2019年4月4日(木)
4月3日に開催された“Fate/Grand Order Orchestra Concert performed by 東京都交響楽団”のレポートが公開されました。
本公演の模様は、7月31日発売の『Fate/Grand Order Orchestra Concert -Live Album- perfomed by 東京都交響楽団』に収録予定です。
4月3日、東京芸術劇場コンサートホールで“Fate/Grand Order Orchestra Concert performed by 東京都交響楽団”が開催されました。
同公演は、スマートフォン向け『Fate』RPG『Fate/Grand Order(フェイト/グランドオーダー)』の楽曲を、同ゲームメインコンポーザーである芳賀敬太さんと『魔法使いの夜』でもおなじみの深澤秀行さんがリアレンジ、ドラマ『Woman』、『anone』などを手掛けて来きた音楽家の三宅一徳さんと、篠田大介さん、萩森英明さんの3人がオーケストラアレンジ。
日本を代表する楽団である東京都交響楽団が演奏を、第一線の指揮者・竹本泰蔵がタクトを振るう盤石の布陣で行われました。
コンサートは美しいハープの音色から荘厳なサウンドへとつながっていく『Grand Order/カルデア(orchestra ver.)』のメドレー、『炎上汚染都市:冬木(orchestra ver.)』と、先日発売されたCDアルバム『Fate/Grand Order Orchestra Performed by 東京都交響楽団』に収録された楽曲で幕を開けます。
今回は演出にプロジェクションマッピングが導入され、東京芸術劇場コンサートホールがカルデアになったかのような近未来感を味わうことができました。そこからオルガンとソプラノボイスの存在感が際立つ『人理の光(orchestra ver.)』、『邪竜百年戦争:オルレアン(orchestra ver.)』と物語序盤の流れを汲んだプログラムが展開されていきます。
これらの楽曲に加え、おなじみのバトル曲『集いし英雄/鋼の矜持/勝利(orchestra ver.)』では“BATTLE FINISH”時の効果音が打楽器の迫力ある演奏で再現され、さらに『運命~GRAND BATTLE~(orchestra ver.)』が披露されたところで、前半が終了しました。
後半は『最果ての死闘~女神ロンゴミニアド戦~(orchestra ver.)』や『BEAST II ~ティアマト戦~(orchestra ver.)』など、1部第5章以降の楽曲が演奏されていきます。
終局特異点の思い出が蘇る『Fate/Grand Order(orchestra ver.)』、『絆/蒼穹の未来(orchestra ver.)』のメドレーののち、ラストの『outbreak~FGO~(orchestra ver.)』では、壮大なスケールの楽曲と、立体的なオーケストラサウンド、クワイアとボーカルの声に合わせ、プロジェクションマッピングで次々にサーヴァントが登場するという、ファン感涙の演出も繰り広げられました。
さらに、アンコールではプロジェクションマッピングの演出付きで、大胆にアレンジされた『色彩 ~訣別の時来たれり~(orchestra ver.)』が披露され大きな歓声が会場を包み込みました。
終演後には関智一さん演じるヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトによる会場アナウンスで、当日の演奏を収録したライブアルバム『Fate/Grand Order Orchestra Concert -Live Album- performed by 東京都交響楽団』が7月31日に発売されることがアナウンスされました。
なお、5月4日には追加公演も実施予定の同コンサート。この日の熱狂と壮大なサウンドが収録されたアルバムを含め、『Fate/Grand Order』にまつわる展開からは、今後も目が離せません。
■『Fate/Grand Order Orchestra Concert -Live Album- perfomed by 東京都交響楽団』商品情報
【発売日】7月31日
【価格】
通常盤(2CD):3,500円+税
完全生産限定盤(2CD+BD):7,000円+税
【収録内容】全19曲収録
完全生産限定盤特典:Live映像収録Blu-ray/デジパック/三方背ボックス
共通特典:ブックレット/描き下ろしジャケット
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