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2019年2月18日(月)

『EDF: アイアンレイン』巨大生物“ラズニード”を紹介。オンライン対戦モード“マーセナリー”の情報も

文:電撃オンライン

 ディースリー・パブリッシャーは、4月11日に発売予定のPS4用ソフト『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN(EDF:IR)』の最新情報を公開しました。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』は、『地球防衛軍』シリーズとは一線を画した世界観の『EDF』プロジェクト。開発にユークス、テーマ曲は新垣隆さん、クリーチャーデザインに大山竜さんを起用しており、新たな息吹をともなった誰も見たことない『EDF』が産声をあげます。

 公開されたのは、アグレッサーの最終兵器“ラズニード”やオンライン対戦モード“マーセナリー”の情報などです。

増殖する巨大昆虫

グリーンボムビートル

 グリーンボムビートルは、ボムビートルの亜種と思われる巨大生物で、鏡のように輝く玉虫色の甲殻を持っています。

 甲殻は、耐久性に優れているだけではなく、光を屈折させる特性があるため、光学兵器の威力を半減させてしまいます。

 ボムビートル同様に、体内で発生させたガスを腹部甲殻の摩擦によって引火させ、推進力として利用したり、火炎を放出したりします。美しい甲殻は、闇市で高値で取引されます。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
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侵略兵器

スコージャー・ビースト

 開戦当初から世界中に放たれたスコージャーは、人類にとって脅威であることに間違いありません。

 ですが、新型PAギアの登場によって機動力、火力ともに強化された現在のEDFにとっては、すでに攻略方法の確立された敵であり、かつてほどの脅威ではなくなっていました。

 しかし、あくまで都市への侵攻と破壊が目的であり、鈍重な二足歩行型兵器だと思われていたスコージャーに、第2の戦闘形態が存在することが確認されました。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
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 瞬時に変形し4足歩行型となったスコージャーは、その姿だけでなく機動力も大幅に増加し、2足歩行時の鈍重な面影はありません。胸部にあったビーム砲は、出力こそ抑えられているものの、鎌首のようにもたげて正確な狙撃を行う他、時に空中に大きく跳躍して攻撃してきます。

 これまでこの機能を使用しなかったことは大きな謎ですが、普段は鈍重で、敵がいなければ停止している性質から、本来スコージャーは長期戦に耐える兵器であることがうかがえます。

 EDFも新型のPAギアや武器を導入するにつれ、相対的にスコージャーの戦闘力が下がったことから戦力の温存をやめ、真の力を発揮したとのことです。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』 『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
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謎の柱

ピラー

 突如世界各地に出現した謎の物体は、柱のような外観から“ピラー”と呼ばれています。

 アグレッサーの兵器であると考えられていますが、周囲へ攻撃を行いません。しかし、EDFがピラーの破壊を試みたところ、攻撃を行ったものに対して的確に雷撃を放つ迎撃機構が働き、破壊を試みた部隊は壊滅させられたとのことです。

 また、EDFのいかなる兵器でも傷1つ付けられなかったことから非常に強固な装甲、またはシールドを持っていると考えられています。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
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 詳細は不明ですが、ピラーは非常に高い熱を放っており、その内部に莫大な量のエネルギーを蓄えていることが推測されます。そのエネルギーを求めてか、ピラーの周辺にはつねに多くの巨大生物や侵略兵器が集まってきており、さながらアグレッサーたちの社交場となっています。

 EDFはピラー周囲の敵を排除し続けていますが、その行為に効果があるのかすら不明で、作戦行動に異を唱える声は少なくありません。

 ピラーは、こちらが攻撃しなければ何の動きも見せませんが、その数は増加し続けており、市街地にも出現しています。沈黙し続ける不気味な柱の正体とは、侵略者はいったい何をしようとしているのでしょうか。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』 『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
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▲ピラーの周囲に出現する巨大生物を駆除する時にピラーへ誤射してしまうと、報復が待っています。

アグレッサーの最終兵器“ラズニード”(Designed by 大山竜)

 アグレッサーが送り込んだ最終生物兵器で、未曽有の超超巨大生物“ラズニード”が出現しました。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 ハイヴクラフトによって宇宙の彼方より召喚(転送)された正体不明の超巨大生物。全高約310メートル、全長に至っては尾を含めて1キロメートルにもおよびます。

 鋭い爪と牙を持ち、一見して獣のようにも見えますが、岩石のような表皮や6本の脚、背骨を思わせる長い尻尾など、地球に存在する生物のルールから大きく逸脱した異形の存在です。肩から伸びた巨大な角は見るものに畏怖の念を感じさせます。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』 『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
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 さまざまな惑星をつぎつぎに侵略し続けてきたと予想されるハイヴクラフト。彼らは侵略した惑星の生物の遺伝子を集めては、シディロスやベイザルのように独自に兵器化しているものと思われます。

 ラズニードがどこからやってきたのかは不明ですが、地球侵略の進捗に懸念を持ったアグレッサーが、最後の切り札や最終兵器として投入したものかもしれません。ならば、ラズニードはアグレッサーの本拠地か、それに近い場所(あるいは母星)から転送されたものかもしれません。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』 『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
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オンライン対戦モード“マーセナリー”

 本作には、オンライン協力プレイの他に、2つのチームに分かれてのエナジージェム争奪戦を行うオンライン対戦モードが搭載されており、“EDF”と“カインドレッド・レべリオン”の資源争奪戦を最大8人で同時対戦できます。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
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 “EDF”か“カインドレッド・レべリオン”のどちらかのチームに所属し、アグレッサーを倒して出現するエナジージェムを集め、黄色い回収ドローンに届け、制限時間内により多くのエナジージェムを集めたチームが勝利となります。なお、戦いはWave制で行われ、先に3Wave先取したチームが勝利します。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』 『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
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豪華クリエーターが参加

クリーチャーデザイン 造型師:大山竜

 大山竜さんは、クリーチャー・怪獣系造形の世界において、国内外で注目される造形作家です。

 活動はクリーチャー・怪獣系に留まらず、創作立体作品、キャラクターフィギュアなど幅広いジャンルを積極的に手がけており、数多くのファンから支持されています。

【実績】
大阪芸術大学 キャラクター造形学科 フィギュアアーツコース講師
大山竜作品集&造形テクニック(2016年8月31日発売)
TVチャンピオン プロモデラー王選手権(2003年1月16日放送)に出場。
その他多数のクリーチャー、怪獣造形原型を手がける。

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