2019年2月21日（木）

“アニメ聖地88”1番札所が開設。企画展に『SAO アリシゼーション』の“夜空の剣”と“青薔薇の剣”が登場

　アニメツーリズム協会は、“アニメ聖地88”1番札所オープニングセレモニー＆内覧会を2月21日にKADOKAWA富士見ビルで開催しました。

　“アニメ聖地88”では、アニメの舞台やモデルとなった光景の地域、アニメゆかりの施設やイベントを毎年選定しています。加えて、“アニメ聖地88”の情報や“アニメツーリズム”の楽しみ方を発信し、アニメ聖地巡礼を行う際の拠点として、3カ所の“番札所”を設けることとしています。

　すでに、東京都庁の“88番札所”と成田空港の“0番札所”が設営されていますが、2月22日より東京都千代田区のKADOKAWA富士見ビルに“1番札所”が開設されます。

　“1番札所”では、“アニメ聖地88”を紹介する大型パネルや各アニメの聖地の地域の情報を発信する常設展示に加えて、期間限定の企画展が随時開催されます。第1弾は、“電撃文庫25周年×アニメツーリズム協会春のスペシャル展示会”です。

　オープニングセレモニーには、アニメツーリズム協会の富野由悠季会長が登壇。「海外からのお客様が増えてきていますが、アニメツーリズム協会としては日本各地に広く行き渡るようにしたいという野心があります。その突破口としてアニメを利用できればと思います」と語りました。

　また、「10年くらいのスパンで考えた時に、日本各地を見ていただきたいと思っているので、アニメツーリズム協会を基準にして、世界的に告知していく方法を取っていきたいです。今後ともよろしくお願いします」とコメントし、ステージを後にしました。

　続いて、アニメツーリズム協会の角川歴彦理事長は、「2018年の暮れに2019年度版の“アニメ聖地88”を発表しましたが、内容が充実してきており、手ごたえを感じています。「やっぱり富野さんはすごい！」と言われるような展開ができることを私は確信しております。引き続きご支援をよろしくお願いいたします」と今までの活動を振り返るとともに、今後の意気込みを語りました。

　次に登壇したのはアニメツーリズム協会の鈴木則道専務理事。2018年の6月～8月に行った“訪れてみたい日本のアニメ聖地88”の投票3万票のうち75％が海外からのものだったことを明かし、アニメ聖地の海外からの関心の高さに改めて驚いたと語りました。

　加えて、「“1番札所”は、日本のアニメ聖地がどこにあるのかを紹介するインフォメーションセンターの役割を果たしています。今後、企画展も随時開催し、“アニメツーリズム”を大きく振興させていけたらと思います」と“1番札所”概要などを説明しました。

　最後に、電撃メディアワークス編集部・徳田直巳部長から、“1番札所”のオープンとともに開催される“電撃文庫25周年×アニメツーリズム協会春のスペシャル展示会”の企画内容が紹介されました。

1番札所と電撃文庫25周年記念展示会の模様をお届け

　内覧会では“1番札所”の展示内容を始め、“電撃文庫25周年×アニメツーリズム協会春のスペシャル展示会”の模様を確認できました。

　“1番札所”には“アニメ聖地88”の情報が記載されたパネルに加え、絵馬やご朱印などが展示されています。

　“電撃文庫25周年×アニメツーリズム協会春のスペシャル展示会”では、電撃文庫25周年フェアイラスト（パーティードレスVer.）スタンディ、TVアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』と『ガーリー・エアフォース』の特別展示が行われます。

　また、本展示会の目玉であるTVアニメ『ソードアート・オンラインアリシゼーション』に登場する“夜空の剣”と“青薔薇の剣”に加えて、TVアニメ『ソードアート・オンラインII』ファントム・バレット編の“ヘカートII”の実寸大レプリカが用意されています。

　なお、物販コーナーには電撃文庫25周年バッジガチャ、OSMOスタンプ、電撃文庫25周年グッズ、各電撃文庫作品グッズなどが販売されています。

　アニメファンはもちろん、“アニメ聖地88”巡りをしたい方は、ぜひ会場へ足を運んでみてください！

■“1番札所”概要
【場所】東京都千代田区富士見2-13-12KADOKAWA富士見ビル2F
【時間】11：00～18：00（2月22日のみ13：00より営業）
【定休日】火曜日（企画展開催期間以外は火曜日、土曜日、日曜日）
【入場料】無料