2019年3月25日(月)
東京ビッグサイトで開催された“AnimeJapan 2019”で、TVアニメ『おジャ魔女どれみ』20周年を記念したスペシャルステージが行われました。本記事では、ステージのオフィシャルレポートをお届けします。
本ステージでは、1999年2月7日に放送開始されたTVアニメ『おジャ魔女どれみ』20周年となるアニバーサリーイヤーに向けて、おジャ魔女たちを演じた声優5人とプロデューサー・関弘美さんが登壇し、『おジャ魔女どれみ』の20年間で残した歴史を振り返りました。今だから話せる当時の思い出やキャストお気に入りのシーンなどを披露し、会場は大いに盛り上がりました。
ステージの最後には、今後の20周年の展開に加えて、2020年公開予定の映画『魔女見習いをさがして』の製作が発表。超特報、ティザーポスターが解禁されました。突然の発表に観客のボルテージは最高潮に! ストーリーは明かされずその続報に注目が集まっています。
数多くのアニメファンが集まる“AnimeJapan 2019”で『おジャ魔女どれみ』20周年記念イベントが行われました。イベントが開始されると懐かしの歌『おジャ魔女カーニバル!!』の曲が当時のOP映像とともに流れ、会場のボルテージは一気に上昇!
音楽にあわせ主要キャストの千葉千恵巳さん(春風どれみ役)、秋谷智子さん(藤原はづき役)、松岡由貴さん(妹尾あいこ役)、宍戸留美さん(瀬川おんぷ役)、宮原永海さん(飛鳥ももこ役)が登場し歌唱を披露! 懐かしの曲での登場に会場は熱気に包まれました。
そして、ここで会場で初出しとなる『おジャ魔女どれみ お笑い劇場』の第1話が公開。かわいいおジャ魔女たちの姿に会場から「かわいい」、「ちっちゃい」など感想が飛び出しました。
そして、TVシリーズの振り返りのコーナーに移り、第1期『おジャ魔女どれみ』のスチールが会場のスクリーンに映し出されると、どれみ役の千葉さんは「無印の時はまだ魔法の呪文をどんな風に言うかに苦労し大変でした。とくに最後のぶら下がりのセリフの言い方が全然わからなくて無印の前半と後半の方では言い方が変わっていると思います! すごい手探りで大変でした」と、シリーズが始まった当時の話を披露しました。
次に、第2期『おジャ魔女どれみ#』のスチールが登場すると、おんぷ役の宍戸さんは「やっとMAHO堂の仲間に入れてもらえたおんぷちゃんなんですけど、昼間はお仕事でハナちゃんのお世話ができないから、夜こっそりお世話して“ルピナスの子守唄”を歌ったのがすごく印象に残っている思い出です」と語りました。
第3期『も~っと! おジャ魔女どれみ』について、ももこ役の宮原さんは「日本語がうまく喋れない役でどれみちゃんとの手作りのお菓子作りを通してみんなと仲よくなれたのが思い出です」とコメント。
第4期『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』について、はづき役の秋谷さんは「これは最終回に向けて皆で涙をこらえて作品を作っていったというのが印象的ですね」と当時の心境を語りました。
最後に、第5期『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』について、あいこ役の松岡さんは「とにかく考えごとをしながら大車輪ができるような抜群の運動神経の持ち主のあいこが、まさかの泳げないカナヅチっていうのが衝撃的な作品で、ストーリーは切なくてキュンとするお話しになっていて、あいこにも弱点があったんだなぁと思った印象的な作品です」と、当時のTVシリーズの思い出の振り返りに会場の雰囲気は同窓会のような温かな雰囲気に包まれました。
20周年プロジェクトとして映画『魔女見習いをさがして』の製作発表が行われ、関プロデューサーから会場にいる観客へ「昔『おジャ魔女どれみ』シリーズを観ていた観客は19歳から26歳ぐらいになっていると思うんですね。そんな大人になった人たちに向けて、『おジャ魔女どれみ』の世界をもう一度作っていければなと思っています。TVシリーズオリジナルのスタッフにも集まってもらい、今がんばって制作しています!」とメッセージが贈られました。
まだ、明かされないストーリーの本作のティザーポスターを見た千葉さんは、ポスター先頭の魔女を指さし「あの人がいっぱいいろんな人を引っ張っていくんですかね……。まだまだ、人が増えるんですかね?」とコメントし、それに対し関プロデューサーは「色々なことを思い描きながら本作を楽しみにしていただければと思います」と返答しました。
最後にキャストから一言ずづ挨拶があり、イベントは締めくくられました。
20周年ということで終わってから何年も経つのにたくさんの人が応援してくれて、会いに来てくれることをメンバー一同感謝しております! 20周年がやってくるということでさまざまなことがあると思うのでまた皆さんとお会いできるのが楽しみです! 皆さん一緒に盛り上げて行きましょう。
多くのお客様にお越しいただき今日が始まりのような気がします! 先ほどの映画の映像を見て私も目がウルウルして来ました。私たちも声がまだ元気なのでこれからも頑張っていきたいと思います!
