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2019年4月4日(木)

『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』リュカ役は佐藤健さん、パパス役は山田孝之さんが担当

文:電撃オンライン

 8月2日よりロードショーとなる3DCGアニメーション映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のボイスキャストが解禁されました。

『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』

 本作は、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のストーリーを原案とした、山崎貴さんが総監督・脚本を手がける『ドラゴンクエスト』シリーズ初のフル3DCGによるアニメ映画です。

 監督は八木竜一さん・花房真さん、原作・監修は“ドラゴンクエストの生みの親”堀井雄二さん、音楽はゲームの人気を支えてきたすぎやまこういちさんが担当します。

 リュカは佐藤健さん、ビアンカは有村架純さん、フローラは波瑠さん、ヘンリーは坂口健太郎さん、パパスは山田孝之さんが演じます。

 その他、ケンドーコバヤシさん、安田顕さん、古田新太さん、松尾スズキさん、山寺宏一さん、井浦新さん、賀来千香子さん、吉田鋼太郎さんなど、豪華俳優陣の出演が決定しています。

『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』

キャラクタープロフィール

リュカ(佐藤健)

 行方不明の母を探すため、父・パパスとともに冒険へ出る。そこで出会った王子・ヘンリーとともに魔物たちに捕まり、奴隷として連れ攫われてしまう。

 10年後、再び母を探す冒険へと出発する。冒険先のサラボナで、幼きころにともに冒険をしたビアンカ、同じく幼なじみで大富豪の娘であるフローラと出会う。

佐藤健さんからのコメント

 調べたところ、『天空の花嫁』は僕が3歳の時に発売されたようです。ゲームっ子だったぼくは多分小学生の時だったかな? 夢中になって遊んでいました。

 今回の脚本は映画としての最後の終わり方以外は基本的にゲームにそって進んでいきます。しかしこの普遍的なストーリーは、今読んでも決して古く感じることなく、当時と同じように僕の心を震わせました。

 まず当時、ここまで物語がしっかりとしているゲームなんてないわけで、その時点で『ドラゴンクエスト』凄いなと改めて思ったわけですが、この時代に映画の脚本として生まれ変わってもなお色褪せぬこの魅力。あっぱれ『ドラゴンクエスト』です。

 そんな『ドラゴンクエスト』の主人公の声を務めさせていただくということで責任重大なわけですが、どうなのでしょう、不安です。しかし佐藤なんかに任せてらんねえよという方にもぜひこの映画を観に来ていただきたいのです。

 何故ならこの物語の主人公は僕が演じた“リュカ”ではなく、紛れもなく今の時代を生きる“あなた”なのですから。

ビアンカ(有村架純)

 幼きころにリュカとともに幽霊城での冒険を体験。その後も冒険を続けている快活な女性。成長し再びリュカと出会い、サラボナの平和を脅かす魔物を倒すためとも闘することに。

有村架純さんからのコメント

 長年愛されて続けている作品ですし、ファンの方々がたくさんいる中、自分が参加してよいものか不安もありましたが、ドラマチックなストーリー、プレイヤーにも寄り添った構成に惹かれ挑戦させていただきました。

 山崎総監督のもと、佐藤健さんと掛け合いをしながら収録できたので、現場で生まれた空気感や、リュカとビアンカの距離が少しずつ縮まっていく様子が、声を通して少しでも伝わってくれるとうれしいな、と思います。

 ビアンカは、気が強くはすっぱな部分もあるけれど、心の隅でリュカを想う乙女な心も持った魅力的な女性です。寛容で肝っ玉だからこそどんなことも受け止め、立ち向かう芯の強さを大切に、ブレることのないよう演じました。

フローラ(波瑠)

 サラボナの大富豪の娘で町中の男性の憧れである美しく聡明な女性。サラボナを脅かしている魔物を倒した男との結婚を父親であるルドマンに勝手に決められてしまう。

波瑠さんからのコメント

 私はそこまでいろいろなゲームソフトで遊んでこなかったので、プレイしたことはないのですが、やっぱりゲームをやってる友だちのほとんどが『ドラゴンクエスト』が好きなので、それが印象的です。たくさんの人に愛されてきた作品だなと思います。

