2019年4月6日(土)
本日4月6日に、都内・恵比寿ガーデンプレイス内にあるザ・ガーデンルームにて、iOS/Android用アプリ『アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実』の制作発表会が開催された。
発表会は、フジテレビゲーム情報バラエティ『エイコーさん』公開番組収録とあわせて行われた。
イベントが始まると、壇上に番組MCの狩野英孝さんと富田美憂さん、山田麻莉奈さんが姿を見せる。続いて、『アルカ・ラスト』をてがける開発スタッフとして、河野純子さん、小牟田修さん、山根ミチルさん、古代祐三さん、赤井誠一さん、声優の赤羽根健治さん、大空直美さんが登壇した。
登壇者を見た狩野さんは、昔楽しんでいたゲームを作っていたメンバーに大興奮。赤羽根さんも「僕もたまりません!」と興奮気味であった。
総合プロデューサーの赤井さんは、本作のポイントは世界観、ゲームシステム、音楽という3つであることを説明した。
世界観について聞かれた、シナリオ原作・メインキャラクターデザインの河野さんは、問題を抱えている世界に招かれた主人公が、その世界を綺麗にして終わらせるという本作のテーマ“破壊と創造”を解説。同じキャラが、別の役割を持った状態で違う世界に存在しているという、群像劇になっているとのこと。
アプリの場合、物語に終わりがないタイトルもあるが、本作の物語は終わるようになっているという。
ゲーム原作を担当した小牟田さんは、どのようにして群像劇をスマホで表現するか、注力したとコメント。バトルで人間関係を表現するために、助けた時にセリフを言ったり、倒れたら怒ったりするという演出があるという。絆スキルは仲のいいメンバー同士だと発動するようだ。
“方舟”は拠点のような場所。仲間と会話をすることでそのキャラの魅力が判明していく。初期状態でメンバーは60人くらいいて、広い方舟に仲間が集うという。拠点を見た赤羽根さんは「なくてもいいけどあえてあるところが、このクリエイター陣を知っている身からするとうれしい!」と語っていた。
メインテーマを手掛けた山根さんは、ハープに似た竪琴の生歌を入れたことを説明。会場では、実際に楽器を演奏する場面が見られた。普段はヒーリング音楽の活動をしている山根さんのイベントに、河野さん、小牟田さんが来て気に入ったことが、今回参加することになったきっかけだという。
そろそろゲーム音楽を卒業しようと考えていた山根さんであったが、おいしい食べ物に誘われたこともキッカケとなり、曲を作ることになったと笑いながら当時を振り返った。
バトルBGMを作った古代さんが心掛けたことは、1番聞くことになるからこそ飽きないようにすることだという。また、曲を作る際には疾走感も意識したようだ。原形となる曲を10個ほど作り、選んでもらうことも考えたという古代さん。ただ、最終的に1番いいと思った曲を提出した結果、OKをもらえたとのこと。
赤羽根さんは主人公の1人・クロウを演じられた。クロウは最初に出会うややベーシックな主人公だったことから、とがりすぎず、引っ込みすぎずもせずというバランスを意識したそうだ。収録には設定を読みこんで挑もうとしたが、開発メンバーの名前を見て緊張。「地に足がついていない収録は初でした」と語った。
カラッとした楽天的な主人公シュカを演じたのは大空さん。シュカはポジティブで、食いしん坊という性格の持ち主。好きな食べ物は肉と書いてあったことを明かした。武器で斧を使うため、怪力を出すようなことを考えたそうだ。
続いてKleissis(クレイ・シス)から、田中有紀さん、髙橋麻里さん、山根綺さん、元吉有希子さん、金子有希さんが登場。クレイ・シスは富田さんと山田さんを加えた7名による声優ヴォーカルユニットだ。
そんなクレイシスから3つの重大発表が行われた。まずは『アルカ・ラスト』にクレイ・シスが登場するということ。主人公と一緒にいる女性キャラのボイスをメンバーが担当する。
また、ゲーム内にもクレイ・シスというユニットが登場。これまでクレイ・シスの設定についてあまり明かされてこなかったが、ゲームの世界にいるユニットが、リアルでも活動していたことが赤井さんの口から語られた。
さらに『アルカ・ラスト』のテーマ曲をクレイ・シスが担当。クレイ・シスには7曲の持ち曲があるが、そのすべてが『アルカ・ラスト』の世界観やストーリーを表現していたという。改めて聴くと本作の世界観を予想できるかもしれない。
3つめは『アルカ・ラスト』の事前登録がスタートするということ。Twitter、LINE、Facebookのいずれかで登録できる。
気になるリリースは2019年夏を予定。さらに、狩野さんが本作の宣伝大使に就任することも発表された。本日のイベントの模様は4月18、25日に放送される『エイコーさん』内で紹介される。
(C) Fuji Games, Inc.
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