバンドもしました! 初めてのエタバンでしたが、十二神大聖堂の中がホントに綺麗で、いっぱいSSを撮って思い出作りしました。
後はゴールドソーサーで、追加されたばかりの交換可能マウントを先日ようやくゲット! 一日中ゴールドソーサーに張り付いて交換までこぎつけました。交換必要数は200万MGP(マンダヴィル・ゴールドソーサーポイント)だったのですが、もともと150万MGPを持っていて、ゴールが見えていたことはモチベの維持になりましたね。
▲名前は“サボテンダー・エンペラドール”。“エンペラ”という皇帝の名に相応しい光り方。 |
これ見よがしに乗りたい気持ちと、あまりにも目立つので乗るのが恥ずかしい気持ちの間で揺れ動いております。でも乗ります。フロントライン(PvPコンテンツ)では乗りません。狙われるのが目に見えている!(笑)
おしゃれ装備や髪型が充実している『FFXIV』。より綺麗にSSを撮れる神機能“グルポ(グループポーズ)”が進化し続けております。SSを撮るのがメインという人も沢山いるくらい、この世界は美しいんですよ。
ダンジョン内でも昼と夜とでは雰囲気がガラッと変わるところもあるので、たまに「このダンジョン、夜来たのは初めてかも!」などFCメンバーとワイワイ言いながらSSを撮影することも。レンズフレアもめちゃくちゃ綺麗なので、あえてこういう写真を狙うのもいいですね!
ミラプリ次第では王子様風とかができたり、男の娘なんかも作れたりします。
▲ララフェルの♂だと、髪型と服でなかなかの男の娘を制作可能。 |
長々と書いてきましたが、パッチ4.xシリーズで新しく導入されたものがまだまだあります。……あるのですが、すべてを書くには1回の記事では全然足りません(笑)。エウレカとか青魔道士とか、ドマ式麻雀とか! 特にドマ式麻雀は相当な盛り上がりを見せているので、気になった方はぜひとも調べてみてください。
そして先日、欧州で行われた“ファンフェスティバル 2019 in パリ”で『漆黒のヴィランズ』の情報が続々と飛び出しました! 新トレーラーではウリエンジェがヤ・シュトラのことを“マトーヤ”と呼び、サンクレッドが守っているフードの少女はミンフィリアであることが発覚……これだけでワクワクが止まらなくなります!
新種族としてヴィエラが加わることがついに決まり、新ジョブがタンクで、それがガンブレイカーであるという情報まで判明しました。
私的に一番「うわあああきたああああ!」とテンション上がったのは、『漆黒のヴィランズ』のアライアンスレイドとして『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』のようなビジュアルが出た時ですね! きっと同じように叫んだ人もたくさんいると思います。2Bちゃんの服装を真似したミラプリが一時期はやりましたからね。
あの『ニーア』の世界観と、『FFXIV』がどう絡んでいくのか、今から楽しみでなりません!
バトルシステムもTPが廃止になりMPで統一するとのことなので、吟遊詩人としてはいろいろと気になるところです。開幕にもっともヘイトを奪うので、「ヘイトを下げるのがリフレッシュだけだといろいろときついのでは? そうなると魔人のレクイエムの時に一緒に使わない方がいいのか?」などなど考えます。スキルが多くなってくるために一度整理すると言われていたので、そこがどうなっていくのかにも注目です。
新しいエリアの蛮神は綺麗な妖精ですし、『蒼天のイシュガルド』のようにファンタジー色が濃くなりそうですね! そんな『漆黒のヴィランズ』の主役ジョブは暗黒騎士。暗黒のジョブクエは、ヒカセンとしてはかなり刺さるストーリーなので、ジョブクエをやっているとニヤリとするような展開があったらうれしいですね。暗黒ジョブクエをやってない人はぜひともやってください!
旅をしていく中で、ちょっと疑問に思っていたヒカセンとしての感情を代弁してくれるといいますか……。英雄として皆に頼られていくのはかなりのプレッシャーだと思うんです。でもヒカセンは快くその面倒ごとを受諾するんですよね。皆ヒカセン頼りだけどいいの? つらくない? という気持ちがある方にこそ、やってほしいジョブクエです。
慣れていないとMP管理で苦戦しますが、何とかなるでしょう! ……と言いつつ、私はカンストしたものの扱いきれずに斧を振り回す日々です。ゴージ! ゴージ!
3月にはイベント“ファンフェスティバル 2019 in 東京”があるので、そこでの新たな情報も楽しみですね!
それでは皆様にクリスタルの加護がありますように! シャキーンチッチッチッチッ……
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