 とても豪華なキャストの皆さんの中に入るのはとても恐縮しました。たくさんの人の心の中に、それぞれの『ドラゴンクエスト』があると思うので、丁寧に取り組みたいと思いました。

 今回演じるのが、すべての男性が憧れるお嬢様の役なんて、と驚きましたが、ご一緒した佐藤さんをはじめとしたキャストの皆さんに引っ張ってもらいながらどうにか収録できました。あんなに可憐なお嬢様が私の声で喋っているのはすごく不思議な感覚です。

ヘンリー(坂口健太郎)

 ラインハットのいたずら好きな王子。リュカとともに魔物の奴隷として捕まってしまう。リュカの危機には必ず駆けつけると約束するなど絆が深い。

坂口健太郎さんからのコメント

 『ドラゴンクエスト』シリーズは大好きで、ほとんどの作品をやってきましたが、中でも『V』は、何度も繰り返し遊んだ思い出があります。『ドラゴンクエスト』というゲームの映画化、どんな世界になるのか、想像がつきません。

 だからこそとても楽しみです。『V』自体はとても好きな作品だったので、まさか自分がヘンリーの声をさせていただけるとは。と驚きました。わがままな王子だったヘンリーが、大人になって立派な姿になる。そこを声で表現するのが難しかったです。

パパス(山田孝之)

 行方不明となった妻・マーサを探すため、リュカとともに旅に出る。息子であるリュカへの愛情はとても深く、剣の腕も一流。ヘンリーを攫ったゲマの卑怯な策略によりリュカの目の前で魔物に囚われてしまう……。

山田孝之さんからのコメント

 以前『ドラゴンクエストヒーローズ II 双子の王と予言の終わり』にも声で参加させていただきましたが、今回の『ユア・ストーリー』でも同様、声だけでの表現は難しいなぁと思いました。

 大好きなパパスのプレッシャーは半端ではなかったです。しかし、もし私が主人公の声を演じるとなった場合、演技プランが1つしか思い浮かばないのでパパス役で助かりました。完成を非常に楽しみにしています。ヨシ、いや、山田孝之より。

山崎貴総監督からのコメント

 3DCGで映画を作るのは理想的な実写化のようなものだと思っています。ですから僕も実写化するならこのメンバーでというぐらいの気持ちを込めてキャスティングさせてもらっています。

 佐藤君はその凜とした声が主人公リュカがつねに前向きに運命を切り開いていく姿を感じさせてくれました。有村さんはどこか包容力を感じさせる声がビアンカにピッタリだと思いましたし、波瑠さんは声の澄んだトーンに秘められた強さがフローラの純粋さをうまく表してくれていました。

 さらに、坂口君の持って生まれた王子感はヘンリーの気高さに似合っていましたし、そして何と言っても山田君は『ドラゴンクエスト』とは切っても切れない関係なので、ぜひどこかに入って欲しいと思っていましたが、ここは意外な線を狙ってパパスをお願いしました。最強の戦士感のある、堂々とした声でパパスに存在感を与えてくれました。

 他のキャストの皆さんも、皆実写化するならこの人という気持ちで選ばせてもらっているので、それぞれのキャラクターにダブらせて楽しんでみて下さい。

■『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』作品概要
【スタッフ(敬称略)】
原作・監修:堀井雄二
音楽:すぎやまこういち
総監督・脚本:山崎貴
監督:八木竜一花房真
【キャスト(敬称略)】
佐藤健
有村架純
波瑠
坂口健太郎
山田孝之
ケンドーコバヤシ
安田顕
古田新太
松尾スズキ
山寺宏一
井浦新
賀来千香子
吉田鋼太郎
【製作】2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会
【配給】東宝

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