2019年4月1日(月)
iOS/Android用アプリ『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火(以下、とじとも)』のリアルイベント“1周年記念 イベントもなせばなるっ!”が3月30日に、東京・恵比寿で開催されました。
『とじとも』一色の会場で、来場者がまず目にするのがこちらの特大パネル。全景を撮影したり、パネルの前に立って記念撮影したりと、多くの方がここで足を止めていました。
さらにフロアを上がると、物販や展示コーナーが。中でもひときわ目を引いたのがメッセージボードで、キャスト陣のものに加えて、来場者が好きなように書き込むことができ、会場直後は白かったボードも、最終的にはとても華やかなものになっていました。
他にも貴重な展示品が至近距離にずらり。イベントや生放送でよく見ていた安桜美炎の御刀・加州清光の、切っ先が欠けた様子などもよく分かります。
さらに伍箇伝の制服も展示されており、イラストなどでは気づきにくいものの、よく見るとうっすら見える柄や生地など、随所に和服のテイストが散りばめられた制服であることが見て取れました。
この日のイベントは2部構成で、第1部はキャストらによるトークショーのコーナーとなります。
このパートは生放送としても配信されていたので、今ならアーカイブ動画として視聴できます。
イベントは、キャスト5人による朗読劇からスタート。イベントに参加する刀使たちが影ナレを考えて披露するという内容で、劇を通して改めて注意事項を伝えたあとは、流れるようにイベント本番へ!
登壇した茜屋日海夏さん(安桜美炎役)、石原夏織さん(瀬戸内智恵役)、五十嵐裕美さん(七之里呼吹役)、本渡楓さん(衛藤可奈美役)、大西沙織さん(十条姫和役)が自己紹介を終え、“『みにとじ』の振り返りもなせばなるっ!”のコーナーが始まります。
このコーナーは、各自の『みにとじ』お気に入りシーンを一文字で表現するもので、まずは文字を発表し、そのあとで誰のものなのか、なぜその文字なのかを本人から発表してもらいました。
五十嵐さんは、劇中で立場の弱かった呼吹として“弱”を、本渡さんは“#3 よざくら”や“#6 おむすび”で、親衛隊の関係が良い意味で緩まったことなどを挙げて“緩”を選びました。
▲五十嵐裕美さん(七之里呼吹役) |
▲本渡楓さん(衛藤可奈美役) |
そんな中、次の一文字が表示されるはずなのに、スクリーンには“驚!!!♡”と大量の文字が表示される事態に。茜屋さんと石原さんのお気に入りシーンが“#2 ぷれぜんと”と被ったようで、こちらのような表示になったとのことでした。
▲茜屋日海夏さん(安桜美炎役) |
▲石原夏織さん(瀬戸内智恵役) |
最後に大西さんが選んだ文字は“尊”。ほらいずんどうめいが結成され、小さいことの尊さなどを熱く語りますが、体に巻いたタオルの胸元に、姫和以外はわずかに影があることに気づいてしまい、裏切りを糾弾する声が会場に響きます。
▲大西沙織さん(十条姫和役) |
▲左下の3人が手を繋いだカット、よ~く見ると右の姫和だけ影がなく……。 |
続いては、“『とじとも』1周年記念ファンアートコンテスト結果発表!”のコーナーです。ここで、『とじとも』プロデューサーの椎名崇徳さんもステージに登場します。
▲椎名崇徳プロデューサー(写真右) |
1周年を迎えた瞬間について質問された椎名さんが、その瞬間の感動などを語ったあとは、いよいよ受賞作品の発表へ。まず、ファンアート特別賞の3作品を選んだ五十嵐さん、石原さん、大西さんがそれぞれの選考理由を語りました。
“ファンアートこれはえーで賞”の選考担当である本渡さんは、悩み抜いた末、フリードマンからのメッセージにインスパイアされたインパクト大の作品を選択。
茜屋さんは“ファンアートなせばなるで賞”として、ゲームのタイトル画面を彷彿とさせる、カッコイイ調査隊の面々が描かれた作品を選びました。
そして、『とじとも』運営チーム選考による大賞には、主題歌“二重のキズナ”の歌詞を想起させる「もう迷わない キミとなら」をキャッチコピーとした、さわやなかな作品に決定! 全会一致で選ばれたとの本作には、細かい作品のネタも散りばめられています。
▲とじともファンアート大賞を受賞した狛、木さんの作品。 |