当時『おジャ魔女どれみ』を観てくれていた人たちと一緒にイベントができてよかったです。今度は私たちが日本中を追いかけて皆さんにお会いできればと思います! ホンマありがとう!
これから20周年のいろいろなイベントがあるということなのでまた皆様とお会いできればと思います!
“AnimeJapan”のたくさんのステージの中で本ステージにお越しいただきありがとうございます。この20周年を新たな生まれ変わった『おジャ魔女どれみ』が色々とスタートしていくと思うので皆さんと一緒にワクワクドキドキして、楽しんでいきながら25周年、30周年と頑張っていければと思います!
■映画『魔女見習いをさがして』作品概要
【公開時期】2020年
【スタッフ(敬称略)】
監督:佐藤順一、鎌谷悠
脚本:栗山緑
キャラクターデザイン・総作画監督:馬越嘉彦
作画監督:中村章子
アニメーション制作:東映アニメーション
馬越嘉彦さんがキャラクターデザインを担当した、2頭身のおジャ魔女たちが繰り広げる短編フラッシュアニメ『おジャ魔女どれみ お笑い劇場』が、東映アニメーション公式YouTubeチャンネルで配信されます。
第1話は公開中、第2話は4月14日公開、以降2週間に1本ずつ順次公開予定となっています。
“『おジャ魔女どれみ』20週年記念イベント”の第1回となる“『おジャ魔女どれみ』20週年記念イベント in 福岡”が5月17日に開催されます。なお、第2回は夏ごろに北海道で開催予定です。
■“『おジャ魔女どれみ』20週年記念イベント in 福岡”概要
【日時】5月17日19:00~
【会場】T・ジョイ博多
【登壇者(敬称略)】
千葉千恵巳(春風どれみ役)
秋谷智子(藤原はづき役)
松岡由貴(妹尾あいこ役)
宍戸留美(瀬川おんぷ役)
宮原永海(飛鳥ももこ役)
関弘美プロデューサー(MC)
【参加費】3,000円(税込)
【チケット】“イープラス”で4月1日より先行抽選受付スタート
【内容】スタッフおすすめの話数上映
『おジャ魔女どれみ#』のBlu-rayBOXが2020年初春に発売予定です。
ライトノベルシリーズ最新刊『おジャ魔女どれみ 20’s』が今夏ごろに発売予定です。この夏、おとなになった? どれみたちに再び出会えます!
■『おジャ魔女どれみ 20’s』作品概要(敬称略)
【原作】東堂いづみ
【著】影山由美
【イラスト】馬越嘉彦
国内でのコラボカフェが今夏開催されます。
馬越嘉彦さんによる描き下ろしLINEスタンプ第2弾『おジャ魔女どれみ 2』がLINEスタンプで販売されています。
(C)東映・東映アニメーション