2019年4月17日(水)
iOS/Android用アプリ『天華百剣 -斬-』のキャラクターソングアルバム『百華繚乱』が4月17日に発売されます。
『百華繚乱』には、御華見衆テーマソング第2弾『久遠に咲く華』に加えて、アルバムへの新録音源を含む全13曲を収録。初回特典として、楽曲解説付きのアナザージャケットセットを封入しています。
今回、収録されている楽曲を歌う大野柚布子さん(城和泉正宗役)と、白石晴香さん(七香/八宵役)へのインタビューを実施。楽曲を歌った際に意識したことやレコーディング時の様子をお聞きしました。
▲左から白石さん、大野さん。 |
電撃G’smagazine.comでは、大野さんと白石さんに別の質問をお聞きしているので、あわせてチェックしてください。
なお、インタビュー中は敬称略。
――大野さん、白石さんともに『闇を切り咲く華』、『久遠に咲く華』でアルバム『百華繚乱』に参加されています。それぞれの曲についてお聞かせいただけますか。
大野:『闇を切り咲く華』は主人公と巫剣ちゃんたちが一丸となって立ち向かう姿を描いていて、華のある曲です。私は“絆”を意識して、この曲を歌いました。
その1年後くらいに『久遠に咲く華』のレコーディングがありました。ゲームやキャラの魅力である、禍憑(まがつき)との戦いを通して成長していく、頑張る巫剣ちゃんたちの姿が、歌詞に表れていると感じたので、聞いてくれた人も「頑張ろう!」と思ってもらえるような曲にしたいという気持ちを込めて歌いました。
『闇を切り咲く華』、『久遠に咲く華』は別の曲ですが、根っこにある“絆”の部分は繋がっているのかもしれません。
白石:『闇を切り咲く華』は巫剣ちゃんたちが乗り越えていく壁を感じながらも強くあろうとする姿が歌詞に込められています。それを聞いた隊長さんを勇気づけられたらいいなと思いながら歌ったのが、この第1弾楽曲です。
第2弾『久遠に咲く華』の歌詞は、隊長さんに向けてこれからも一緒に乗り越えていこうという巫剣ちゃんたちからのメッセージ性が入っています。隊長さんと巫剣ちゃんたちの間で育まれた絆を感じながら歌わせていただきました。
――『闇を切り咲く華』、『久遠に咲く華』はどちらもロックな印象の楽曲ですが、それぞれの雰囲気から感じたことはありますか?
白石:『闇を切り咲く華』は“和ロック”でしたが、『久遠に咲く華』はガッツリとロックな感じ。私自身、女の子が歌うロックに魅力を感じています。巫剣ちゃんはカワイイだけでなく、強さもあるのが魅力の1つ。それがより強まった曲が『久遠に咲く華』だと思っています。
大野:はるにゃんの言う通り、『闇を切り咲く華』は和ロックで、“これぞテーマソング!”という、『天華百剣 -斬-』を表している曲です。
『久遠に咲く華』はギター、ドラム、ベースなどバックサウンドがすべて生音でとにかくカッコいい!勇ましく、戦いを想像する空気が出ています。
――この2曲の収録時のエピソードなどがあれば、教えていただけますか?
大野:城和泉さんの声は、自分の中では低めで演じています。『闇を切り咲く華』収録時は、自分の中で城和泉さんが歌ったらどうなるのか掴むのに苦労しましたが、歌詞はストーリーに沿った内容だったので、自分の中にある城和泉さんの雰囲気をありのままに出せました。「ハッ!」という掛け声の部分が楽しかったです。
『久遠に咲く華』はそれから1年後に収録した曲ということで、悩みはしなかったです。城和泉さんの成長した雰囲気を歌でも出したいと思ったので、意識して歌いました。2曲ともディレクションしてくださった方から「歌っている5人ともうまくなった! 1年を経て成長している!!」と言ってもらえたんです。それが素直にうれしかったです。
白石:『闇を切り咲く華』は巫剣ちゃんたちが、前に強く進んでいく勇ましい曲です。ただ、七香ちゃんは戦わないので、“強さ”にどういったニュアンスを込めたらいいのか、悩みました。ですが、最終的に七香ちゃんは戦場に行く他の巫剣ちゃんたちと気持ちは同じだと思ったので、応援している想いや、内にある強さを歌に込めるようにしました。
初めてのレコーディングはかなり緊張していて、サビに入ったあたりでようやく力が抜け体がノってきたのを覚えています。私の前に収録していた皆の声を聞きながらレコーディングをしたので、合わさった時を想像しつつ臨みました。
『久遠に咲く華』では、皆の声がどのように合わさるかイメージしやすかったので、自信や安心感を持って歌えました。ゆうぽん(大野さん)もさっき言っていたように、私もディレクターさんからお褒めの言葉をいただけて。七香ちゃんとともに歩いてきた一年間を、曲に込められたかなと思います。
――白石さんは『巫剣えれじぃ feat.八宵』にも参加されていますが、こちらの曲はいかがでしょうか。
白石:これまでに七香ちゃんとして2曲歌わせていただいていて、八宵ちゃんが参加するとどういう曲になるのか楽しみにしていましたが、曲をいただいた時にビックリしました! 八宵ちゃんが周りを巻き込んでいく部分が、いい意味で曲に反映されています。このような立ち回りで曲に参加することは初めてで、楽しかったです。
ただ、曲調がどんどん変化していくので、歌っている他の三振りは大変だろうなって。でも、その雰囲気が新しくて、いろいろな三振りの魅力を見られる曲なので、「八宵ちゃん、いい仕事をするな!」と思いましたね。
――七香と八宵の掛け合いのセリフが入るパートでは、どのように意識して演じ分けましたか?
