オトレコ『サマレジ』『恋色始標』より石川界人さん、斉藤壮馬さん、中澤まさともさんのインタビューが到着
女性向けCDレーベル「オトメイトレコード」より、『俺様レジデンス』、『恋色始標 Sweet Days』シリーズ最新作が今週発売となります。発売にあたり、石川界人さん、斉藤壮馬さん、中澤まさとさんよりキャストインタビューが到着しました。
『俺様レジデンス』―有栖川 VS 西園寺― 有栖川三織
石川界人さん(有栖川三織役)
――改めまして、三織を演じられていかがでしたか?
石川さん:三織を演じるときは、細身で儚げな男の子というイメージでキャラクターを作っていたので、普段の自分の音圧とは違う音で演じていたんです。なので今日は、前回録った時となるべく声色がぶれないようにと気をつけました。前回のドラマCDがみなさんにご好評いただいているとお聞きしたこともあり、なるべく前回の三織に寄せるよう頑張りました。お話は、三織がどうして主人公を好きになったかという過程がきちんと描かれていたので自然と演じられた気がします。
――ご自身が演じるキャラクターの魅力について感じる事をお聞かせください。
石川さん:今回の三織に関して言うと、成長の伸びしろでしょうか。達観していて大人びているような彼でも年相応に子供な部分があり、ヒロインと接していくことによってそういった面も人間的に成長していくので、魅力のひとつなのではないかと思います。
――今回の三織の物語は「変化」をテーマに描いております。ご自身にとって、最も変化した時期はありますか?
石川さん:一昨年の暮れあたりから身体を鍛えはじめまして、自分の肉体が変わってきたなと思います。努力をすれば結果がついてくるんだという自信もついたので、精神面も安定している気がします。
――作中、西園寺玄との掛け合い(バトル)がございましたがいかがでしたか?
石川さん:玄は意外に口が悪いタイプなんだ! と思いました(笑)。三織と玄の関係性に関しては、僕が想像していたよりかは仲が悪くなかったです。イメージ的には玄の方から三織にちょっかいをかけるのかなと思っていたんですが、三織の方から行くんだ! と。なんだかんだ、良い関係性だと思います。
――ご自身が思う、今回の物語の『一番の聴きどころ』をお聞かせください。
石川さん:やはり三織が成長していく姿ですね。人間としてここまで大きく変化する物語というのは貴重だと思うので、ぜひ主人公の気持ちになって三織を成長させてあげてください。
――ファンの方へメッセージをお願いします。
石川さん:今回は三織にフォーカスしたCDということで、三織が気になっている方はぜひお手にとっていただけると嬉しいです。シチュエーションとしてキュンキュンしていただけるシーンはもちろん、ドラマもかなりはっきり描かれているので没入感が凄まじいと思います。またこの物語には、初めて明かされる情報や、他のキャラクターとの関係性などもたくさん詰め込まれています。このCDを聴くと他のキャラクターのCDが聴きたくなってしまうこと間違いなしだと思います。が、しかし! ほかのキャラクターを聴いても最後は三織の元に帰ってきてください(笑)。よろしくお願いします。
斉藤壮馬さん(西園寺玄役)
――今回は三織のライバルという「玄」が登場しましたが、演じられていかがでしたか?
斉藤さん:今回は三織だけではなく玄の立場もフィーチャーしてもらっている脚本だと感じました。なのでいつもの玄らしさというか、文句を言いつつも主人公のことが好きで、彼女が心配だという気持ちを大切に演じました。また、今回三織のように対比する存在が居ることによって、玄は末っ子で子供っぽいところはあるけれど現実をよく見ている人間なのだということがわかりました。彼の新しい一面を知れて嬉しかったです。
――今回、三織に対してはどういった印象をお持ちになりましたか?
斉藤さん:俺様レジデンスのキャラクターは、内面に関していうと逆張りが多い気がします。例えば玄はなんでもわかっているように見えてすごく子供だったり、藍のように表向きは愛想が良いけれど心では『自分が無い』と思っていたり……。三織も同じで、表面上はドライで世間のことを理解しているというポーズをとっていると感じました。でも本当は現実から逃げているだけで、本人もわかっているけれどそれを表には出したくないという部分は、とても人間らしさを感じましたね。純粋な読者として三織には共感出来る部分が多いなと思いました。
――改めて俺様レジデンスという作品、ご自身が演じるキャラクターの魅力について感じることをお聞かせください。
斉藤さん:西園寺三兄弟に関しては、作品としても長い時間ご一緒させていただいているので兄弟の絆や家族間というのはとても感じますね。先日の西園寺のドラマCDも三人揃って収録が出来たこともあり、その兄弟にしか生まれない間や演技が出来上がってきたなと感じましたし、純粋に良い兄弟だなと思いました。
玄に関しては、末っ子的な部分ももちろんあるけれど、それだけじゃない色気や幅が出てきているかなと思います。
――玄の視点から、今回の物語の【一番の聴きどころ】をお聞かせください。
斉藤さん:対峙するシーンは聴いていただきたいですね。三織と玄はいがみ合っている仲ではあるけれども、より強大な敵が現れたら、背中を預けあって共闘しそうな雰囲気がある気がしていて。みなさんにも、そんな二人の不思議な関係性を感じ取っていただけたら嬉しいです。
――今後、俺様レジデンスで演じてみたいシチュエーションはございますか?
