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2019年2月22日(金)

『EDF:IR』先行プレイレポート。PAギア・トルーパー&ジェットリフターの使用感に迫る【電撃PS】

文:電撃PlayStation

 ディースリー・パブリッシャーから4月11日に発売されるPS4用ソフト『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN(以下、EDF:IR)』。今回は攻略班がディースリー・パブリッシャーへ突撃取材を敢行し、いち早くプレイしてきたので、そのプレイレポートをお届けします。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 本作は、宇宙からの侵略者が送り込んでくる無数の巨大生物と戦うアクションゲーム『地球防衛軍』シリーズの派生作品。ナンバリングタイトルとは一線を画した洋画のような世界観と設定で繰り広げられる、まったく新しい“EDF”の戦いが楽しるのが大きな魅力です。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

PAギアごとに武器の装備制限がない! 新しく構築された基本システムの数々

 本作は過去のナンバリングタイトルとは異なった世界観で作られているため、ゲームの基本システムにも大きな違いがありました。まずはその違いを紹介していきます。

すべてのPAギアですべての武器を装備可能!

 本作はPAギアという特殊な装備を選ぶことで、アクションが多彩に変化します。なお、PAギアとは、これまでのナンバリングタイトルの“兵科”にあたるものです。PAギアにはトルーパー、ジェットリフター、ヘビーストライカー、プロールライダーの4種類が存在。

 出撃前には武器を選択できるのですが、最大2種類まで同時に選択可能です。どのPAギアでも、すべての武器の中から2つを選んで装備できる点が特徴となっています。飛行可能なPAギアのジェットリフター(従来のシリーズでは、プラズマ兵器を装備できたウイングダイバーに相当)であれば、大型の実弾系火器を装備させるなどといった、新たな戦い方ができるようになっているのです。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲飛行可能なジェットリフターで実弾系火器を装備!

アイテムで戦闘を支援!

 セントリーガンや空爆などの支援要請、体力回復などの支援兵器に関しては、本作では武器とは別のアイテムという扱いで、これらは組み合わせによって10種類以上も同時に所持できるようになっています。ただし、各PAギアごとに“キャパシティ”という数値が設定されており、この値の最大までアイテムを所持できるようになっている点が特徴です。

 ちなみにこれらのアイテムは戦闘中にいつでも使うことができますが、使用したアイテムは消費され、使ったぶんだけ経費としてクリア時の報酬からクレジットが天引きされる仕組みでした。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

HPや武器は開発で強化!

 今までのシリーズではHPの最大値や新しい武器は、敵が落とすコンテナから入手していましたが、このシステムも一新されていました。HPの最大値はPAギアの性能に分類され、ミッションのクリア報酬で得られるクレジットを支払うことで強化する仕組みになっています。また武器は、ミッションと難易度のクリア状況によって開発リストに新しい武器が登録され、敵が落とすエナジージェムやクレジットを支払い、開発することで入手できるのです。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

PAギアが持つ特殊能力“エナジームーブ”と切り札“オーバードライブ”

 各PAギアにはそれぞれ“エナジームーブ”と呼ばれる特殊能力があります。この能力は使うことで、画面右下に表示されているエネルギーを一定量消費します。このエネルギーは時間経過で回復しますが、0になるまで連続で使用すると回復にかかる時間が長くなってしまうので、エネルギーの残量管理は必須になりそうです。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 そして最大の切り札ともいえるシステムが“オーバードライブ”。発動すると画面中央にゲージが出現し、一定時間、移動速度や攻撃速度がアップするというものです。さらに“エナジームーブ”も無制限に使用可能となっています。ただし、基本的に1回の出撃で1度しか使えない点と、決して無敵状態になるわけではないため、使いどころには注意が必要です(※オーバードライブを回復させるアイテムもあるとのこと)。

最初から使用できる2種のPAギアを紹介!

 さて、ここからは本作をプレイするにあたり、アグレッサーを迎え撃つための2種のPAギアをピックアップして紹介していきましょう。

すべてのPAギアの基礎となる“トルーパー”

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲PAギア“トルーパー”

 最初から選択できるPAギアが、このトルーパー。すべてのPAギアの基礎となったベーシックなPAギアです。『地球防衛軍』シリーズに登場した“レンジャー”などに似た性能を持っており、ほかのPAギアに比べてアイテムのキャパシティが120と最も多いのが特徴です。

 そのため、緊急時の体力回復や支援攻撃などで生存率を高めることができるなど、初心者でも扱いやすく、戦術面でも汎用性の高いPAギアと言えるでしょう。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 トルーパーが持つエナジームーブは、エネルギーを瞬間的に推進力とシールドに回して回避行動を行う“E-ダッジ”。左スティックを倒した方向へステップを行うことで、敵の攻撃を回避するというアクションです。このステップにも攻撃判定があり、敵や障害物を吹き飛ばしつつ移動できる点が大きなメリットです。

 そのため、敵に囲まれたときに使うことで敵を吹き飛ばして脱出経路を確保する、といった使い方もできそうです。また、オーバードライブを発動中して“E-ダッジ”の連発で敵の包囲を突破する使い方もよさそうです。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲“E-ダッジ”を使えば障害物を壊して、スムーズに進行可能。

空中からの爆撃が強力な“ジェットリフター”

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲PAギア“ジェットリフター”

 “ジェットリフター”は、最初から選択可能なもう1つのPAギアです。『地球防衛軍』シリーズに登場した“ウイングダイバー”のように飛行可能なPAギアで、アイテムのキャパシティはやや少なめとなる75です。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 ジェットリフターのエナジームーブ“E-フライト”で空を飛びまわり、飛行できない巨大生物に対して上空から一方的に攻撃できるのが特徴です。また、×ボタンを押すことで急降下したり、L3ボタンを押し込むことでブーストもできるので、これまで以上に自由自在に空中で戦えるようになっています。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲空中を自在に飛行し、有利なポジションで攻撃可能だ。

 これまでの『地球防衛軍』シリーズのウイングダイバーは、武器のためのエネルギーと飛行に使うエネルギーが共通だったために、飛び続けながら攻撃するには繊細なエネルギー管理が必要でした。ジェットリフターは、飛行に使うエネルギーが独立しているため、エネルギー管理はシンプルです。PAギアのエネルギー切れに注意していれば、初心者でも使いこなすことができるでしょう。

 また、すべての武器のなかから装備を選べるようになったので、実弾兵器を所持できるのが大きな特徴と言えます。空中から重火器を使って爆撃するといった戦い方が加わり、戦術が広がっていくことでしょう。

 ちなみにオーバードライブ発動中は飛行し続けられるので、敵から逃げ続ける回避メインの使い方や、飛行できない敵を一方的に狙い続けるといった攻撃的な使い方もできそうですね。

 今回はゲームの最初から使用可能な2種類のPAギアについてレポートしましたが、次回は“ヘビーストライカー”と“プロールライダー”の使用感をレポートしていきます!

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