2019年3月4日(月)
100均で始めるフィギュアディスプレイ! すぐに始められるお手軽収納を攻略【電撃PSなんでも攻略】
ゲームの攻略なら電撃PlayStation! そんな電撃PSはゲーム以外の攻略もできるんです!! ということを証明すべく、この記事では、いろいろなものを攻略していく企画“なんでも攻略”として“フィギュアディスプレイ攻略”をお送りします。
突然ですが皆さん、フィギュアは大好きですかー!? 自分もフィギュアは大好きで、おかげで毎月10人以上の諭吉が旅立っています。
ちなみに手に入れたフィギュアはどうしていますか? やはりかっこいい(かわいい)フィギュアは飾っておいて、毎日眺めたくなりますよね。
どうせなら、フィギュア専用のガラスのラックとかに並べて飾りたいと思うはず。しかしフィギュアを買いすぎてラックにまでお金がまわらない……。そんな人でもお手軽にフィギュアをカッコよくディスプレイする方法をお届けしていきます!
ちなみに筆者は150mmぐらいの大きさの可動フィギュアを中心に集めているので、主にそれらがディスプレイしやすいものを中心に紹介していきます。
なぜケースに入れるのか?
さて、そもそもの前提として、フィギュアをガラスのラックとかに飾るのはなぜでしょうか? フィギュアをホコリから守りつつ観賞できるというのが最大のポイントかと思います。せっかく飾っているのに、ホコリがついたらみっともないですよね。
つまり、ホコリがつかないように密閉して飾れる方法があればいいのです! 実際自分もいくつかは密閉して、本棚に飾っていたりします。
では、ホコリからフィギュアを守る方法を以下でさらに紹介していきましょう。
アクリルケースに入れてディスプレイ!
てっとり早いのは、透明なアクリルのケースに収納することです。ガラスよりも安く、ホコリも入りにくいです。そこでオススメなのが、この100均で売っているコレクションボックス。
画像のものは高さが150mm弱のサイズまで入るので、1/12スケールのフィギュアを飾るのにはピッタリのサイズです。ただし見てのとおり横幅は狭いので、横幅のあるポーズだと収納しきれないので注意しましょう。ポーズの付け方のコツなどは、以前の記事を参考にみてください!
1/12スケールのフィギュアでも、頭部にアンテナなどの飾り物がついている場合は注意が必要です。飾り物がフタにつっかかって完全に閉まらない場合や、閉まってもフタに頭を押されて首が下を向いてしまうことも。
そんなときは、ケースをはめる部分に輪ゴムを巻きつけるなどして、ケースが少し高くなるように調整しましょう。
▲この場合は2mmほど高くしたかったので、黒い輪ゴムを1つ巻きつけることで高さを調節しました。 |
ほかにもカプセルトイなどを収納するのにピッタリな横長のものや立方体のものもあるので、飾りたいものに合わせてケースを選びましょう。
収納ケースを使った、ワンランク上のディスプレイ!
前述のケースに入らない大きさのフィギュアにオススメなのが、やはり100均で売っているこの透明収納ケース!
値段は100円ではなく300円だったりするのですが、このケースがじつに便利! 使い方は、フタの部分を底にして飾りつけるだけでOKです。
見事なディスプレイケースになります。横幅が広くなるので、複数のフィギュアを飾るのにももってこい! また、この底の部分の面積も広いので、ここにもいろいろと飾り付けるのもオススメです。
▲画像に写っている人工芝やミニチュアもすべて100均で入手可能! 組み合わせることで、小さなジオラマができあがります。 |
そしてこのケースの実力は、まだまだこんなもんじゃないです。高さが145mmとさきほどのケースよりも小さいため、1/12スケールのフィギュアでも、ポーズや装飾品によっては収まらないなんてことも。しかしそんなときは向きを変えてみましょう。
なんということでしょう、しっかりと入るようになりました! フタを手前に向けて飾ることで、縦長のディスプレイケースになるのです。ただしこの場合はケースがフタの厚みのぶんだけわずかに傾いているため、フタが開いてしまいます。そこでフタをテープで固定したり、厚紙などでスキマを埋めて平らにするのをお忘れなく。
密閉時の注意!
と、ここまでケースに入れて飾る方法を書いてきましたが、ここでひとつ密閉することについての注意を。
すべてのフィギュアがそうだというわけではないのですが、PVCと呼ばれる材質を使ったフィギュアを長時間密閉した状態で保管しておくと、表面がベタベタになってしまうことがあります。
これは、PVCに含まれている薬剤が原因で、密封していると気化した空気がたまってフィギュアの表面に付着することで起こってしまいます。
この状態を防ぐために、ときどきケースのふたを開けて換気するのをお忘れなく! もしベタベタになったら、中性洗剤を使って手洗いするときれいになります。ただし、塗料などにダメージがある場合もあるなどすべてのフィギュアに有効ではないことがあるので、実際に行う場合はくれぐれも慎重に丁寧に。
また、長時間紫外線にあたると退色してしまうことがあるので、飾るときは直射日光の当たらない場所にしましょう。
ケース以外で飾るには?
ケースに入れて飾るのはホコリから守りつつ観賞するため。逆にいえば、ホコリ掃除が苦にならなければ、ケースに入れなくても問題ありません。
そんな人は、100均で手に入るスチールラックや、ボードを組み合わせて作るラックなどに飾るとかなり素敵なディスプレイができます。
▲実際に筆者の和室で使っているラック。ボードを組み合わせて自由に形を変えられるのもポイントです。 |
ホコリとり用のブラシを使って数日おきにフィギュアを掃除していますが、このフィギュア掃除もなかなかに楽しいものです。掃除のついでに、ポーズをちょっと変えてみたりするのも楽しみの1つ。
ここまででも分かるとおり、ディスプレイの形は1パターンではありません。工夫次第でさまざまな手法が取れますので、皆さんも色々と試してみてください。よいフィギュアライフを!