斉藤さん:三人から六人になったということもあり、六人で展開するストーリーというのは楽しそうですね。両家の三男同士だけではなく、長男と次男とか、次男と三男とか、普段絡まないキャラクター達が絡んでいるところを見てみたいです。有栖川家の長男・次男とは意外にも喧嘩にならず、波乱は起きないんじゃないかとも思いますが……予測がつきませんね(笑)。
――ファンの方へメッセージをお願いします。
斉藤さん:西園寺三兄弟から始まったこの作品ですが、今シリーズから有栖川三兄弟という新たなキャラクターが追加となり、玄にも三織というライバルが出来ました。三織は一見、クールでドライな印象を受けるのですが、そんな彼が家政婦ちゃんと出会い、そして玄と長い年月を経て再会し、人としてどう変化していくかが今回のCDの聴き所だと思います。西園寺三兄弟から応援してくださっている方はもちろん、このCDから知ったという方もこれを機に「俺様レジデンス」の世界にハマっていただいて、危険なテリトリーに足を踏み込んできていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
『恋色始標 Sweet Days』FILM.5 茅野秋良
中澤まさともさん(茅野秋良役)
――収録を終えてのご感想をお願いします。
中澤さん:第2シリーズということで、また茅野秋良を演じることが出来て楽しかったです。前回は収録が早めに終わった共演者の方たちは先に帰っていたので、マイクが4本並んでいる中、一人で収録するのが寂しかったのですが、今回はフリートークまで同席していただいて進めることが出来たので、寂しくなかったです(笑)。ただ、その分異常な緊張感に見舞われながら演じさせていただきました。そういう意味でも、本編で裏腹なところでヒロインの行動や自分の考えている事とのすれ違いがあって、より愛おしくなるという部分は演じていてもとても楽しかったです。
――前作から1年後の物語を描いた今作ですが、新しく発見したキャラクターの一面や変化はありましたか?
中澤さん:茅野先生自体のスタイルは以前と変わってなくて、その分彼の養護教諭というお仕事について知ることが出来たのは新しい発見でしたね。「いざという時はサボっていい」という考え方は養護教諭として必要な性質なんだろうなと思いました。茅野先生自身も自分は教師に向いていないと言っていますが、そういう考え方が出来るというのは偽りのない優しさですし、生徒の相談を聞くときもしっかりと相手を主体に置ける方だと思うので、向いてないなんてことはないんだろうなと台本を読ませていただきました。
――演じたキャラクターにおすすめのデートスポットを教えるとしたらどんな場所を提案しますか?
中澤さん:色々考えたんですが、今回の茅野先生は家で一緒に料理をしているだけでもとても楽しそうだったので、体験型のデートスポットがいいんじゃないかなと……。もちろん料理でもいいですし、ご当地などの記念品でもいいですし、二人で一緒に何かを作って体験する場所ですかね。ヒロインがはしゃいでいるのを茅野先生は楽しそうに眺めていそうだなと思いました。
――作中には受験のエピソードが出てきますが、受験にまつわる思い出はありますか?
中澤さん:大学受験で二次試験まであるところを受けたのですが、まず一次で筆記試験があったんです。一次は無事合格して家族に報告していたところ「次の二次試験の手続きは済んだ?」と聞かれて、あれ……? と思いまして……(笑)。急いで大学に戻ってその場で手続きしたことを思い出しましたね。危なく辞退するところでした(笑)。無事その大学にも通えて良かったです。
――『恋色始標』にはキャラクターたちが通っているパンケーキ屋が登場しますが、収録後の今!食べたい甘いものはありますか?
