2019年3月24日(日)

『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』が6月21日全国公開。特報映像とポスタービジュアル解禁

文:電撃オンライン

 『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』がギャガ配給で6月21日より全国公開されることが発表されました。また、特報映像とポスタービジュアルが解禁されました。

『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』

 本情報は、『ファイナルファンタジーXIV(FF14)』のファンイベント“FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2019 in TOKYO”で実施された『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』制作発表会で明かされたものです。

 『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は、息子であることを隠して父とオンラインゲームをプレイする日々を綴った、累計アクセス数が1,000万を超えるブログが原作。連載はたちまち人気を集め、連載最終回が“Yahoo!ニュース”で取り上げられるほど話題になりました。

 その後、SNSで絶賛の声が爆発的に広がり、ネットの世界を飛び出して書籍化が実現。さらに地上波でドラマ化もされ、スクウェア・エニックスの全面協力を得て映画化されます。

 息子・岩本アキオ役を坂口健太郎さん、父・岩本暁役を吉田鋼太郎さんが担当するW主演、アキオの会社の同僚・里美役を佐久間由衣さん、アキオの妹・美樹役を山本舞香さん、アキオの会社の先輩・吉井役を佐藤隆太さん、アキオの母親役を財前直見さんが担当します。

 公開されたポスタービジュアルにはパソコンの画面を微笑みながら見つめる坂口健太郎さん演じるアキオと、そんなアキオとは対照的に“少しぎこちない≪光の戦士≫がいた”とあるように険しい表情、慣れない様子でコントローラーを手に画面を見つめている吉田鋼太郎さん演じる暁の姿が披露されています。

 その2人を結ぶかのように、中央にはアキオが『FF14』内で使用するキャラクター・マイディーに向かって、暁が使用するキャラクター・インディが膝をつくポーズを取る様子が切り取られており、実世界とゲームの世界でまったく違う2人の関係性を感じさせるポスターとなっています。

ストーリー

 この人が死んだとき、泣いたりするんだろうか──自分が子どものころから、何を考えているのかまったくわからなかった父の背中を見て、心の中でそうつぶやくアキオ(坂口健太郎)。

 仕事一筋で単身赴任中だった父(吉田鋼太郎)が、突然会社を辞めて家に帰って来たのだ。母と妹も1日中ボーっとテレビを見ている父を、遠巻きに眺めている。父の本音を知りたい、そんな願いに突き動かされたアキオに、ある計画が閃く。

 アキオの得意なオンラインゲーム『ファイナルファンタジーXIV』の世界に父を誘導し、自分は正体を隠して、ともに冒険に出るのだ。その名も“光のお父さん計画”!

 アキオは顔も本名も知らないゲーム仲間たちに協力を呼び掛け、励まされる。だが、この時のアキオは思いもしなかった。父に家族も知らない意外な顔があるとは──。

特報映像

 「いつからだろう? 父との間に会話がなくなったのは……」という坂口さん演じるアキオの切ない言葉から始まる特報映像では、吉田さん演じる暁の“堅物な父親像”が前半では印象的で互いがすれ違っていることが伝わります。

 その後、『FF14』の映像とともに、アキオの“父を知るための秘密の”光のお父さん計画が明かされ、2人の冒険の舞台となる『FF14』の壮大な世界観を期待させます。最後は暗い部屋で必死でテレビに向かって慣れない手つきでゲームをプレイする姿をアキオに見つかってしまう暁の気まずそうな表情で終わります。

 ゲームの世界で築かれたマイディーとインディの絆の一方、実世界でのアキオと暁の関係性ははたしてどうなるのか、今後の展開を期待させる映像となっています。

■『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』作品概要
【公開】6月21日
【スタッフ(敬称略)】
監督:野口照夫(実写パート)、山本清史(ゲームパート)
脚本:吹原幸太
原作:『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』マイディー
配給:ギャガ
【出演(敬称略)】
アキオ:坂口健太郎
アキオの父暁:吉田鋼太郎
アキオの会社の同僚:佐久間由衣
アキオの妹:山本舞香
アキオの会社の先輩:佐藤隆太
アキオの母親:財前直見
【声の出演(敬称略)】
マイディー役(アキオのゲームキャラ):南條愛乃
あるちゃん役(ゲーム内フレンド):寿美菜子
きりんちゃん役(ゲーム内フレンド):悠木碧

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