2019年3月28日(木)

『WoWP』発表会に『ガルパン』シリーズのプロデューサー・杉山潔さんが登壇。作品への要望を語る

文:げっしー

 Wargamingは、PC用MMOゲーム『World of Warplanes』の“日本サービス開始発表会”を3月27日にWargaming Japanオフィスで開催しました。

『World of Warplanes』

 『World of Warplanes』は、全世界で1,300万以上の会員数を誇るPC向けオンライン空戦アクションゲーム。7つの国から250以上の航空機が登場し、それらは戦闘機、重戦闘機、マルチロール機、地上攻撃機、爆撃機の5種類に分類され、それぞれ独自の役割を持っています。

 発表会には、『World of Warplanes』アジアパブリッシング・プロデューサーの藤田健さんに加えて、サードウェブの桑園勉さんが登壇し、それぞれ挨拶を述べました。

『World of Warplanes』
『World of Warplanes』

 続いて、パブリッシング・プロダクト・ディレクターのアンドリュー・ズガーさんより、作品の概要と歴史についての説明が行われました。

 本作は、2011年にファーストアナウンスメントがあり、2012年にクローズド・ベータ・テスト、2013年にオープン・ベータ・テストが行われ、同年に正式サービス(NA/EU/CIS)がスタートしました。

 その後、フィードバックなどを踏まえて、2017年に2.0アップデートを実施。多彩な機能が追加された他、より遊びやすいゲームになるよう調整が行われました。そして、2018年に日本版のテストがスタート。2019年に日本版の正式サービス開始となります。

『World of Warplanes』

 次に、グローバル・ブランド・ディレクターのアル・キングさんが登壇し、本作のブランドについて紹介しました。本作のスローガンは、NA・EU・CISでは“ゲットエアボーン”となっていますが、日本では言葉自体になじみがないため“スクランブル”に変更されたことが明かされました。

 また、本作とロックミュージックのコラボについて振り返りました。なお、今夏にはヘヴィメタル・バンド“アイアン・メイデン”との楽曲コラボが再び行われるとのことです。

『World of Warplanes』
『World of Warplanes』

 続いて登壇したのは、開発ディレクターのアレクサンダー・カシアネンコさん。2019年の予定開発ロードマップとして、日本版テストのフィードバックをもとにしたチュートリアル改善、テールガンナーキャンペーン、“アイアン・メイデン”との楽曲コラボ、ソ連爆撃機とアメリカ爆撃機の追加、United NationsとPilot Mercenariesのフューチャーについて語られました。

 さらに、開発チームに欠かせない黒猫のナディアについての紹介も行われました。なお、ナディアはメールアカウントを持っており、送られたメールに返事をしてくれるとのことなので、興味のある方は送ってみてください。

『World of Warplanes』

 その後、再び藤田さんが姿を見せ、日本サービスの詳細を解説。日本版テストの結果やアンケートの回答内容が明かされる中、サービス開始日が4月17日であることと“スクランブルキャンペーン”の開催が発表されました。詳細は公式サイトをご確認ください。

『World of Warplanes』
『World of Warplanes』
『World of Warplanes』
『World of Warplanes』

 ここで、TVアニメ『ガールズ&パンツァー』シリーズのプロデューサーなどを務める杉山潔さんが登壇。本籍地は航空機関系だと語る杉山さんから祝辞が贈られました。また、「私の友人で軍事評論家の岡部いさくさんはイギリスが大好きですので、ぜひイギリスの機体を充実させてほしいです」と本作への要望を口にしました。

『World of Warplanes』

 最後に、Wargaming.net Singaporeのゼネラルマネージャーのジュンウォン・ハンさんが登壇し、乾杯ならぬ“スクランブル”の音頭で日本でのサービス開始決定を祝いました。

『World of Warplanes』

データ

▼『World of Warplanes』
■メーカー:Wargaming.net
■対応端末:PC
■ジャンル:アクション
■配信日:2019年4月17日
■価格:未定

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