中澤さん:僕の演じる茅野先生は今まで本編でこのパンケーキ屋さんに行ったことないんですよ!(笑) 生クリームは食べ過ぎるともたれちゃいますが、嫌いではないので生クリーム系のシュークリームとか甘いものが今は食べたいですね……。昔先輩とパイ投げをしようと思って大量の生クリームを作ったことがあるのですが、パイ投げ用のクリームには砂糖を入れてないので、あまり美味しくなかった割に先入観の「生クリームは甘い」というイメージから口に入った時のギャップがすごくて、それ以降生クリームは食べたくないという時期はありました(笑)。
――先ほどの質問に続きまして、作中のパンケーキ屋には「にゃんけーき」というマスコットが登場します。もし「にゃんけーき」に声がつくとしたら、誰が良いですか?(クッションを見た想像でお願いします!)
中澤さん:弊社でいうのではあれば、池田秀一さん……ですかね……(笑)。「にゃん」って渋い低めの声で言ってもらうというのはどうでしょうか。高めの声だと山下大輝くんや、村瀬歩くんあたりとか。恋色始標に出演した全員でやってみてもいいんじゃないかなと思います(笑)。
――ファンのみな様へメッセージをお願いします。
中澤さん:FILM.5ということで、続編が出るのを大変喜ばしく思っております。前回のシリーズではヒロインと恋人同士になるまでを聴いていただけたと思うのですが、やはり「秘密の恋」ですので、立場的に公に出来るわけではない彼らの恋に、環境の変化が訪れます。ちょっとハラハラするところもあるのですが、そこはみな様ご安心ください! 「オトメイトレコード」ですので! 優しく甘く解決するんじゃないかなと……!(笑) なによりも恋色始標シリーズでは他の登場人物も出てきます。生徒の子たちはみんないい子ばかりです。茅野先生の立場を味わいながら今回収録をさせていただきました(笑)。とても楽しい1枚になっておりますので、ぜひみなさまも楽しみにしていてください。よろしくお願いします!
CD発売情報
『俺様レジデンス』―有栖川 VS 西園寺― 有栖川三織
キャスト:有栖川三織(声優:石川界人)
価格:2,400円+税
発売日:2019年2月27日
発売元:ティームエンタテインメント
【あらすじ】
有栖川家に囚われたアナタは、末っ子・三織の自由奔放な振る舞いに翻弄されていた。食事もろくに取らず、毎日ゲームに熱中する三織。あなたに対しても、自分が好きなゲームのキャラクターに似ているというだけで結婚したいと迫ってくる始末。
「俺にとっては、ゲームの世界だけがすべてなの。現実なんて薄っぺらくて汚いだけだ」
そう断言して現実の世界を見ようとしない三織。しかしある日、アナタは三織の悲しい過去を知ることになり――。
『恋色始標 Sweet Days』FILM.5 茅野秋良
キャスト:茅野秋良(声優:中澤まさとも)
価格:2,400円+税
発売日:2019年2月27日
発売元:ティームエンタテインメント
【Story】
――誰にも言えない、秘密の関係。
時間が経てば経つほど息苦しくなる……と思っていたのに、ふたりだけの秘密の毎日は、思っていたよりもずっと甘い。
生徒から人気の養護教諭、茅野秋良とアナタは幼馴染でもあり、恋人。そんな秘密の関係をもってから1年後。バレンタインをきっかけにとある事件が起きてしまい……?
「こうやって……彼女となんでもない毎日を過ごしていられればいいのに」
“秘恋”の先、恋人としてお互いの立場を想う茅野とアナタとの未来とは――。
『恋色始標 Sweet Days』シリーズ主題歌が配信シングルとして2月27日リリース!
タイトル:Sweet Days
アーティスト:SHOJI
オトメイトレコード「恋色始標 Sweet Days」主題歌、CD未収録のフルバージョンが 配信シングルとして、2月27日リリース! 歌唱は人気女性向けゲームブランド「オトメイト」から発売の人気ゲームや、オトメイトレコードCDシリーズなど数々の主題歌を担当する「SHOJI」が担当。CDを上回るデータ量で高音質を誇る「ハイレゾ」音源も配信! 高音質により、さらに透明感が増したクリアな歌声を体験いただけます。
【配信サイト】
<主要配信サイト>
iTunes Store、Amazon.jp、MORA、レコチョク、アニメロミックス、music.jp他、順次配信
<ハイレゾ配信>
mora(ハイレゾ)、e-onkyo music(ハイレゾ)、music.jp(ハイレゾ)、ヤマハmysound(ハイレゾ)、オリコンミュージックストア(ハイレゾ)、GIGA MUSIC(ハイレゾ)、OTOTOY(ハイレゾ)、レコチョク(ハイレゾ)、groovers(ハイレゾ)
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