ファンアートで盛り上がったあとは、“5人のキズナでなせばなるっ!”のコーナーへ。ゲーム内アイテムである各種アイスの配布を賭けて、出演者が様々なクイズに挑戦しました。
ここでは、出演者の回答が正解なのかを会場の反応で決めるランキング企画、5人で正解ワードを完成させる5文字クイズ、『とじとも』ジェスチャークイズが実施されました。
珍回答が続々と飛び出し、あの手この手(?)でなんとかポイントを獲得するもなかなかポイント獲得には至らずでしたが、交渉で獲得ポイントをブーストしたことに加えて、ジェスチャークイズで大量に正解した結果、なんと大逆転で3種類のアイス(各1ダース)がすべて配布されることになりました。
会場のファンと一緒に盛り上がったあとは、ファン待望の“『とじとも』最新情報コーナー”へと移ります。数々の新情報が発表され、会場では歓喜の雄叫びがあがったり、感動の涙がきらめいていました。
以下に、イベントで発表された最新情報をまとめて掲載します。
ジェムズカンパニー(略称ジェムカン)は、2018年8月に結成が発表されたスクウェア・エニックスプロデュースによるアイドルグループです。
本コラボでは、精力的に動画配信などを行う彼女たちによる実況生配信が行われる他、動画投稿も複数回予定されていることが明らかになりました。
さらに『とじとも』側では、ジェムカンメンバーとお揃いの衣装を着た刀使がメインメンバーとして登場したり、ジェムカンメンバーがサポートメンバーとして登場します。
▲星4メイン 益子薫【ジェムカン】 |
▲星4メイン 古波蔵エレン【ジェムカン】 |
▲星3メイン 衛藤可奈美【ジェムカン】、星3メイン 柳瀬舞衣【ジェムカン】(※ボックスガチャ報酬) |
▲星4サポート うた&日向夏、星3サポート ユキノ&マヤ&撫子、星3サポート 雫&柚希&みこと(※ポイント達成報酬) |
▲4月1日(月)4:00から実施されている毎日1回無料の“とじとも大抽選会”では、コラボ限定アクセサリー“水科葵風カチューシャ”も手に入ります。 |
この日、一番ともいえる歓声があがったのが、『とじとも』あるあるとしてこの瞬間に解禁されたPVで発表された、十条姫和の母・柊篝(声優:種田梨沙)のプレイアブル参戦決定の情報です!
▲アニメ本編では既に亡くなっていたお母さんの参戦に、娘を演じる大西さんの目にも涙が。 |
発表された瞬間、天を仰いだり頭を抱える人がいたりと、会場のファンも心を打たれている様子でした。中には目頭を抑えている人の姿も……。
さらに学生時代の折神紫と、折神朱音の登場も発表。可奈美の母・藤原美奈都も登場する新イベント“刀使ノ手記 -二十年前の英雄たち-”が、4月1日(月)12:00より始まっています。
▲星4メイン 折神 紫【鎌府高】 |
▲星4サポート 折神 朱音 |
他にも柊篝と戦えて、勝利すると専用称号がもらえる特別なバトルクエストに加えて、新イベント“協力討伐イベント”などを含む今後のアップデート計画も発表されました。
さらに、以前より話題に挙がっていた、アニメに登場した御刀が順次実装予定であることも明らかに。今回開発中の画像がお披露目されたのは、薫が使っていた祢々切丸です。
▲星4御刀 祢々切丸 |
これらのゲーム上関連情報に加え、各種関連商品やWebラジオ“とじらじ”の告知とともに、AnimeJapan2019販売商品の事後通販、燕結芽のお気に入り“イチゴ大福ネコ”のクッション化企画、しずまよしのりさん描き下ろしの抱き枕カバー、ほぼ等身大の“ねね”ぬいぐるみが制作中であるとの情報も。
また、アニメの一年前を描く新作ノベル企画(ストーリー原案:髙橋龍也、著作:朱白あおい、イラスト:しずまよしのり)が進行中であることも発表されました。
そして忘れてはならないのが、5月25日(土)に開催される“『刀使ノ巫女』&『みにとじ』放送終了記念ファンミーティング”の情報。
出演者は柿本広大さん、髙橋龍也さん、しずまよしのりさん、信田ユウさん、神谷智大さん、朱白あおいさん、司会が椎名崇徳さんということで、かなり濃いイベントになることは間違いなさそうです。
トークショーパートが終わったあとは、柳川和樹さんによるゲームBGMのライブアレンジ楽曲を中心としたライブが行われる第2部が実施。昨年10月、徳島で開催された“マチ☆アソビ vol.21”でのBGMライブが、さらにパワーアップして東京で披露されました。
