2019年2月20日(水)
HEROZは、スマートフォンアプリ『ZENONZARD(ゼノンザード)』の開発に協力し、AI『HEROZ Kishin』を活用したカードゲーム特化型AIを開発しました。
『ゼノンザード』は、バンダイが立ち上げたAI技術を活用したデジタルカードゲームの新ブランド“AI CARDDASS(エーアイカードダス)”の第1弾タイトルで、2019年夏に配信予定です。
配信に先立ち、2月19日に『ゼノンザード』の新情報発表会や“AI対人間”のバトルショーが開催されました。バトルショーでは、HEROZが開発したカードゲーム特化型AIが、人間代表とのバトルに勝利したとのことです。
『ゼノンザード』には、バンダイとHEROZで共同開発しているカードゲーム特化型AIが搭載されています。
カードゲーム特化型AIには、HEROZの現役プロ棋士に勝利した将棋AIなどの開発で蓄積したディープラーニングなどのAI関連手法により構成された『HEROZ Kishin』が活用されています。
AIのサポート | パートナーAIが、バトル中の最適な次の一手やバトル後の分析、デッキ構築などのアドバイスを行います。 |
AIの育成 | パートナーAIは、ユーザーのプレイ内容や思考、癖などを学習し、成長します。 |
AIとの対戦 | さまざまなレベルのAIを構築しており、ユーザーのレベルに応じたAIとの対戦を楽しめます。 |
“AI CARDDASS”は、バンダイが新たに立ち上げる“AIを活用したデジタルカードゲーム”で、深層学習(ディープラーニング)などの機械学習や膨大なプレイデータを基に作り上げられたAIが、プレイヤーを徹底的にサポートし、プレイヤーに新しい体験や驚きを提供します。
“AIがキミを一流にする。”をキャッチコピーに、カードゲーム特有の難しさや手間を減らして、誰でもすぐに一流プレイヤーと肩を並べるようなプレイを可能にします。今後も、『ゼノンザード』に続くさまざまなタイトルが開発予定です。
発表会では、バンダイ代表取締役社長・川口勝さんや原作をバンダイと共同で手掛けるストレートエッジ代表取締役・三木一馬さんとともに、HEROZ代表取締役・高橋知裕さんよりあいさつが行われました。
また、バンダイの『ゼノンザード』プロデューサー・小谷英斗さんから、本作のストーリーやキャラクターなどについての説明がなされた他、『ゼノンザード』に登場するAIキャラクターの1人、広報担当の“ミーナ”が登場しました。
その他、本イベントで初披露となった『ゼノンザード』のデモアプリの試遊会が行われました。
“THE ZENON SHOW”では“最強のAIvs最強の人間”のショーバトルやアイドルAIキャラクター“ノノイン”によるライブが実施されました。
また、プロモーションアニメ制作の決定やリアルカードセットの販売、国内最大規模のeスポーツイベント“RAGE”への参戦などの最新情報が発表されました。
【ゲスト(敬称略)】
佐野ひなこ
もこう(YouTuber)
(C)BANDAI・STRAIGHT EDGE
(C)HEROZ, Inc
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