2019年3月11日(月)

『ルルアのアトリエ』ロロナ、トトリ、メルルの人物像や能力を紹介。新たなイベントストーリーの情報も到着

文:電撃オンライン

 コーエーテクモゲームスは、PS4/Nintendo Switch用ソフト『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4(ルルアのアトリエ)』の最新情報を公開しました。

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

 本作は、錬金術士・ルルアが主人公として描かれる、『アーランド』シリーズ第4作目のタイトルです。手に入れた謎だらけの古文書を解読しながら、母ロロナのような立派な錬金術士となるため、ルルアは仲間とともにアーランドの地を旅します。新たなキャラクターはもちろん、シリーズプレイヤーにとって懐かしいキャラクターたちも登場します。

 本記事では、ルルアが“未来の有望な錬金術士”を目指すストーリーや、ルルアと物語を彩る仲間たちの人物像や能力を紹介します。

ストーリー(イベント)

 母のような、立派な錬金術士になることが目標のルルア。彼女が夢をつかむためには、いくつかの大きな困難が立ちはだかります。すべてを乗り越えた時、彼女はどんな錬金術士となるのでしょうか。

謎の遺跡“フェルスガラクセン”の扉を開け

 とある理由のため、錬金術士として誰もが驚くような功績をあげたい。そう思い悩んだルルアにアルケミリドルが示したのは、彼女の故郷アーキュリスにある謎の遺跡“フェルスガラクセン”についてでした。ルルアは今まで誰も踏み入れたことのない“調査不可能の遺跡”に挑む決意をします。

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

 しかし、この時まだルルアは知りませんでした。誰にも開けないその扉の先には、この世界“アーランド”にまつわる大きな秘密が隠されていることを。

 もともと“フェルスガラクセン”の調査が盛んで、人の往来や賑わいがあったアーキュリス。しかし、その遺跡の中にある大きな扉を誰も開けられなかったため、なかなか調査は進まず、町もいつしか閑散としていました。

 「あの扉を開けば、アーキュリスも再び盛り上がる。そして誰も開けない扉を開いたという実績で、自身やアトリエの評判も上がるはず!」というのは、アーキュリスで育ち、アーキュリスが大好きな彼女らしいアイデアです。

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

錬金術士たちから受け継ぐ想い

 立派な錬金術士になるためにアーランドを巡る冒険の最中、ルルアは「自分が生きる意味とは何か?」という問いかけに、答えられない自分に気づきます。

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

 その問いかけに、自分なりの答えを見つけたいルルアは、アルケミリドルの導きにより、同じ錬金術士であり彼女にとって憧れの存在でもあるロロナ、トトリ、メルルたちに相談することに……。そこで、彼女たちが抱くそれぞれの想いを知ることになります。

 “自分の生きる意味”を見つけるため、アルケミリドルの記す通り、錬金術士の先達たちのもとを訪れるルルア。しかし訪れた先で、錬金術の最高峰とも呼ばれる“とあるもの”をつくる課題を与えられ、彼女は頭を抱えることになります。

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

キャラクターたちの詳報

謎だらけの青年“フィクス”

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

 手品師という独特な職業を生業とするフィクスは、ものの見方も人とはちょっと異なるようです。いつも飄々としている彼の言葉は、時として核心をついていて、ルルアもハッとさせられます。

 バトルでは、広範囲に攻撃できるスキルをもつ他、さまざまな属性攻撃ができます。

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲手品師として一流の腕前を持つフィクス。手品は彼にとって、生計を立てるためだけのものというわけではないようです。
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲急に姿をくらましたり、逆に突然現れたりとまったくつかみどころがありません。手品のトリックのように裏がありそう……?
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

純粋で豪快な海の男“ニコ”

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

 人情に厚く豪放磊落と、気持ちのいい性格のニコ。海賊としての自分に誇りを持っているが、いわゆる海賊のイメージと違い略奪行為はしません。

 現在は冒険者とはいえ、元海賊らしく“イカリ”で戦う近接戦闘タイプ。前衛に出ればスキル“ブレイブスタンス”で味方への攻撃を受け止め、後衛に回れば回復役としてパーティーを引っ張ってくれる。

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲海の習慣を大事にするニコですが、それを知らない人は少々困惑することも……。しかし豪放磊落な彼は、世間の目も気にしません。
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲海上での生活が長かったためか、読書でさえも彼にとっては新鮮な経験になります。ちなみに、小説に感涙するほど情にもろいです。
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

愛情あふれるルルアのお母さん“ロロナ”

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

 惜しみない愛情をルルアに向け、母親として温かく見守るロロナ。また、これまで通りパイへの情熱は衰えることなく、日々パイ作りにも奮闘しています。

 戦闘では、錬金術士として調合したアイテムを使えるのはもちろん、回復と攻撃のバランスのよい能力をもち、敵の属性耐性を下げるスキルを複数もっています。

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲母親としてまだまだ未熟であることを痛感するロロナ。いつもルルアを気遣い、深い愛を注いでいます。
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲今も昔もロロナのパイ好きは変わらず。パイづくりと錬金術の腕は、アーランドでもトップクラスです。
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

アーランドの人々を守る警備団団長“ステルク”

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

 アーランド全域の警備を仕事とし、警備団を率いる立場として忙しい日々を送っているステルク。人々を守るべく、今も鍛錬は欠かしていません。

 バトルでは歴代の『アーランド』シリーズのとおり、超強力なアタッカーとして活躍します。さらに、ボスクラスの敵に対して攻撃力が上昇するスキルを習得することができるため、ボス戦では特に頼りになる存在です。

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲シュテル高地は、いまも強力な魔物が多い難所。とある目的でシュテル高地に赴くことになったルルアたちにステルクが助力してくれることに。
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲現在は警備団の団長となった彼ですが、騎士への思いは未だに冷めることはありません。
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

アーランドを巡る錬金術の伝道師“トトリ”

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

 世界中に錬金術を広めるため、めまぐるしい生活を送っているトトリ。ルルアのちょっとした調合の失敗さえ、きちんと原因を分析し、手ほどきができるほど錬金術の達人です。

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲ルルアに用があるというトトリ。彼女の用件とは?
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲人に錬金術を教える技術は、ロロナやメルルより優れているトトリ。その実力は昔よりも格段に上がっています。
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲ちむどらごんにはマスターがたくさんいるため、トトリのことは“グランドマスター”と呼び方を変えている。なお、ピアニャのことは“マスター”、彼女たちより後輩のルルアは“ナノマスター”と呼びます。

世界各地で自由を謳歌する元お姫さま“メルル”

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』

 錬金術を用いて自分の国を盛り上げた、かつてのアールズ王国のお姫さま。アールズ王国時代の大役を終えた現在は、自由気ままに各地を旅しています。その奔放さに、彼女の幼馴染であるケイナも手を焼いているようです。

『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲アールズ王国はアーランド共和国に併合されたため、メルルはもう姫ではありませんが、奔放な性格の彼女はこの生活を気に入っています。
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲ルルアに“大きくてすごいもの”を頼むメルル。メルルが好きなものといえば……?
『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4』
▲ロロナ同様、錬金術を教えることが得意でないため、単身での活動が多かったメルル。しかし、ルルアとの出会いにより彼女にも変化が……。

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