染み入るように『燈火結いて』が流れ出し、会場にペンライトの赤い光が一斉に灯ると、ボーカル・Ryu MihoさんとUyuさんのメロウな歌声と、生バンドによる演奏に包まれて、会場に集まったファンもゆっくりとリズムに乗り始めます。
しっとりした余韻を残しつつも、本渡さんと大西さんが登場し、主題歌『二重のキズナ』を披露。会場のビートが一瞬で加速します。ここだけで披露されるライブバージョンに、ステージと会場が一体になって盛り上がりをみせます。
その後、MCをはさみ『とじともメドレーPart1』へ。普段、ゲーム内で聞き慣れた思い入れのあるBGMが次々と会場を満たし、バンドによって生み出される生音の迫力で、より一層の輝きを放ちます。
『希望灯る刻』は、『燈火結いて』とは打って変わったハードなナンバー。力強いボーカルが加わりさらなる立体感を与えると、続くバトル曲『一閃』で会場は最高速度へ! すでに温まっていた会場の温度が、さらに高まっていきます。
そしてここで、ブレイクタイムとしてプレゼント抽選を実施。幸運な来場者たちがサイン入りTシャツやまとめ本、荒魂パーカー、缶バッジなどのお宝グッズをもらえる権利を獲得しました。
ブレイクが開けるとライブも後半戦へ。『とじともメドレーPart2』は招集時に流れる『新たな出会い』などを含む、軽やか&コミカルな構成で会場を再び『とじとも』の世界に誘います。
一転、会場が涼やかな光に包まれると、『もし、髪が魂に濡れたら』が優しい音色で会場に安らぎを与え、さらに『帰燕』ではスクリーンに、第2部終盤、隠世での感動のシーンが映し出される心憎い演出も。エモさ極まる内容に、涙をこらえるファンの姿もちらほら見受けられました。
終盤に差しかかると作曲者の柳川さん、編曲・バンマスの阿部隆大さんを呼び込んで、素敵なライブを作り上げてきたメンバーの紹介へ。
完全燃焼へ向けて『鏗錚』、続けて『神薙』が始まると、会場もいよいよ最終決戦モードでさらに盛り上がります。
これで終わりかと思ったところで、ステージに本渡さんと茜屋さんが登場! 『みにとじ』の主題歌『この番組はうら若き公務員たちの提供でお送りいたします』を、宇宙初のフルコーラスバージョンで披露し、会場に集まったファンのテンションを限界突破させました。
ライブを終えたあとは、全出演者が再び壇上に集まり感想と謝辞を述べ、椎名Pによる「『刀使ノ巫女』は?」の号令を受け、会場が「最高だー!!!!」の雄叫びをあげてイベントを締めくくり、ステージからの記念撮影も行って、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。
▲『とじとも』ということで、全員が手でTの文字を作って記念の1枚! |
【出演者(敬称略)】
茜屋日海夏(安桜美炎役)
石原夏織(瀬戸内智恵役)
五十嵐裕美(七之里呼吹役)
本渡楓(衛藤可奈美役)
大西沙織(十条姫和役)
椎名崇徳(『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』プロデューサー)
【『とじとも』LIVEメンバー(敬称略)】
Arrange, Bandmaster, MP:阿部隆大
Vocal:Uyu, Ryu Miho
Guitar:野崎心平
Bass:山田潤一
Drums:樋口幸佑
Keys:大迫杏子
【会場名】
EBiS303 イベントホール
【『とじとも』BGM LIVE セットリスト】
M01『燈火結いて』(Vo:Ryu Miho、Uyu)
M02『 二重のキズナ』(Vo:本渡楓、大西沙織)
M03『とじともメドレーPart1』
M04『希望灯る刻』(Vo:Ryu Miho、Uyu)
M05『一閃』(Vo:Ryu Miho、Uyu)
M06『とじともメドレーPart2』
M07『もし、髪が魂に濡れたら』(Vo:Ryu Miho、Uyu)
M08『帰燕』(Vo:Ryu Miho、Uyu)
M8.5『鏗錚(Inst)』
M09『神薙』(Vo:Ryu Miho、Uyu)
M10『この番組はうら若き公務員たちの提供でお送りいたします』(Vo:茜屋日海夏、本渡楓)
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