2019年4月4日(木)
コーラス・ワールドワイドは、QUByte Interactive開発のPS4/Nintendo Switch/Xbox One用シューティングゲーム『婆裟羅コレクション』を今夏国内で発売します。価格は未定です。
『婆裟羅』(2000年)と『婆裟羅2』(2001年)は、ビスコより発売されたアーケード用縦スクロールシューティングゲームです。声優を起用した豪華な演出と奇抜な武将たちが登場する戦国時代とロボットアニメを合体させたような独特の世界観は、架空の戦国時代を舞台にしたゲームの先駆けとなりました。
操作こそショット&ボムの2ボタンを使用した伝統的な仕様のシューティングですが、敵との当たり判定がなく、つばぜり合いを意識した戦闘を楽しめる他、溜め斬りを用いることで敵の弾を打ち消し、さらにダメージを与えることができるといった本作ならではの要素を楽しめます。
また、“婆裟羅ゲージ”がフルになることで強力な溜め斬りを発動できる“婆裟羅モード”が用意されています。
『婆裟羅コレクション』は、ブラジルのゲームスタジオQUByte Interactiveが、オリジナル『婆裟羅』と『婆裟羅2』を開発・発売したビスコよりフランチャイズのコンソールおよびPC用発売権利を取得。オリジナル版発売から約19年を経て、はじめて家庭用ゲーム機で遊べるようになりました。
本作は原作を忠実に移植。アーケードの雰囲気を楽しめる縦置きモード(要:縦画面対応モニター)が実装されており、自宅で当時のゲームセンターに近い感覚でゲームを楽しめます。また、ゲーム中に登場するキャラクターの台詞も英語字幕のON/OFFが可能です。
さらに新ゲームモードとして、HD画面対応、マップやキャラクターが3D化されたオリジナルゲームモード『婆裟羅タイムレス』が収録されています。最大4人まで同時にプレイできる、まったく新しい『婆裟羅』となっています。
本作は、4月6日・7日両日にベルサール秋葉原で開催されるインディゲームイベント、Tokyo Sandboxでプレイアブル出展されます。会場ではNintendo Switch/Xbox Oneの最新開発版が展示され、“オリジナル”と“婆裟羅タイムレス”の両方を体験できます。
ゲームを試遊した人には『婆裟羅』と『婆裟羅2』の主人公がデザインされたステッカー(2種類のうち、どちらか1種類)が贈られます。
※ステッカーは数に限りがあり、なくなり次第配布終了となります。
『婆裟羅』および『婆裟羅2』は、日本の戦国時代をベースにした架空の時代“慶兆”と“天翔”年間を舞台にした縦スクロールシューティングゲームです。時の権力者(1作目は徳川家康/大阪の陣が舞台、2作目は織田信長/本能寺の変が舞台)に反逆の戦いを挑む武将たちの戦いを描きます。
本作最大の特徴は戦国時代然とした世界でプレイヤーは騎馬のようなデザインのエアバイクにまたがり、敵の戦闘機や巨大要塞と戦う、SFメカと安土桃山時代の日本が融合した独特の世界観が挙げられます。また、制作サイド自らが過去にアーケードゲーム誌上で“婆裟羅アレンジ”と言い切った、個性的な戦国武将たちも本作の魅力の1つです。
プレイヤーが操作できるキャラクターは『婆裟羅』が真田幸村、雑賀孫市、島左近の3人から。『婆裟羅2』ではよりパワーアップして武田信勝、百地三太夫、清龍坊、明智光秀、雑賀孫市(隠しキャラクター)の5人から選んで戦いに挑みます。
ストーリー
慶兆五年、内大臣徳川家康の手によって大坂城は落城する。家康は豊臣の象徴とも言える城に火を放ち、秀吉の遺児である秀頼を害することによって、自らの強大な力と豊臣の時代の終わりを天下に知らしめたのである。
しかし時を同じくして、この家康の横暴を見過ごせない者たちが、一人また一人と立ち上がったのである。ある者は己が信念のために、またある者は愛する者のために、そしてある者は忠義のために……。
徳川家康という巨大な敵と、彼らの戦(いくさ)が今まさに始まろうとしていた。
※仕様およびデザインは予告なしに変更される場合があります。
(C) 2019 QUByte Interactive ltda.
(C) 2019 Chorus Worldwide Game
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