2019年3月25日(月)
公式リーグ“カプコン『ストリートファイター』リーグ powered by RAGE”のグランドファイナルが3月21日に東京の秋葉原UDX アキバ・スクエアで開催された。
“カプコン『ストリートファイター』リーグ powered by RAGE”は、6チームで全10節の3on3のリーグ戦を行い、10節終了時点の上位3チームが“グランドファイナル”に進み、チャンピオンチームを決定するリーグ戦。試合の様子は公式サイトのアーカイブを参照のこと。
厳しい戦いを制して優勝したのは、板橋ザンギエフさん率いる“板ザンオーシャン”。板橋ザンギエフさんは“RAGE STREET FIGHTER V All-Star League”に続いて、2連覇を達成した。
板橋ザンギエフさんは、練習に明け暮れた4カ月間でメンバー全員が一丸となって取り組んだとコメント。「その中で、自分たちが少しだけいい取り組みをできました」と振り返っていた。ただ、決して余裕がある立場ではないと発言し、「国内外で頑張っていくので、これからもよろしくお願いします」とあいさつした。
登壇した『ストリートファイター』シリーズの統括プロデューサーである小野義徳さんは、ビギナーズクラス、ハイクラスのメンバーの活躍、プロ選手へのプレイに謝辞を述べた。
さらに、今後も選手やプレイヤーのさらなる活やくの場を提供するため、2019年初夏に2つの新リーグを設立することを宣言した。
1つ目はプレイヤーがランクに応じて腕を磨き、プロ選手へとステップアップできる“LEAGUE: Trial”で、2つ目はトッププレイヤーが3on3で争う“LEAGUE: Pro-JP”だ。“LEAGUE: Trial”では日米両チームのドリームマッチを開催することも加えた。
プレイヤーが活やくする場所が拡大されることを聞いた、ゲストの歌広場淳(ゴールデンボンバー)さんは「“LEAGUE: Trial”であれば自分も参加できるのがうれしい」と笑顔で語っていた。
イベント閉幕後、優勝した“板ザンオーシャン”へのインタビューが行われた。
リーグの感想を聞かれた木村圭汰さんは「4カ月活動してきて、つらかったこともあったのですが、楽しかったのが1番印象的。いい思い出になりました」とコメント。もっちゃんさんは自身を成長させてくれた2人のチームメイトに礼を述べた。
板橋ザンギエフさんは、ビギナークラスのメンバーがしっかりプレイするのか、心配があったことを告白。ただ、どのメンバーをその心配を払拭してくれたどころか、大きな見どころになったと続けた。
今回のチーム分けはドラフト形式で決められた。板橋ザンギエフさんは、多数のメンバーがいるハイクラスの中で悩んで、もっちゃんさんを選択。ふ~どさんとかぶったが、抽選の結果、チームメンバーに加えた当時のことを思い出したとのこと。結果的に、もっちゃんさんは活躍したため「自分の目に狂いはなかったです」と笑いながら語った。
その後、板橋ザンギエフさんの目に留まったのが木村さん。もっちゃんさんに「賭けになるけど」と断ったうえで、チョイスしたのだという。2人とも、板橋ザンギエフさんの思っていた以上に取り組んだため、「2人は感謝しています」と述べていた。
木村さんは今後の抱負として、eスポーツを盛り上げる活動をしたいとコメント。もっちゃんさんは「大会に勝つのは第1目標」と宣言したうえで、地元である名古屋を盛り上げたいと続けた。
今回の公式リーグを通して、さまざまな顔を見せてくれた参加メンバー。今後の活躍にも注目していきたい。
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