白石:七香ちゃんは、八宵ちゃんに対して他の巫剣ちゃんに対する時とは異なる“お姉ちゃん感”があり、そこまで強くは出ないけど、でもお姉ちゃんとして叱る部分を意識しました。
あとヤンチャしていた八宵ちゃんに妹スイッチが入る瞬間も意識しましたね。
――ちなみに、お2人は歌うことはお好きですか?
大野:私は好きですね。1人でもカラオケに行くくらいに! 他の作品で歌わせていただいた曲はかわいらしい曲が多いんですが、『天華百剣 -斬-』の曲はカッコいい、勇ましい曲で、初めての経験でした。最初は難しかったんですが、歌っているとドンドン楽しくなるので、もっとカッコいい曲を歌っていきたいと思います。
白石:私も歌うことは大好きで、練習を兼ねて1人でカラオケにいきます。キャラクターソングは、キャラによっても曲によってもキャラの心情や魅力をどう込めるか、表現するか、考え、悩みながらレコーディングに臨んでいます。
でも、ライブで歌わせていただいて皆さんの反応を実際にみると、ちゃんとファンの皆さんに届いている!と自信を持てる瞬間を感じられうれしいです。キャラクターソングはキャラや作品の魅力を表現する歌でありながらも、作品のファンの方々との想いが一緒になることで、さらに輝くものだと思っています。
――4月20日に2周年記念イベント“祝賀会”が行われますが、こちらに向けて意気込みをお願いします。
大野:いままでに集まったことがないくらい、大人数でのイベント。絶対に盛り上がると思います。歌を何曲か披露できるようなので、どんな曲をお届けするのか、楽しみにしていてほしいです。
以前のイベントで『闇を切り咲く華』を披露した時に皆で「また歌いたいね」と話していたので、楽しみにしていてください。『久遠に咲く華』は複数名でのユニゾンパートが多い曲なので、隊長さんも一緒になって歌って、皆で盛り上がることができたらいいですね。
白石:2周年を皆さんとお祝いできるイベントがあることがうれしいです。たくさんの出演者が集まってイベントを行うので、2年間の感謝を込めて、隊長さんとお祝いしたいと思います。
――2年間一緒に歩んできて、演じているキャラはどのような存在でしょうか。
大野:城和泉さんは、私が初めてオーディションで受かったキャラで、当時はまだ養成所所属でした。そこから『天華百剣 -斬-』と城和泉さんを通して、いろいろなお仕事に挑戦させていただいたので、まさに一緒に歩んでいる感じです。「城和泉さんが成長したら、私も成長しないと」と思える、とても大切な存在です。
白石:七香ちゃんはしっかりしていて頼れる、皆さんのナビゲーションキャラ。隊長さんの一番近くにいるキャラなので、親しみやすさや心地よさを表現したいと思っていました。ただ、物語が進むにつれておっちょこちょいで、抜けている部分などを見られるようになり、ギャップがあってかわいいと感じるようになりました。そんな、より愛おしさを感じられる部分が大好きです。
八宵ちゃんについてはお茶目な部分があり、いい意味で場をかき回すような存在です。もちろんどちらも大好きなキャラで、2年間演じていく中でより愛が深まってきています。これからも役とともに成長していきたいですね。
――最後に、2周年を迎える『天華百剣 -斬-』を応援してくださっている隊長さんたちに向けて、ひと言お願いします。
大野:本日は歌わせていただいた2曲のことを中心にお話ししましたが、アルバムには他にもたくさん収録されていて、それぞれに魅力がある曲ばかり。かわいらしい曲もあり、お気に入りの曲がきっと見つかるアルバムになっているので、ぜひ聞いてほしいです。
2周年を迎えられて、隊長さんには感謝の気持ちでいっぱいです。『天華百剣』を盛り上げていけるように私たちも頑張るので、これからもついてきてください。
白石:いつも『天華百剣』を応援してくださっている隊長さん、ありがとうございます。2周年を迎えられることが、私自身うれしいです。キャラへの愛や、作品の盛り上がりをひしひしと感じているので、これからも盛り上げていけるように頑張ります。
アルバム『百華繚乱』には四季折々を感じられるようなキャラソンが詰まっています。盛り上がれる曲もたくさんあるので、覚えて、たくさん歌ってほしいです。これからも『天華百剣 -斬-』をよろしくお願いします!
■“『天華百剣 -斬-』2周年記念イベント~祝賀会~”概要
【開催日時】2019年4月20日 開場17:00、開演17:30
※13:00から無料展示を開催予定。
【場所】原宿クエストホール(東京都渋谷区神宮前1-13-14)
【出演者】
●大野柚布子 (城和泉正宗 役)
●大和田仁美 (小烏丸 役)
●古賀葵 (稲葉郷 役)
●佐藤亜美菜 (江雪左文字 役)
●篠田みなみ (義元左文字 役)
●白石晴香 (七香・八宵 役)
●高橋李依 (桑名江 役)
●千菅春香 (牛王吉光 役)
●秦佐和子 (小夜左文字 役)
※50音順、敬称略。
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